新規顧客の獲得はもちろん、既存顧客へのフォローやアプローチのために使用されている手法がメール配信によるメールマーケティングです。メールマーケティングの効率化や効果の最大化を目的に、メールマーケティングツールの導入を検討しているものの「どのツールを選んでいいか分からない」「ツールの使用方法が分からない」といった悩みを持つ方も多いかもしれません。
本記事では、メールマーケティングツールの基本知識や導入メリットとともに、ツールの比較ポイントや2025年最新版のおすすめツール8選を紹介します。
メールマーケティングツール以外も含めたマーケティングツールについては「【2025年最新版】マーケティングツールのおすすめ18選と選び方を紹介!」にて解説しています。
- メールマーケティングでは、無作為にメルマガを送るといった漫然な手段ではなく、明確なターゲットを設定したうえで特定の条件に限定したコンテンツを配信する
- メールマーケティングの業務効率化にはメールマーケティングツールが有効
- メールマーケティングツール導入時のメリットと注意点を具体的に知ったうえで、自社に合ったツールを選択するためのアドバイス
記事の監修者
藤井 慎二郎 / 株式会社オロパス 代表取締役
SEOコンサルタントとしてBtoB、BtoC問わず、1,000社以上のWebサイトをコンサルテイングを行ってきた実績を持つ。経営軸の高い視座で戦略的にSEOを進めることが得意。
2014年に現在の株式会社オロパスを設立。それまでのSEO知見を活かしてSEOツール「パスカル」を開発。
メールマーケティングツールの基礎知識を確認しよう
まずはメールマーケティングの概要やメールマーケティングツールについての基礎知識を、解説します。
メールマーケティングとは
メールマーケティングとはメールを通じて有益な情報を顧客へ配信することで、信頼関係を構築し、最終的に自社製品の購入や問い合わせなどのコンバージョンにつなげるマーケティングの手法です。
メールマーケティングとメルマガの違い
メールマーケティングとメールマガジン(メルマガ)の違いは、ターゲットの有無です。メールマーケティングは明確なターゲットを設定し、特定の条件に限定したコンテンツを配信することで、より相手の興味を引く手法となっています。
一方でメルマガは誰といった特定のターゲットを設定せず、同じ内容のメッセージを設定したメールアドレス宛に一斉配信する手法です。たとえばセミナー開催の通知や製品アンケートなどがメルマガのコンテンツとして配信されます。
コンテンツマーケティングでのメルマガ活用方法や、クリック率や開封率を改善させる方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
メールマーケティングツールとは
メールマーケティングに関する業務や運用を効率よく実行するのに用いられているのが、メールマーケティングツールです。
メールマーケティングツールには自社でシステム全てを開発、構築するオンプレミス型と、ベンダー側が構築したシステムを使用するクラウド型サービス(SaaS)があります。
さらにオンプレミス型、クラウド型ともにツールを機能面で大きく分けると、「メール配信システム」と「MAツール」があります。それぞれのツールの特徴と違いについては、次に解説します。
2種類のメールマーケティングツールの特徴、機能を比較
メール配信システムとMAツールそれぞれの特徴、搭載されている機能、違いは何かを解説します。
メール配信システムとは
メール配信システムとは、企業が顧客や見込み顧客に対して大量のメールを一斉送信できる専用ツールです。主に以下のような機能が搭載されています。
- メールの作成(テンプレートあり)
- メールの送信
- 配信スケジュールの管理
- メールのパーソナライズ(個別の宛名差し込みや文章のカスタマイズなど)
- 配信メールの分析・効果測定・改善
- ステップメール配信
- シナリオメール配信
- セグメントメール配信
- A/Bテストの実施リスト
基本的には顧客一覧リストをアップロードし、テンプレートを活用してメールを作成後、設定した日時に一括して配信する仕組みとなっています。高度なメール配信システムの場合、より幅広い機能が搭載されています。
MAツールとは
MA(Marketing Automation)ツールとは、メールマーケティングを含んだマーケティング活動全般を自動化・効率化するための支援ツールです。以下の機能が搭載されています。
