「日々のマーケティング活動を効果的に効率よく進めたい」というときに役立つのがマーケティングツールです。
IT技術が急速に進化している現代で、マーケティングツールはますます多機能・高性能化しています。ツールの選択肢が多く「どのツールを選ぶべきか」とお悩みの方も多くいらっしゃるでしょう。
本記事では、マーケティングツールの基本情報から、マーケティングツールの選び方のポイントや、おすすめツール20製品の特徴をわかりやすく解説します!
また、最新ツールやAI技術の動向についてもご紹介してますので、マーケティングツールの導入で成果を出したい方は、ぜひ参考にしてください!おすすめツールをすぐに確認したい方は、「おすすめマーケティングツール20選を種類別に紹介!」の見出しをご覧ください。
- マーケティングツールはマーケティング業務を効率化するツールであり、AI搭載などの高機能化も進んでいる
- 生産性・業務効率の向上、顧客体験の向上、データドリブンな意思決定の実現ができることがメリット
- マーケティングツールを導入する際、目的や操作性、機能性などに注目すること
- クラウドツールやAI機能を搭載するツールがトレンドになっている
- SEOツールやSNS、CRMなどが主要なツールである
- 失敗しないよう、事例などを参考にするのも手である
記事の監修者
藤井 慎二郎 / 株式会社オロパス 代表取締役
SEOコンサルタントとしてBtoB、BtoC問わず、1,000社以上のWebサイトをコンサルテイングを行ってきた実績を持つ。経営軸の高い視座で戦略的にSEOを進めることが得意。 2014年に現在の株式会社オロパスを設立。それまでのSEO知見を活かしてSEOツール「パスカル」を開発。
マーケティングツールの基本と必要性


まずは、マーケティングツールとは具体的にどのようなツールを指すのか、なぜ現代でマーケティングツールの重要性が高まっているのかをみていきましょう。
マーケティングツールとは何か
マーケティングツールとは、マーケティング業務を効率化・自動化するためのソフトウェアやサービスを意味します。
マーケティングの業務には、以下の内容が含まれています。
マーケティングのプロセス
・市場分析
・販売促進
・広告宣伝
・顧客管理
これらの業務を効率化・自動化し、かつ精度をあげ、少ない労力で大きな成果を獲得するために利用するのがマーケティングツールです。
代表的なツールとしては、検索エンジン最適化をサポートするSEOツール、コンテンツへのアクセス情報を把握するアクセス解析ツール、顧客情報を管理するCRMツールなどがあります。
各分野に適したマーケティングツールを活用することで、Webマーケテングやオフラインマーケティングの成果をよりあげやすくなるのです。
マーケティングツールの必要性
最近はIT技術の発達により、競合の増加や消費者の価値観の多様化が進み、マーケティングの市場競争がますます激しくなっています。
顧客接点となるチャネル(経路)も以前より増加しているため、管理の効率化を進めなければマーケターの業務負荷が増えてしまいます。
マーケターの業務負荷が増えた結果、新しいビジネスチャンス獲得にさけるリソースが減り、収益性が悪化するという悪循環に陥ります。
企業では多くのマーケティング担当者が、複数のプラットフォームに散らばったデータの手動集計や、繰り返し作業による時間の浪費に悩まされているのが現実です。


マーケティングツールを活用すれば、データの一元管理や作業の効率化・自動化が可能になり、マーケターの業務効率と正確性が向上します。
また、施策ごとの成果の可視化にもつながるため、データに基づくデータドリブンな戦略設計・見直しもスムーズに行えます。
これにより、本来注力すべき戦略立案やクリエイティブ開発により多くの時間を割けるようになり、マーケティング成果の最大化を実現できます。
企業の競争力を高めるうえで、マーケティングツールの導入はいまや不可欠といえるでしょう。
マーケティングツール導入のメリット


マーケティングツールの導入には多くのメリットがあります。マーケティングツールの導入によって得られる主なメリットは主に以下の3つです。
ツール導入で得られるメリット
- 生産性・業務効率の向上
- 顧客体験の向上
- データドリブンな意思決定の実現
それぞれのメリットについて、順番に詳しく解説していきます。
1.生産性・業務効率の向上
BtoB、BtoCのターゲティングを問わず、マーケティング業務は多忙な業務です。マーケティング業務には、日々のルーティン作業や膨大なデータ処理が含まれています。
ツールを導入することで、定型的な作業を自動化でき、人の手で行っていたレポート作成やデータ分析などの手間を大きく削減できます。つまり、日々の業務を時短できるという点が大きな魅力です。
また、人的ミスのリスクも減少するため、損失や手戻りが減り、業務を安定的に進めることにもつながるでしょう。
効率化によって空いた時間を、マーケティング施策の立案やアクセス分析を元にした改善業務といったコア業務に割り当てることで、業務の生産性や精度も向上し、より成果を拡大しやすい環境づくりができます。
2.顧客体験の向上
マーケティングツールを活用することで、ユーザーごとの行動履歴や属性情報に基づく個別対応が可能になります。個人にパーソナライズし、最適な顧客とのコミュニケーションができるようになります。
たとえば、閲覧履歴に応じたおすすめのコンテンツ紹介や、顧客の関心に合わせたメールでの資料配布などです。
従来の一斉配信メールでは開封率が低迷していた企業も、行動データに基づくセグメント配信により、エンゲージメント率(顧客が行動を起こす率)の大幅改善を実現するケースが増えています。
顧客の潜在的なニーズに働きかけるコミュニケーションは、顧客満足度を高め、継続的な関係構築やロイヤルティの向上につながります。
顧客体験の向上によって、口コミによる評価の拡散も期待できるため、社会からの信頼獲得や収益向上にもつながるでしょう。
結果として、単なるリード獲得を目的としたマーケティング戦略から顧客生涯価値(LTV)の最大化へとマーケティング戦略をシフトし、持続的な成長基盤を構築できるようになります。
3.データドリブンな意思決定の実現
変化の早い市場環境では、過去の経験や勘に頼るだけでなく、客観的なデータに基づく判断が求められます。
ツールを利用すれば、顧客行動や施策の成果、コンテンツ・チャネルごとの反応など、さまざまなデータをリアルタイムで可視化できます。それにより、データに基づいた施策の実行ができます。
また、ツールによっては、リアルタイムに収集したデータを集計・分析できるため、ツールを見れば現状をスムーズに把握できるようになります。
ツールのデータをもとに戦略を立てることで、施策の精度が高まり、経営やマーケティングにおける意思決定の質も向上するでしょう。
ここまで3つのメリットを説明してきましたが、このようにマーケティング活動で大きなメリットが得られるようになることが魅力といえるでしょう。
マーケティングツールの選定方法やポイント


マーケティングツールの導入は企業に多くのメリットをもたらします。しかし、ツールの選定を誤ると無駄なコストの発生や業務効率の低下につながりかねません。
無料で利用できるツールもありますが、有能なツールの多くは有料ツールであるというのも事実です。ここでは、各企業に適したツールを選定するための観点やポイントを解説します。
導入目的や課題を明確にする
まず、1番大事なことは、「なぜツールを導入するのか」という目的を明確にすることです。目的は以下のようなものです。
目的の例
・業務の自動化を図りたい
・ホームページの上位表示対策をしたい
・顧客管理を効率化したい
・広告効果を分析したい
企業が抱えている課題によって、適切なツールの種類や機能が異なります。そのために「導入目的・課題の整理」は非常に重要です。
自社が抱える課題や改善したい業務を整理することで、選定すべきツールの方向性が絞られ、スムーズに選定を進めることができます。
具体的には、たとえばSEO(検索上位表示)に課題がある場合、SEO対策ツールを検討すべきですが、その課題がどこにあるのかまで分析しましょう。
SEOの中でも記事作成のテーマに悩んでいるならキーワード選定の機能があるツールを比較すべきでしょうし、記事作成の量に問題があるならAIライティングや効率化できるツールを重視することになります。
前提として、「何を解決できたら売上につながるのか」を考えることも重要ですので、社内で話し合っておきましょう。
このように導入目的や課題の整理は、ツール導入後に効果を計測するうえでも必要なポイントです。ツール導入によって、本当に意図した成果が得られるよう、あらかじめ整理しておくと良いでしょう。
機能や操作性が十分か
ツールに備わった機能や実際の使いやすさも重要なポイントです。必要とする機能が網羅されているかだけでなく、現場の担当者がスムーズに使えるかどうかも確認する必要があります。
「実際に入れてみると多機能だけど、スタートすると知識の浅い現場では使いこなせなかった」というケースはしばしば見受けられるケースです。
多機能なツールは便利ではありますが、操作が煩雑で現場に浸透しないようでは、ツール導入の効果が少なくなってしまいます。
UI(ユーザーインターフェース)やUX(ユーザー体験)が直感的であるか、実際にデモやトライアルを通してチェックすることが大切です。
既存システムやツールと連携できるか
新たに導入を検討しているツールが、現在社内で利用している業務システムやツールと連携可能かを事前に確認しておきましょう。
連携ができない場合、既存システムと新しいツールとでデータが分断されてしまい、データの二重管理や手動での転記作業など業務効率が悪化する可能性があります。これでは本末転倒と言えるでしょう。
ツール提供元であるベンダーの情報を参照して、API連携やCSVデータのインポート・エクスポート機能など他システムとの連携性、連携しているクラウドサービスなどを事前に確認しておくと、失敗することを防げて良いでしょう。
コストパフォーマンスが見合っているか
ツールにかかるコストも大切な観点です。コストを考える際、導入コストだけでなくランニングコストも意識しましょう。
初期費用が安くても、展開規模を考慮すると月額のランニングコストが割高になったり、機能拡張によって標準外の費用がかかったりするケースもあります。
パフォーマンスに関しても、安さや機能の多さだけではなく実際にどれだけの効果を得られるかをふまえてツールを選定することが重要です。
費用は安いけど現場で必要な機能が揃っていない、機能は豊富だが現場で使いこなせておらず費用も高い、という状況にならないよう注意しましょう。
当初のツール導入目的と照らし合わせ、費用と得られる効果のバランスを考えることが大切です。
導入実績やサポートが豊富か
ツール選定時に、ツールの導入実績や運用サポートの体制をチェックしておきましょう。
導入実績が豊富な製品は、教育のノウハウやナレッジが豊富であることが多いため、従業員への教育時やトラブル対応時に問題を解決しやすいというメリットがあります。
問い合わせの方法(チャット、電話など)や窓口の受付時間などをあらかじめ確認しておき、FAQやマニュアル提供などサポートが充実しているツールを選ぶとよいでしょう。
マーケティングツールの市場動向やトレンド