- シナリオメールなどメールマーケティングの実行機能
- 顧客の行動状況に合わせたサイト内の表示変更
- 顧客のセグメント化
- 顧客グループに合わせたキャンペーンの展開
- 見込みの高い顧客を抽出するスコアリング機能
- スコアリングやCRMとの連携による営業サポート機能
メールを戦略的に使用し、顧客育成ためのツールになります。さまざまなメールマーケティングを行う手助けになる機能があるのが特徴です。
メール配信システムとMAツールの違い
ここまで説明させていただいた内容も踏まえ、比較表に違いをまとめました。
| 項目 | メール配信システム | MAツール(マーケティングオートメーション) |
|---|---|---|
| 主な目的 | メールを一斉に配信することに特化 | マーケティング活動全般の自動化・効率化 |
| 主な機能 |
一斉メール配信 テンプレート作成 配信スケジュール管理 パーソナライズ(差し込み) ステップ/シナリオメール A/Bテストなど |
シナリオメール配信 行動に応じた表示変更 顧客セグメント化 スコアリング機能 キャンペーン連携 営業支援(CRM連携)など |
| 導入のしやすさ | 導入しやすく初期設定も簡単 | 導入に時間と設計が必要 |
| コスト面 | 比較的安価 | 機能が多いためコスト高め |
| 向いている用途・業種 | BtoC施策中心(メール一斉配信) | BtoB施策中心(育成・選別が必要) |
| 活用の難易度 | 初心者でも扱いやすい | 運用には一定の知識や体制が必要 |
| 分析・改善機能 | 基本的な配信レポートやABテスト | 行動ベースのスコアリングや詳細分析が可能 |
メール配信システムは、メールマーケティングを始めとしたメール配信に特化したシステムです。一方でMAツールはメールマーケティングを含めたマーケティング業務の全般を効率化できるツールという違いがあります。
メール配信システムの方が導入までの期間が短く、コストを低く抑えられる傾向にある一方で、メール配信後のアクセス解析ができないなどのデメリットがあります。そのため、メールを外部へ一斉配信することを第一目的とするBtoC向けといえるでしょう。
MAツールはメール以外のマーケティング施策を自動化・効率化できる一方で機能が多く使いこなせないことがある、導入までに用意しなければならない点が多く期間が長くなる、料金面でのコストが高くなる、といった傾向がみられます。そのため、じっくり時間をかけて顧客の抽出や育成、選定も行いたいBtoBビジネスに特に向いているツールです。
メールマーケティングが選ばれる理由や将来性
外部の顧客との接点を持つ方法にはX(旧Twitter)やLINEといったSNS・ソーシャルメディアが一般化していますが、ネット黎明期からコミュニケーションツールとして使われてきたeメールも、依然、有効な手法として多くの企業が活用しています。メールマーケティングが重要視される理由や将来性について解説します。
ターゲット層によってはもっともリーチしやすい手法のため
若年層ではSNSが浸透しつつあるものの、ビジネス上のコミュニケーションツールとしてはメールが根強く使われています。特に30代以上に使用されており、BtoBの場合は社外の人間との公式なコミュニケーション手段として、メールが使われるシーンが多いためです。
顧客のプラットフォームに左右されないため
SNSや検索エンジンは、プラットフォームのアルゴリズムが変更になると施策の変更を余儀なくされ、リーチが変わってしまうことがあります。メールはアドレス宛に直接送信できるため、プラットフォームによる影響を受けずにアプローチができます。
顧客の維持や育成に効果的なため
SNSマーケティングでは、自社から情報を届けて終わりではなく、ユーザーを通じての情報拡散が期待できるため、製品やサービスの認知拡大やブランディング、顧客のファン化やエンゲージメント向上が実現しやすくなっています。
メールマーケティングは、見込み顧客の育成(リードナーチャリング)に向いています。製品やサービスの購入に至っていないリードに対して、特定分野で役立つ情報の提供、資料やホワイトペーパーのダウンロード時のお礼やフォロー、顧客の行動に合わせたキャンペーンの案内などをメールで送信し、継続的なアプローチが可能です。