株式会社矢野経済研究所が実施した「デジタルマーケティング市場に関する調査(2025年)」によると、デジタルマーケティング市場は拡大を続けており、2025年は前年比114.1%の4,190億2,000万円に成長する見込みであるとされていました。
ここでは、成長するデジタルマーケティング市場のなかで、どのようなツールのシェアが増えているのか、注目のトレンドを3つご紹介します。
クラウドツールの需要拡大
テレワークの普及や働き方改革を背景に、クラウド型のマーケティングツールが主流になりつつあります。
クラウド型のマーケティングツールは、場所や時間を問わずにアクセスでき、複数の担当者で同時に作業できる点が特徴です。
また、サーバーの管理やソフトウェアのアップデートなどが不要なため、IT部門の負担軽減にもつながります。
業務の効率化と柔軟な対応を実現する手段として、クラウドの活用はマーケティングツールを問わず多様なツールで今後も広がっていくと考えられます。
統合プラットフォームの構築
これまでは個別のシステムとして導入されていたCRMやSFA、MAなどのツールを、ひとつのプラットフォームに統合する動きが進んでいます。
これまでもシステム間での連携はされていましたが、一つのプラットフォームとして統合することで、よりシームレスに情報を一元管理できるようになります。
営業やマーケティングなどの部門間での連携が強化され、顧客情報や施策の状況をリアルタイムで共有できるという効果もあり、企業からのニーズが高まっています。
AIの活用
AI技術の進化により、マーケティング分野でも活用が進んでいます。例えば、AIによるコンテンツ構成の提案や分析などです。
従来のAIでも情報の集計や分析は可能でしたが、生成AIの技術が発展したことで、より高度な分析や具体的な構成案の出力、改善に向けたアドバイスなどが可能になっています。
従来では多く時間がかかっていた作業や個別の対応も、AIによって短時間でこなせるようになり、成果の最大化と業務負担の軽減を両立できるようになっています。
今後もAIの進化にあわせ、ツールの高度化はさらに進むでしょう。より詳細なAI技術活用については、「マーケティング業務を劇的に変えるAIの最新技術とは」の見出しでご紹介します。
マーケティングツールの種類と特徴


マーケティング施策を効果的に展開するためには、目的に応じたツールの選定と活用が重要になります。
ここでは、代表的なマーケティングツールの種類ととそれぞれの特徴について解説します。
| マーケティングツールの種類 | 目的 |
|---|---|
| SEO・コンテンツマーケティングツール | オウンドメディアの効果的なツール運用をサポートする |
| SNSマーケティングツール | X(旧Twitter)、Instagram、TikTokなど複数のSNS上のコンテンツを一元管理する |
| 広告運用ツール | Google広告やMeta広告など、広告配信の運用を効率化・最適化する |
| メールマーケティングツール | 顧客へのメール配信を配信リストやパーソナライズで自動化・効率化する |
| CRM・SFA・MAツール | ・顧客情報の管理を効率化する(CRM) ・営業活動を可視化しパフォーマンスを向上する(SFA) ・マーケティング全般におけるさまざまな行程を効率化・自動化する(MA) |
| CMSツール | Webサイトやコンテンツの管理を簡易化する |
| チャットボット・オンライン接客ツール | Webサイト訪問ユーザーへ、自動応答によりリアルタイムな接客対応を提供する |
ツールの種類ごとの特徴について、以下の各項目で詳しく解説します。
SEO・コンテンツマーケティングツール
SEO・コンテンツマーケティングツールは、検索の上位表示や効果的なコンテンツの作成をサポートするツールです。
SEO機能では、Googleなどの検索エンジンで検索上位表示を狙うためのキーワード調査、検索順位のモニタリング、アクセス数の分析や競合の分析などを行えます。
また、コンテンツ構成やリライト内容の提案など、コンテンツ作成やページ最適化を効率化する機能がある点も特徴です。
SEO・コンテンツマーケティングツールをうまく活用することで、コンテンツマーケティングの成果向上に大きく近づくでしょう。


SNSマーケティングツール
X(旧Twitter)、Instagram、Facebook、TikTokなど複数のSNS上のコンテンツを一元管理できるツールです。
各SNSのユーザー層は特徴が異なり、同じコンテンツを投稿してもユーザーに与える影響に差がでます。
投稿スケジュールの自動化、エンゲージメントの分析、フォロワー動向の把握などの機能をとおして、画一的なコンテンツ管理だけでなく、各SNSの特徴をおさえたコンテンツ管理を効率化できるのもSNSマーケティングツールの特徴です。
広告運用ツール
Google広告やMeta広告など、広告配信を最適化するのが広告運用ツールの役割です。広告のABテスト、自動入札戦略、費用対効果の追跡などが可能で、無駄なコストを抑えながら成果を高められます。
手動での入札調整や予算配分に追われていた広告運用担当者も、AIによる自動最適化機能を活用することで、戦略的な施策立案により多くの時間を割けるようになっています。
広告媒体ごとのデータをまとめて可視化するダッシュボード機能を活用すれば、分析と改善をスピーディーに実施できます。
複数の媒体にまたがる広告パフォーマンスを統合管理することで、アトリビューション分析の精度向上やクロスメディア最適化が実現し、広告投資収益率(ROAS)の大幅な改善を図れるようになります。
メールマーケティングツール
顧客へのメール配信を自動化・効率化するためのツールです。配信リストの管理、配信タイミングの設定、パーソナライズされた内容の自動生成、開封率やクリック率の測定などができます。
従来の一斉送信メールでは顧客の反応が薄く、配信停止率の高さに悩んでいた企業も、行動トリガーに基づく自動配信やセグメント別のコンテンツ最適化により、エンゲージメント(顧客行動)の質的向上を実現しています。
ターゲットごとに最適化したメールコンテンツを配信できるため、見込み客の育成やロイヤルティの向上などを効果的に行えます。
特にBtoBマーケティングにおいては、リードスコアリングと連動したナーチャリングシーケンスの自動化により、営業チームへの質の高いリード(ホットリード)の創出と、セールスサイクルの短縮化を同時に実現できるようになります。


CRM・SFA・MAツール
顧客管理において活躍するのが、CRM・SFA・MAツールです。顧客管理やマーケティングなど、それぞれの特徴は以下になります。
| ツール正式名称 | 主な目的 | できること |
|---|---|---|
| CRM (Customer Relationship Management/顧客関係管理) | 顧客情報の一元管理・顧客の属性情報の整理 | ・購買履歴の管理 ・案件・商談履歴の記録 ・顧客状況に応じた施策展開 |
| SFA (Sales Force Automation/営業支援システム) | 営業活動の可視化・効率化 | ・営業活動の進捗管理 ・成果の見える化 ・営業プロセスの標準化 ・営業マネジメントの高度化 |
| MA (Marketing Automation/マーケティングオートメーション) | マーケティングプロセスの自動化 | ・見込み顧客の獲得 ・リードナーチャリング(育成) ・確度の高い顧客の営業への引き渡し ・マーケティングと営業の連携強化 |
これらのツールは単独で使用するよりも、連携させて利用することでより大きな効果を発揮します。
MAで獲得・育成した見込み顧客をSFAで営業管理し、最終的にCRMで長期的な顧客関係を構築する、という一連の流れを作ることが理想的です。
特にBtoB領域においては、導入することでマーケティングを効率的にしていくことができるでしょう。