そのため、顧客との信頼関係を確立しやすくなっています。さらに登録情報に基づいて、精度の高い詳細な内容のメールを顧客それぞれに配信できるメリットがあるため、既存顧客の維持や育成に向いている施策としてメールが役立ちます。
配信スケジュールをコントロールできるため
SNSは閲覧してくれるユーザーありきのため、配信やページ更新のタイミングはターゲットとしたユーザーのアクティブ時間に左右されるのが特徴です。
メールはリストに登録されたアドレスに直接配信するため、配信のタイミングを自由に調整できます。システムやツールを使えば、あらかじめ設定しておいたスケジュールでの配信も可能です。
顧客に合わせた高精度なコンテンツを配信できるため
システムやツールには、顧客をセグメント化し精度の高いメール配信ができる機能も搭載されています。ステップメールやシナリオメールなど、配信する顧客の興味関心や確度に応じた高精度なコンテンツとして配信できるでしょう。
視覚的な表現ができる
SNSでは基本的に表現方法がプラットフォームの仕様内に限定されますが、メールはレイアウトやデザインもカスタマイズできます。メールを開くとアニメーションが再生されるなど、視覚的な表現ができるHTMLメールを作成できるツールもあり、メール受信者の興味や関心を高めるための独自の最新技術も豊富に取り入れられています。
AI(人工知能)によるメール配信も今後期待される
すでに大手企業ではAIを活用したマーケティングを行っているところもあります。たとえば、ECサイトで顧客の購買行動や履歴からAIがおすすめ商品をレコメンドするなどです。今後は顧客行動や興味関心、履歴からAIが適切な内容を抽出し、顧客ごとにパーソナライズされたコンテンツとしてメールを配信することも一般化するかもしれません。
メールマーケティングツールを導入するメリット
メール配信システムやMAツールと言ったメールマーケティングツールを導入することで、メールマーケティング活動上で多くのメリットが得られます。そのメリットを以下に解説します。
メールの到達率と開封率が向上する
大量に一斉メールを配信すると、メールプロバイダにスパムと判断されてしまうことがあります。メールマーケティングツールならメールの到達率が向上し、さらに顧客の属性(セグメント)に合わせてメールを配信できるので開封率が上がることも期待できるでしょう。
デザイン性の高いメールを簡単に作成できる
メールマーケティングツールには、テンプレートやWYSIWYGエディタ(最終的な出力結果を見ながら直感的に編集できるエディタ)が搭載されています。専門的なコードの知識やノウハウがなくても、デザイン性の高い美しいメールを簡単に設計、作成できるのがメリットです。
顧客ごとのパーソナライゼーションが可能
顧客の嗜好、興味関心、属性(セグメント)ごとにメール内容を最適化できるので、受信者が関心を持ちやすいコンテンツを提供できます。メールの開封率や反応率向上が期待できるでしょう。
アップセル・クロスセルが期待できる
ツールやシステムを通じて、顧客の利用状況に合わせたおすすめ商品やサービスの表示、利用金額に合わせた割引券やクーポン券を付帯したメール配信なども可能です。アップセルやクロスセルによる売上向上も期待できます。
精度の高いターゲティングと追跡ができる
メールマーケティングツールを使えば、メールリストを管理する担当者が、ターゲットとなる顧客を正確に抽出してメールを送信できます。メール開封やURLクリックなどの顧客の行動や反応も集計・管理できるため、メールマーケティングの効果をリアルタイムで追跡できる体制が整えられます。顧客の行動や反応に応じて、迅速な対応ができるでしょう。
メールキャンペーンの分析と戦略立案ができる
ツールやシステムには、キャンペーンレポートや分析機能が搭載されています。メールマーケティングの成果や評価を数字で可視化できるため、次回の戦略立案に役立てられるでしょう。A/Bテスト機能などが搭載されているツールなら、テストの結果からメールの改善点などが把握でき、PDCAサイクルを効率よく回す目的にも有効に使えるでしょう。
コンプライアンスを維持したメール配信ができる
メールマーケティングツールのほとんどは、法的要件のチェックや業界のベストプラクティスを考慮して設計されています。法令遵守を確保しながら、安心して効果的なメールマーケティングを展開できます。
メールマーケティングツールのデメリットや注意点
メールマーケティングツールを導入する前に知っておきたい、デメリットや注意点を解説します。
コストが高くなることがある
メールマーケティングツールを利用するには、ツールの月額費用、初期費用などが発生します。大規模なキャンペーンや大量の顧客リストを管理する場合、より費用が高くなる傾向にあることも覚えておきましょう。
技術的なトラブルが生じることがある
ツールの中のテンプレートなどを使っても、メールのデザインやレイアウトに問題が生じることがあります。システムのトラブルやバグが発生した場合、社内でITノウハウがないことから技術面で対応できず、メールキャンペーンが実施できないこともあるかもしれません。
相手に誤解を与える可能性がある
ツールによる過度な最適化や不正確なセグメンテーションによって、顧客に誤解を与える内容のメールを送信してしまう可能性が少なからずあります。
メール送信の制限がある
ツールやシステムによっては、一日あたりの送信件数や月間の送信件数に制限が設けられています。制限以上のメール送信をする場合、プランの変更やオプションの追加、ツールやシステム自体の変更が必要となることが多いです。
顧客の個人情報とプライバシーへの配慮が必要
メールアドレスや氏名を始め、顧客の個人データの取り扱いに注意が必要です。管理方法や情報の取り扱い方に誤りがあると、企業の信頼低下や法的問題の発生といったトラブルやリスクに発展することがあります。あらかじめデータの取り扱いや保存に関する取り組みを構築しておくことが重要です。
メールマーケティングツールの選び方のポイント
メールマーケティングツールは、メール配信システム、MAツールがあり多くの製品がリリースされています。自社のメールマーケティングに合ったツールを選ぶために覚えておきたいポイントを順に解説します。
配信速度・到達率は十分か
メールの配信速度および到達率は、メールマーケティングツールの配信性能のひとつの指標です。配信速度とは時間当たりでツールが配信できる最大のメール件数を指します。到達率は、送信されたメールが実際に顧客の手元へメールが届く確率です。これらの配信性能が低いと、ツールとしての機能が低くメールマーケティングの効果が期待できません。
配信速度は公式サイトなどで公表されています。到達率は送信先のメールサーバーやシステムの性質により左右されるため、公表されていないことが多いです。到達率は、エラーメール自動解析などの到達率を上げる機能の有無、導入数実績、シェア数、口コミなどを参考にして、確認してみましょう。
メールの開封率・クリック率の効果測定ができるか
HTMLメール配信ができるツールは、開封率、クリック率の効果測定が可能です。HTMLメール作成機能は、デフォルトで搭載されているものもあれば、オプションのものもあります。マーケティングの成果を可視化するためにも、効果測定機能が搭載されているものを確認しましょう。
機能と価格のバランスは適切か
多くの機能が幅広く搭載されているツールやシステムは高性能と思われがちですが、実際の現場では使いこなせないことも多いです。多機能であればあるほど価格も高くなる傾向にあるため、搭載されている機能と価格のバランスを比較するようにしましょう。
あらかじめ自社のメールマーケティングの課題や目的を整理し、必要な機能を洗い出ししておくことが費用対効果の高いツールを選ぶ上でおすすめです。
製品サポートは充実しているか
ツールやシステムを導入後、操作上の疑問や不安が発生することも多いです。電話やメール、チャットなどの方法ですぐに質問や相談ができる体制が整っているのかを確認しましょう。海外製品の場合は日本語でのサポートに対応しているかをチェックすることも重要です。
トライアル(体験)やデモサイトが利用できるか
クラウド型のメールマーケティングツールでは、体験プランやデモサイトなど、購入前に無料で気軽に試せるサービスが提供されているものが多いです。使い勝手や効果を実感してからツールを選ぶためにも、ツールを試してから購入できるものを選ぶようにしましょう。
セキュリティ対策は万全か
悪意のある第三者のサーバー侵入を許した場合、配信リストなどの顧客情報や、機密情報の流出などにつながります。オンプレミス型、クラウド型ともに万全のセキュリティ対策を採用しているものを選びましょう。セキュリティ機能には、暗号化や二段階認証などがあります。
各国のプライバシー保護規制に準拠しているか