CMSツール
CMS(コンテンツ管理システム)は、Webサイトやコンテンツの管理を簡易化するツールです。
CMSツールによって多様なレイアウトデザインやプラグインが用意されており、専門的な知識がなくとも本格的なコンテンツ制作ができます。
SEOツールやアクセス解析ツールと連携できるCMSもあり、コンテンツマーケティングにおいては必須ともいえるツールになっています。
チャットボット・オンライン接客ツール
チャットボットやオンライン接客ツールは、Webサイトを訪問した顧客に対し、リアルタイムな接客対応を提供するツールです。
自動応答によってよくある質問に即時対応できるだけでなく、顧客の行動に応じた最適なメッセージ表示や有人対応への切り替えもできます。
チャットボット・オンライン接客ツールを活用することで、問い合わせ対応の効率化や機会損失の防止、顧客体験の向上などの効果を得られます。
おすすめマーケティングツール20選を種類別に紹介!


では、最新のマーケティングツールにはどのようなものがあるのか気になると思います。マーケティングに使える20社の製品を一覧表にしました。
料金や公式サイトへのリンクと、ツールの特長に応じたおすすめの方も記載しています。
マーケティングツール比較表(全20ツール)
| カテゴリ | ツール名 | 公式サイト | こんな方におすすめ | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| SEO・コンテンツマーケティング | Google Search Console | 公式サイト | SEO初心者、基本的な検索パフォーマンスを把握したい方 | 無料 |
| パスカル | 公式サイト | SEOやLLMO対策に自信がない方、AI機能を活用してコンテンツ作成したい方 | 要問合せ(無料トライアルあり) | |
| Ahrefs | 公式サイト | 本格的な競合分析、包括的なSEO戦略を立てたい方 | 月額99ドル〜(7日間の試用あり ※有料) | |
| Semrush | 公式サイト | オールインワンで順位チェック・競合調査・広告分析を行いたい方 | 月額129.95ドル〜(無料トライアルあり) | |
| SNSマーケティング | SocialDog | 公式サイト | X(Twitter)運用を効率化したい方、フォロワー管理を自動化したい方 | 月額0円〜(フリープランあり/有料プランは月額980円〜) |
| SINIS | 公式サイト | Instagram分析に特化したい方、シンプルなツールを求める方 | 月額0円〜(フリープランあり/有料プランは月額5,478円〜) | |
| Tofu Analytics | 公式サイト | ソーシャルリスニングやインフルエンサー識別をしたい方 | 月額55,000円〜(無料トライアルあり) | |
| アクセス解析・広告運用 | GA4 | 公式サイト | ウェブサイト分析の基本を押さえたい方、詳細なユーザー行動を把握したい方 | 無料 |
| AD EBiS | 公式サイト | 広告効果測定に特化したい方、コンバージョン経路の品質をチェックしたい方 | 月額30,000円〜(初期費用あり/要問い合わせ) | |
| AIアナリスト | 公式サイト | AI自動分析を活用したい方、CVR改善を目指す方 | 月額55,000円〜(無料プランあり/要問い合わせ) | |
| メールマーケティング | blastmail | 公式サイト | 大規模なメール配信をしたい方、ITに自信がない方 | 月額4,000円〜(配信数・登録数により変動) |
| Zoho Campaigns | 公式サイト | 低コストでメールマーケティングを始めたい方 | 月額0円〜(フリープランあり/有料プランは月額300円〜) | |
| Mailchimp(メールチンプ) | 公式サイト | 世界的に利用される大手サービス。豊富なテンプレートと自動化機能を求める方 | 月額0円〜(フリープランあり/有料プランは月額13ドル〜) | |
| CRM・SFA・MA | HubSpot | 公式サイト | オールインワンツールを求める方、段階的に導入したい方 | 月額0円〜(CRMは無料/有料プランは月額6,000円〜) |
| Sales Cloud | 公式サイト | 柔軟なカスタマイズが必要な方、大規模な営業組織の方 | 月額3,000円〜(プランにより変動/14日間無料トライアルあり) | |
| SATORI | 公式サイト | 国産ツールを求める方、匿名顧客にアプローチしたい方 | 月額148,000円〜(初期費用あり/無料デモあり) | |
| CMS | WordPress | 公式サイト | 豊富なカスタマイズを求める方、コストを抑えたい方 | 無料(有料テーマやプラグイン利用、独自ドメイン利用には別途費用) |
| CREAM | 公式サイト | 日本語環境重視の方、技術知識がない方 | 月額22,000円〜(無料トライアルあり) | |
| チャットボット・オンライン接客 | チャットプラス | 公式サイト | 生成AIを活用したチャットボットを導入したい方 | 月額1,500円〜(無料トライアルあり/AI機能はオプション) |
| Zendesk | 公式サイト | 包括的な顧客サポート機能を求める方、グローバル対応が必要な方 | 月額7,500円〜(無料トライアルあり/プランにより異なる) |
気になるツールがあれば、無料体験や資料請求をして、問い合わせをしてみると良いでしょう。
いくつかのツールを比較して、自社の目的にあったツールを選びましょう。ここからは具体的に、それぞれのおすすめのツールをご紹介していきます。
SEO・コンテンツマーケティングツール