グローバル事業においてメールマーケティングを展開する場合、ツールやシステムが法令遵守(コンプライアンス)の観点をカバーしているだけでなく、各国のプライバシー保護規制に準拠しているかも確認しましょう。
おもな各国のプライバシー保護規制には、以下のものがあります。
- 日本の改正電気通信事業法
- EUのGDPR
- アメリカのCCPA
- タイの個人情報保護法(PDPA)など
他のツールやECサイトと連携できるか
メールマーケティングツールがCRMといった業務に関連する他のツールやECサイトと連携できると、よりメールマーケティングによる販促活動を効率的、かつ効果的に実行できます。
たとえばCRMとメールマーケティングツールを連携させると、メールマーケティングツールではサポートしていない顧客の属性(セグメント)を抽出し、顧客に応じてパーソナライズされたメールキャンペーンを展開できます。よって、ベストタイミングで顧客にアプローチができ、顧客のリピート購入を促進するなどの効果も得られるでしょう。
メールマーケティングツールの導入方法やステップ
初めてメールマーケティングツールを導入する際の方法を、ステップ別に解説します。
ツールを導入する目的を明確にすると、必要なツールの機能が把握でき、適切なツールの選択につながります。まずはメールマーケティング上で発生している課題や目標から、ツールを導入する目的を明確にすると良いでしょう。
明確にした目的から、メールマーケティングツールで必要となる機能を洗い出します。必要な機能をリストアップし、さまざまな機能を持つツールの中から比較検討しましょう。
メールマーケティングの導入時には、従来のマーケティング活動により入手した顧客・見込み客リストを準備しておきましょう。Excelなどのワークシートで管理していた場合は、メールマーケティングのツールに取り込んでそのまま利用可能です。
マーケティング部門で実際にツールやシステムを利用する担当者が、操作性や必要な機能などを比較検討するようにしましょう。公式サイト上にない情報を得たいときや、疑問点が生じたときなどは、必要に応じてベンダーへの問い合わせを行います。
MA(マーケティングオートメーション)ツールには、機能の一種としてメール配信を備えた製品も多い一方で、テストや分析などのメールマーケティングに特化した細かな機能が不足しているといった理由から、メール配信システムのほうも併用するというケースがあります。併用するなら、MAツールとメール配信システムを接続・連携させる仕組みが別途必要であることを覚えておきましょう。
おすすめのメール配信システム4選
おすすめのメール配信システムの特徴、搭載されている機能、プランなどを順に解説します。
ブラストメール
「ブラストメール」は、各種クラウド型ソフトウェア・サービスを提供する株式会社楽スライドクラウドのメール配信システムです。導入数シェア14年連続No.1の実績があり、2024年3月末時点で、のべ83,000社以上の企業や官公庁などの団体に導入されています。
20年以上にわたるサービス提供で得たノウハウや技術を活かし、配信速度は1時間当たり1,150万通、稼働率は99.99%以上とほぼ100%の、国内トップクラスの配信速度と到達率を誇ります。
導入社数25,000社以上の顧客基盤を元に、メールを高速かつ確実に届けるための強力な配信基盤を構築しています。大規模な配信基盤の構築は、送信先のメールプロバイダーごとに最適化を行うことで到達率を向上させています。
おもなプランは以下の通りです。
・基本機能のみのシンプルな「Lightプラン」
・迷惑メール判定対策付きの「Standardプラン」
・専任担当による手厚いサポート付きの「Proプラン」
なお全ての機能を0円で試せる無料プランも提供されています。
公式サイト:ブラストメール
配配メール
「配配メール」は、株式会社ラクスが提供するメール配信システムです。「費用対効果が高いメールマーケティングサービスNo.1」に選ばれた実績があり、導入実績は10,000社を超えています。
ドラッグ&ドロップの直感的な作業によるHTMLメールエディタ機能を始め、3ステップでメール配信が可能。初心者でも簡単に操作できるのが特徴です。電話やメール、個別相談などのサポート体制は永年無料で利用できます。
国内最大級の企業データベース「BIZMAPS」から高品質の企業リストのダウンロードができるため、新規顧客開拓の効率化向上にもつながります。開封率が高い曜日や時間帯がわかるヒートマップ、自社送信メールの開封率やクリック率を平均値と比較できる機能など、配信結果を一覧として把握できる機能も豊富です。
おもなプランは以下の通りです。
- メールでの情報周知向けの「Lightプラン」
- メールの業務効率化がしたいとき向けの「Standard / Premiumプラン」
- アポの獲得を効率的、効果的に実現できる「Bridgeプラン」
操作性を気軽に試せる無料プランも提供されています。
公式サイト:https://www.hai2mail.jp/
WEBCAS e-mail
「WEBCAS e-mail」は、株式会社WOW WORLD(旧・株式会社エイジア)が提供するメール配信システムです。毎時1,000万通以上の業界最大級の高い配信性能に、クリック、コンバージョン、到達、エラーメール、オプトアウトといったさまざまな指標から詳細を分析できる機能が搭載されています。
自社の顧客情報データベースや統合基幹システムとの連携に加えて、MAやCDP、SFA、iPaaS、AIなどのさまざまな外部ツールとの連携が可能です。API連携、SFTP連携、独自データコネクト機能による直接連携といった、幅広い連携方式が準備されています。
通常のIDとパスワードで行う認証に加え、スマートフォンアプリから発行されるワンタイムパスワードを使った二要素認証や、IPアドレス制限などのセキュリティ機能、個人情報保護機能なども豊富に搭載されています。
おもなプランは以下の通りです。
- シンプルプラン(ASP型)
- スタンダードプラン(ASP型)
- スタンダードプラン(SaaS型)
- パッケージ導入版(オンプレミス)
公式サイト:WEBCAS e-mail
Twilio SendGrid
「Twilio SendGrid」は、Twilio Inc.より提供されているEmail APIです。毎月1,480億件以上のメールを配信する大規模APIにより、大量メールの作成、送信、管理を実現できます。
動画や画像を使用した動的なテンプレートを使ったメール作成や、リアルタイムのメール検証・配信に関する分析機能など、迅速かつ効果的なメール配信を実現。認証やISP監視など、高度な分析とセキュリティ維持のためのツールも導入されています。
プランは以下の通りです。
- 1日あたり100通送信のFree Trial(0円での無料プラン)
- 1日あたり5〜10万通送信のEssentials
- 1日あたり10〜250万通送信のPro
- カスタマイズできるPremier
公式サイト:Twilio SendGrid
メールマーケティングに強いおすすめのMAツール4選
メールマーケティングのほか、マーケティング活動全般にも活用できるMAツールのおすすめ4選を紹介します。
List Finder
「List Finder」は株式会社Innovation X Solutionsが提供するMAツールです。アクセス解析機能を活用することで、見込み顧客の閲覧した自社サイトのURL、閲覧時間、アクセス頻度を把握。製品・サービスの購入確度の高い顧客の選定につながります。
担当顧客のサイト来訪をブラウザのpush通知やメール通知で通知する優先リード通知機能により、顧客へのベストなアプローチタイミングを自動でお知らせします。メール配信後の開封やクリック率、リンク先のページ閲覧状況なども測定でき、休眠顧客の掘り起こしにも有効なメール配信機能が搭載されています。
プランは以下の通りです。
- フリー(0円)
- ライト
- スタンダード
- プレミアム
公式サイト:List Finder
KARTE
「KARTE」は、株式会社プレイド(PLAID, Inc.)が提供するMAツールです。メールやLINE、プッシュ通知といった複数チャネルでのメッセージ配信をひとつのツールに統合でき、自社データや行動データを元にしたセグメントリストの作成機能によるパーソナライズ配信を手軽かつ簡単に行えます。
メールの開封、クリック率、サイト上での顧客行動といった複数の指標での分析が実現できます。各チャネルでの効果を横並びの一覧で可視化できるため、成果の分析やレポート作成も効率的に行えます。
料金プランについては要問合せとなっています。
公式サイト:KARTE
BowNow
「BowNow」はクラウドサーカス株式会社が提供するMAツールです。初めてMAツールを導入する際にも向いているシンプル設計で、導入企業14,000社の実績を誇ります。