まずはSEO、コンテンツマーケティングに活用できる3つのツールをご紹介します。以下に比較表を用意しました。
SEO・コンテンツマーケティングツール比較表
| ツール名 | 提供会社 | 料金 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| Google Search Console | 無料 | Google公式の基本ツール。検索パフォーマンスやインデックス状況を確認でき、SEO改善に活用できる。 | |
| パスカル | 株式会社オロパス | 要問合せ(無料トライアルあり) | 国産SEOツール。キーワード調査、順位チェック、競合分析、AI構成案などコンテンツ制作支援に強み。 |
| Ahrefs | Ahrefs Pte. Ltd. | 月額99ドル〜(有料トライアルあり) | 世界最大級のデータベースを持つSEOツール。競合分析、キーワード調査、リンク分析に強い。 |
| Semrush | Semrush Inc. | 月額129.95ドル〜(無料トライアルあり) | オールインワンのSEO/デジタルマーケティングツール。順位チェック、競合調査、広告分析を包括。) |
以下で、それぞれのおすすめツールの特徴をわかりやすく解説していきます。どんなシーンで活用できるのかをわかりやすくお伝えしています。
Google Search Console
| ツール名 | 提供会社 | 料金 |
|---|---|---|
| Google Search Console | 無料 |
Google Search Consoleは、Googleが無料で提供する基本的なSEO分析ツールです。サイトの検索パフォーマンスやインデックス状況などを把握できます。検索クエリデータや平均掲載順位の確認により、コンテンツ改善の方向性を明確化できます。
表示回数、検索順位、クリック数を可視化できるため、リンククリック率の改善や、検索順位のチェックなど幅広くページ対策に活用可能です。
特に新しい記事を公開した直後やリライト後に活用すると、どのキーワードで流入しているか、改善施策が反映されているかを確認でき、次の打ち手を判断する際に役立ちます。
パスカル


| ツール名 | 提供会社 | 料金 |
|---|---|---|
| パスカル | 株式会社オロパス | 要問い合わせ(無料トライアルあり) |
パスカルは圧倒的に使いやすいSEO・コンテンツマーケティングのツールとして、2700社以上で利用されているツールで初心者も使いやすい作りになっています。
パスカルには、コンテンツマーケティングに必要なキーワード調査や検索順位チェック、競合サイト分析といったSEOに欠かせない機能に加えて、AIライティングを助けるAI構成案作成機能があります。
AI構成案機能は、ただAIが構成案を出すだけではなく、上位表示に必要な網羅性や独自性をふまえて、より良い構成案をAIが示してくれるのが特長です。
AI構成案機能やページ改善レポートを使えば、「SEOに自信がなくてどんなコンテンツ構成にすればよいか分からない」「リライトで書き直す部分と残す部分をどう決めればよいか分からない」という方でも、効果的にSEOに取り組めます。
コンテンツ対策やキーワードの選定など、SEO対策のあらゆるシーンで活躍できるツールです。
提供元である株式会社オロパスのサイトから、4日間の無料トライアルが可能なので、ツール検討中の方にはおすすめです。
Ahrefs
| ツール名 | 提供会社 | 料金 |
|---|---|---|
| Ahrefs | Ahrefs Pte. Ltd. | 月額 99ドル〜(7日間の試用あり ※有料) |
Ahrefsは、世界最大級のデータベースを持つSEOツールです。
競合サイト分析、キーワード調査、コンテンツギャップ分析など、SEO戦略を立てるために必要な機能がそろっています。Site Explorerを使った詳しい競合分析をすれば、市場における自社の立ち位置を客観的に見ることができます。
とくに新しいサイトを立ち上げる前の市場調査や、アクセスが伸びにくくなった時に力を発揮します。
競合が上位表示しているキーワードや被リンクの状況を知ることで、自社が狙うべきテーマや改善ポイントをはっきりさせることができるのが大きな強みです。
公式サイト:https://ahrefs.jp/
Semrush
| ツール名 | 提供会社 | 料金 |
|---|---|---|
| Semrush | Semrush Inc. | 月額139.95ドル〜(無料トライアルあり) |
Semrushは、世界的に利用されているオールインワン型のSEO/デジタルマーケティングツールです。競合サイトの調査やキーワードリサーチ、順位チェックに加えて、広告分析やSNS運用のサポートまで広く対応しています。
特に競合分析の機能が充実していて、自社と他社の流入キーワードやアクセス状況を比較できるため、コンテンツ戦略の優先度をはっきりさせることができます。
SEO対策から広告までを一つのツールで管理できるので、総合的なデジタルマーケティングの土台として活用しやすいのが特長です。
公式サイト:https://www.semrush.com/
ここまで紹介したツールの他にも多くのSEO・コンテンツマーケティングツールがあり、比較をするなら以下のページが参考になります。