すぐに使用できる簡単な操作性が魅力で、14,000社の実績で培ったノウハウを集約した豊富なテンプレートも用意されています。専任の担当者が付くフォロー体制に加えて、有料プラン導入時は、最短で成果を出すための導入初期の特別プログラム等などの支援も提供されています。
無料でアカウント作成後、必要な機能を有料オプションにて追加していく料金体系です。
公式サイト:BowNow
SATORI
「SATORI」は、SATORI株式会社(SATORI,Inc.)が提供するMAツールです。データベースの設計・導入作業は不要、Webサイトに計測タグを埋め込むことで即日利用できるようになります。シンプルなインターフェースと操作性のため、スピード感を持ったMAツール導入を検討している際に向いています。
問い合わせなどで入手した実名でのアプローチに加えて、問い合わせ前の匿名顧客へのアプローチも可能です。顧客情報を元にパーソナル化したコンテンツをメール配信できるため、興味関心にもとづき効果的にアプローチできるメールマーケティングが実現できます。
料金は初期費用+月額費用制です。
公式サイト:SATORI
メールマーケティングを成功させる4つのコツ
メールマーケティングを成功させるためのコツを解説します。
メールマーケティングの目的とターゲットを明確にする
メールマーケティングの目的を明確にし、目標に合わせてターゲットを設定しましょう。おもな目的には販売促進、興味喚起、教育などがあります。目的とターゲットを明確にした上で、ターゲットに合わせたコンテンツを配信していきます。
ユーザーにとって価値ある情報を優先的に提供する
メールの内容は簡潔に、ユーザーにとって価値のあるコンテンツ、情報を優先的に伝えるようにしましょう。「詳しくはクリック」などで、詳細情報はWebサイトやサービスリンクへ誘導するようにするのも有効です。
品質よりも継続性を重視する
ユーザーの母数が多すぎる、人的リソースが足りないなどの課題が発生している場合、メールを作り込むよりも継続的に配信することを重視しましょう。初期段階から作り込むのではなく、効果を確認しながら、成果の進捗に応じて段階的に取り組むことがおすすめです。
購買意欲の高い顧客にはピンポイントでアプローチをする
品質は重視しない、つまり過度に緻密なターゲティング・セグメントは不要であるものの、購買確率が高まったフェーズにいるユーザーに対しては、ピンポイントでメール配信を行うことで確度の向上が期待できます。
メールマーケティングツールでよくある質問
最後にメールマーケティングツールについて、よくある質問を紹介します。
Q1. メールマーケティングツールとMAツールの違いは何ですか?
メールマーケティングツールは、主に一斉配信やステップメールなど、メール施策に特化した機能を提供します。一方でMA(マーケティングオートメーション)ツールは、メールに加えてスコアリングや顧客管理、営業支援など、マーケティング全体を自動化・効率化するための多機能ツールです。費用感や導入ハードルも異なるため、目的に応じた選定が重要です。
Q2. メール配信の効果を高めるにはどうすれば良いですか?
効果を高めるには、ターゲットに応じたセグメント配信と、件名・本文のパーソナライズがカギになります。加えて、配信タイミングの最適化やA/Bテスト、開封率・クリック率の分析による改善も重要です。多くのメールマーケティングツールにはこれらの機能が備わっており、PDCAを回す体制づくりが成果につながります。
Q3. BtoBとBtoCでメールマーケティングツールの使い方は変わりますか?
はい、BtoBでは見込み顧客の育成(リードナーチャリング)を目的に、ステップメールやスコアリングを活用するケースが多く見られます。一方BtoCでは、セール情報やキャンペーン告知など即時性の高い一斉配信が中心となる傾向があります。配信頻度やKPIも異なるため、用途に合った機能を持つツールを選ぶことが大切です。
効果的なメールマーケティングツールを導入し、マーケティングを成功させよう
この記事ではメールマーケティングの基本情報や導入メリット、ツールの選び方やおすすめツールを紹介しました。
メールは現代においても、BtoBをはじめとしたビジネス全般で多く活用されているツールであり、マーケティングの手法としても有効です。自社のマーケティングの目的やターゲットに合わせたツールを選び、メールマーケティングを成功させましょう。