SNSマーケティングツール


若年層向けのマーケティングや、個人向けにパーソナライズされたマーケティングをしていくなら、SNSの運用を効率化するツールは非常に効果的です。おすすめの3つのツールを紹介しています。
SNSマーケティングツール比較表
| ツール名 | 提供会社 | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| SocialDog | 株式会社SocialDog | 月額0円〜 (フリープランあり/有料プランは月額980円〜) | X(旧Twitter)運用に特化。フォロワー管理、予約投稿、エンゲージメント分析、キャンペーン抽選自動化など多機能。 |
| SINIS | 株式会社SINIS | 月額0円〜 (フリープランあり/有料プランは月額5,478円〜) | Instagram分析に特化。フォロワー数推移、エンゲージメント率、競合分析、投稿ごとの詳細データを可視化。 |
| Tofu Analytics | 株式会社トーフラボ | 月額55,000円〜 (プランにより変動/無料トライアルあり) | ソーシャルリスニングに強み。インフルエンサー識別、ブランドメンション分析、トレンド予測など幅広く対応。 |
以下で、それぞれの詳細をお伝えしていますので、ぜひ比較してみてください。
SocialDog
| ツール名 | 提供会社 | 料金 |
|---|---|---|
| SocialDog | 株式会社SocialDog | 月額 0円〜(フリープランあり/有料プランは月額980円〜) |
SocialDogは、X(旧Twitter)運用に特化したSNSの総合管理ツールです。
フォロワー管理、予約投稿、エンゲージメント分析など、効率的なXマーケティングに必要な機能がそろっています。
キャンペーン抽選の自動化やフォロー・フォロワーのフィルタリング機能など、運用担当者の作業をへらす機能が多いのも特長です。
とくに新しいアカウントを立ち上げてフォロワーを増やしたい時や、定期的なキャンペーンを運用するときに力を発揮します。限られた時間で効率よく成果を出したい担当者におすすめのツールです。
公式サイト:https://social-dog.net/ja/
SINIS
| ツール名 | 提供会社 | 料金 |
|---|---|---|
| SINIS | 株式会社SINIS | 月額 0円〜(フリープランあり/有料プランは月額5,478円〜) |
SINISはInstagramの分析ツールです。分析に特化していて、フォロワー数の推移やエンゲージメント率、競合アカウントのデータなどを自動で収集・見やすく表示できます。
投稿ごとの詳細なパフォーマンス分析や、最適な投稿時間の提案機能により、効果的なコンテンツ戦略を立てるサポートをしてくれます。
Instagramだけに特化したツールですが、その分シンプルで使いやすい点が人気です。
複雑な設定は不要で、Instagram初心者から上級者まで直感的に操作できる設計になっています。
とくに新しいアカウントを育てたい時や、投稿しても成果が伸び悩んでいる時に活用すると効果的です。
公式サイト:https://sinis-i.tetemarche.co.jp/
Tofu Analytics
| ツール名 | 提供会社 | 料金 |
|---|---|---|
| Tofu Analytics | 株式会社トーフラボ | 月額 55,000円〜(プランにより変動/無料トライアルあり) |
Tofu Analyticsは独自の分析技術で効果的なデータ活用ができるSNSマーケティングツールです。
各種APIを活用したソーシャルリスニングにより、投稿の分析やインフルエンサーの識別ができ、新卒・中途採用候補者のピックアップなどにも活用できます。
ブランドメンション分析や競合の動向把握、トレンド予測も可能で、マーケティング戦略から人事戦略まで広くビジネス課題の解決に貢献します。
とくに自社や自社ブランドの話題がSNSでどのように広がっているかを知りたい時や、新しいキャンペーンを始める前に市場の声を確認したい時に使うと効果的です。
公式サイト:https://tofu.misosil.com/


アクセス解析・広告運用ツール


アクセス解析・広告運用のツールを導入することで、サイト分析や市場の分析ができ、リード獲得効率を大幅に伸ばすことが可能です。
GA4(グーグルアナリティクス)をはじめとした、代表的なツールをご紹介します。
アクセス解析ツール比較表
| ツール名 | 提供会社 | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| GA4 | 無料 | ウェブサイト分析の定番。イベントベース計測でスクロールや動画視聴なども追跡可能。プライバシー配慮の設計でSEOツールとの連携にも対応。 | |
| AD EBiS | 株式会社イルグルム | 月額30,000円〜 (初期費用あり/要問い合わせ) | 広告効果測定に特化した国産ツール。カスタマージャーニーを可視化し、各タッチポイントの貢献度を評価。進捗を最短30分で取得可能。 |
| AIアナリスト | 株式会社WACUL | 月額55,000円〜 (無料プランあり/要問い合わせ) | AI活用の自動分析ツール。課題抽出から改善提案まで自動化し、専門知識不要で施策立案が可能。大手企業でも導入が進む。 |
ここからは表に紹介したツールそれぞれの特徴をわかり易く紹介していきます。
GA4
| ツール名 | 提供会社 | 料金 |
|---|---|---|
| GA4(Google アナリティクス 4) | 無料 |
GA4はウェブサイト分析の定番ツールとして、訪問者の行動パターンやコンバージョン経路を詳細に把握でき、多くのSEOツールとも連携できます。
イベントベースの計測により、従来のページビュー中心の分析から、ユーザーの具体的なアクション(スクロール、ファイルダウンロード、動画視聴など)まで追跡可能です。
GA4のリリースにより、さらに詳細でプライバシーに配慮したユーザー情報の取得・分析が可能になりました。Webサイト改善とマーケティング施策の最適化を目的としたツールです。
とくに新しいサイトを公開した直後や、リニューアル・広告施策を始めた際に使うと効果的です。ユーザーがどこで離脱しているか、どの導線でコンバージョンに至っているかを確認できるため、改善の優先度を決める判断材料になります。
公式サイト:https://developers.google.com/analytics?hl=ja
AD EBiS
| ツール名 | 提供会社 | 料金 |
|---|---|---|
| AD EBiS(アドエビス) | 株式会社イルグルム | 月額 30,000円〜(初期費用あり/要問い合わせ) |
AD EBiS(アドエビス)は、広告効果測定に特化した国産ツールです。
「初回接触」「間接効果」といった指標を設け、コンバージョンに至るまでの経路の質を確認できます。
複数の広告媒体にまたがるカスタマージャーニーを見える化し、各タッチポイントの貢献度を正しく評価できるのが強みです。
流入施策の進捗を最短30分間隔で取得できる点も特長で、広告予算の最適配分とROI向上を目的に使われています。
とくに新しい広告キャンペーンを始めた直後や、複数の媒体にまたがる施策を展開している時に使うと効果的です。
費用対効果を早い段階で把握し、素早く改善アクションにつなげられます。
公式サイト:https://www.ebis.ne.jp/
AIアナリスト
| ツール名 | 提供会社 | 料金 |
|---|---|---|
| AIアナリスト | 株式会社WACUL | 月額 55,000円〜(無料プランあり/要問い合わせ) |
AIアナリストは、AIを活用した自動分析ツールで、広告をはじめWebアクセスやメール配信の分析にも活用できるツールです。
人工知能が膨大なデータから課題を自動抽出し、改善提案まで行うため、専門知識がなくても効果的な施策立案が可能です。
業界を問わず65%の企業でCVRが1.5倍以上改善した実績があり、大手企業でも導入が進んでいます。
マーケティング成果の自動最適化と、データ分析業務の効率化を目的としたツールです。とくにWebサイトの成果が伸び悩んでいる時や、社内に専任アナリストがいない状況で素早く改善点を知りたい時に使うと効果的です。
公式サイト:https://wacul-ai.com/
メールマーケティングツール


「リードを育てる」という点において、メールは有効な手段になります。メールマーケティングを効率化し、潜在的な顧客を育てて、顕在的な顧客へ育成していく助けになります。
メールマーケティングツール比較表
| ツール名 | 提供会社 | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| blastmail | 株式会社ラクスライトクラウド | 月額4,000円〜 (配信数・登録数により変動) | 国内最大級のメール配信サービス。大規模配信に対応し、専門知識不要のHTMLエディタで初心者でも扱いやすい。 |
| Zoho Campaigns | ゾーホージャパン株式会社 | 月額0円〜 (フリープランあり/有料プランは月額300円〜) | 低コストで始められるメール配信・マーケティングツール。Zohoの他サービスとの連携が強みで、中小企業に人気。 |
| Mailchimp(メールチンプ) | Intuit Inc. | 月額0円〜 (フリープランあり/有料プランは月額13ドル〜) | 世界的に利用されるメールマーケティングの大手サービス。豊富なテンプレートと自動化機能を備え、グローバルでの利用実績多数。 |
blastmail
| ツール名 | 提供会社 | 料金 |
|---|---|---|
| blastmail(ブラストメール) | 株式会社ラクスライトクラウド | 月額 4,000円〜(配信数・登録数により変動) |
blastmailは国内最大級のメール配信サービスであり、大規模なメール配信に対応しているツールです。
メール配信のステップ簡略化や、専門知識不要のHTMLエディタなどが特徴で、ITに自信がない方でも活用しやすくコストパフォーマンスの高いツールになっています。
とくに数万人単位の顧客リストに一斉配信を行いたい時や、定期的なニュースレターやキャンペーン告知を効率よく運用したい時に効果的です。
大量配信を安定して実施できるため、企業のメールマーケティング基盤として信頼性が高いサービスです。
Zoho Campaigns
| ツール名 | 提供会社 | 料金 |
|---|---|---|
| Zoho Campaigns | ゾーホージャパン株式会社 | 月額 0円〜(フリープランあり/有料プランは月額300円〜) |
Zoho Campaignsは多数のSaaSを提供しているZohoが運営するメール配信・メールマーケティングツールです。
スタンダードプランが月額360円から使用でき、低コストでメール配信ができます。海外の会社ではありますが、日本語によるカスタマーサポートなども提供されています。
とくにこれからメールマーケティングを始めたい中小企業や、限られた予算で効率的に顧客との接点を持ちたい企業に効果的です。
少額で始められるため、テスト配信や小規模なキャンペーン運用からステップアップしたい場合にも適しています。
Mailchimp(メールチンプ)
Mailchimp(メールチンプ)は、世界的に利用されているメール配信・メールマーケティングツールです。英語版ですが、日本語に変換して利用ができます。
直感的に操作できるドラッグ&ドロップ式エディタや豊富なデザインテンプレートを備えており、専門知識がなくても簡単にメールを作成できます。
自動配信や高度なセグメント機能もあり、顧客ごとに合わせた最適なメッセージを届けられる点が特長です。
とくに海外展開を視野に入れている企業や、多言語対応のメール配信を行いたい時に効果的です。グローバルでの利用実績が豊富で、分析機能も充実しているため、メールマーケティングの基盤を強化したい中小企業から大企業まで幅広く活用できます。
ここまでおすすめの各ツールの内容を紹介してきました。気になるツールは無料見積もりや問い合わせ、トライアル・デモを活用して検討を進めましょう。
マーケティングツール導入時の注意点


マーケティングツールを導入すれば多くのメリットが得られますが、ツールを導入するだけでは成果には直結せず、適切な準備をしていなければかえってトラブルにつながることもあります。
ここでは、ツールの選定以外でツールを導入する際に注意すべきポイントを解説します。
スモールスタートで展開を進める
いきなり全社で本格導入するのではなく、まずは小規模な範囲でテスト的に運用を始めることが重要です。
例えば、特定のチームや組織に限定してツールを使ってみることで、業務との相性や実用性を確認できます。テストで得られた知見をもとに、必要な機能を精査したり、マニュアル類を改善したりすることもできるでしょう。
段階的に展開を進めることで、現場の混乱も少なくなり、着実に従業員に定着させながら導入できます。特に、既存システムやツールとの連携は業務に与える影響が大きいため、この段階で入念にチェックしましょう。
導入後の教育とサポートを準備する
ツールを導入しても、従業員への定着が進まなければツールの効果を十分に得ることができません。導入直後は操作方法や活用方法を理解してもらうために、社内セミナーやトレーニング資料などを準備しておくと良いでしょう。
また、利用を始めた際、トラブルや不明点が出たときに対応できるよう、社内外にサポート窓口を設けておくことも大切です。
ツールの定着率を高めるには、導入後の支援体制が鍵になります。ツールによっては、ベンダーがツールの定着をサポートしてくれるサービスを提供してくれる場合もあるため、有効に活用しましょう。
データの取り扱い・セキュリティに注意する
マーケティングツールでは、顧客の個人情報や行動履歴といった機密性の高いデータを扱う可能性もあるため、情報セキュリティの管理も求められます。
データの暗号化やアクセス制限などのセキュリティ設定を提供しているツールを選ぶことはもちろん、社内で情報セキュリティポリシーを策定してデータの取り扱いルールを明確にしておくことが重要です。
社内で取り扱うデータの範囲や目的、アクセス権の設定ポリシー、ログの管理方法、インシデント発生時のエスカレーション先などを明確にしておきましょう。
情報セキュリティに関しては業務に携わる従業員すべてが関連するため、教育資料などを用意し、定期的にセキュリティ意識の向上を図ることも大切です。
マーケティングツールの活用事例


ここまでご紹介したとおり、マーケティングツールの導入には多くのメリットがある一方で注意点も複数あります。ここでは、マーケティングツール導入の成功事例と失敗事例を両方をふまえ、それぞれどのような理由が結果につながったのかを解説します。
導入の成功事例と成功のコツ
医療脱毛などを提供するあるクリニックでは、集客に課題を感じており、高額なWeb広告に頼らず自力でコンテンツマーケティングを行うために、SEOツールの導入を決めました。
ツールは視覚的で使いやすく、検索順位の変動通知や競合分析など豊富な機能があり、導入後は効率的なコンテンツ運営が可能になっています。
また、ツールを活用するなかでSEOへの理解も深まり、より効果的なコンテンツの作成もできるようになっています。
この事例では、ツールを導入する目的があらかじめ明確だったこと、ツールに任せきりではなくコンテンツマーケティングやSEOへの知識をつけることでツールを使いこなせるようになったことが成功につながったポイントでしょう。
導入の失敗事例と原因
成功事例の一方で、ある企業でMAツールを導入したものの、導入後に実際に利用されたのはメール送信などごく一部の機能だけだったという失敗事例もあります。
この企業では、ツールの導入目的が不明確な状態でツールを導入し、現場で必要な機能は何かの整理ができていませんでした。
目的が明確でないために、ツールの利用シーンやゴールを従業員がイメージできず、結果的に使いやすい一部の機能だけが利用され、無駄なコストがかかる状況につながっています。
ツール導入で効果を得るためには、やはり導入目的を明確化し、なぜツール導入が必要なのか、課題を解決するためにはどのような機能が必要なのかを整理することが重要でしょう。
マーケティング業務を劇的に変えるAIの最新技術とは


近年では、AIの技術進化がめざましく、あらゆる分野でAIが活用され始めています。マーケティングツールにおいてもAIを活用したさまざまな機能が提供されるようになっていますが、将来的にマーケティング業務はどのように変わっていくのでしょうか。
AIによるユーザーの検索行動の変化
近年では、ChatGPTやClaudeなどの生成AIで、対話型のWeb検索機能が提供されるようになってきています。Googleでも、AIモードの展開を日本をはじめとして多くの国で展開開始しました。
AI検索機能が一般化していけば、ユーザーは「知りたいこと」や「買いたいもの」を、自分で検索するのではなく、AIに相談して調べるようになっていくでしょう。
従来のキーワード検索ではなく、自然言語での問いかけに対して、AIがキーワードを抽出してコンテンツを検索、最適な情報を提示する仕組みになります。
ユーザーとしてはキーワードを意識する必要がなく利便性が向上しますが、マーケターとしては、この変化への対応を考える必要があるでしょう。
AIによるWeb検索に対するマーケターの対応
従来のSEO対策やコンテンツマーケティング戦略は「人に見つけてもらう」ためのものでしたが、これからは「AIアルゴリズムに正しく評価・理解されるコンテンツ」を意識した取り組みが重要になってくると思われます。
最新のAI技術は、単なるキーワードに合致するコンテンツ検索の枠を超えて、ユーザーの意図や文脈を加味して情報を整理・表示するようになっています。
そのため、単なるキーワード詰め込み型のコンテンツで表面的なSEO対策を実施しても、AIには評価されなくなるでしょう。
AIに評価されるためには、構造化データの活用、文脈に沿った自然な文章、専門性や信頼性の高さなどを網羅的に満たしていくことが求められます。
将来的には、マーケターもAIを活用しながら、AIに最適化されたコンテンツを通してユーザーとの関係性を構築する必要がでてくるでしょう。
マーケティングツールのよくある質問
最後に、マーケティングツールでよくある質問をまとめました。検討の参考にしてください。
- Q1. マーケティングツールに必要な機能はどう洗い出せばいいの?
-
A. まず現在の業務で「時間がかかりすぎている作業」「データが散らばって分析しづらい部分」「成果が見えにくい施策」を洗い出しましょう。次に、自社のマーケティング目標を明確にし、その達成に必要な機能を優先度順にリストアップすることが重要です。
- マーケティングツールは有料と無料どちらがいいの?
-
無料ツールは導入コストを抑えられますが、機能制限やサポート面で限界があります。有料ツールは高機能で充実したサポートが受けられる一方、コストがかかります。まずは無料ツールで基本機能を試し、必要に応じて有料版にアップグレードする段階的導入がおすすめです。
- 結局マーケティングツールのおすすめは?
-
万能なツールは存在しません。自社の業界、規模、課題によって最適なツールは異なります。SEO重視ならGoogle Search Console、SNS運用ならSocialDog、総合的な分析ならGA4など、目的に応じて選択することが重要です。まずは課題を明確にしてから選定しましょう。
自社にあったマーケティングツールを導入して成果を最大化しよう
マーケティングツールは、マーケティング業務を効率化し、成果の向上や競合他社との差別化を図るうえで重要なツールです。マーケティングツールにはさまざまな種類があり、ツールによって機能が違います。
マーケティングツールを活用して成果につなげるために一番大事なことは、自社の導入目的や解決したい課題を整理し、目的にあったツールを選ぶということです。
また、近年ではAI技術が発達し、多くのツールにAI機能が搭載されるようになってきています。将来的にAI検索が一般化すれば、ユーザーの情報収集や意思決定のプロセスがAIによって大きく変化することになるでしょう。
AIによる変化に対応するためにも、AI機能を活用したマーケティングツールの導入を積極的に検討すると良いでしょう。













