オウンドメディアの立ち上げ手順を解説! 費用相場やよくある課題と解決方法、成功のポイントとは

ノートパソコンを使う女性

コンテンツマーケティング・デジタルマーケティングの一環として、オウンドメディアの立ち上げを検討している方も多いと思います。

オウンドメディア運営をはじめる際は、事前の準備が大切です。この記事では、オウンドメディアの立ち上げ手順の詳細を解説します。よくある課題や解決方法もお伝えいたしますので、ぜひ参考にしてください。

この記事のポイント

・オウンドメディアを立ち上げる際は明確な目的を設定してから進める
・オウンドメディアは使いやすいUI/UX設計が求められる
・集客効果を高めるためにはオウンドメディアのSEO対策が重要

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藤井 慎二郎の写真

記事の監修者

藤井 慎二郎 / 株式会社オロパス 代表取締役

SEOコンサルタントとしてBtoB、BtoC問わず、1,000社以上のWebサイトをコンサルテイングを行ってきた実績を持つ。経営軸の高い視座で戦略的にSEOを進めることが得意。
2014年に現在の株式会社オロパスを設立。それまでのSEO知見を活かしてSEOツール「パスカル」を開発。

目次

オウンドメディアの基礎知識

開かれた本と蝶やトンボのシルエット

オウンドメディアは自社のファンを育成するためのWebマーケティングとして注目されています。どんなメディアなのか、基本概要を見ていきましょう。

オウンドメディアとは自社が運営するWebサイト

オウンドメディアとは、自社が所有して運営するメディアです。広義の意味ではWebサイトのほか、メールマガジンや事業で運用しているSNSアカウントも該当します。

一方、Webマーケティングにおける狭義の意味では、ブログ・コラム形式のコンテンツをメインに展開するWebサイトを差すケースが一般的です。本記事でも、狭義のオウンドメディアを中心に解説を進めます。

オウンドメディアの重要性

インターネットが普及する以前、マーケティング手法は企業が製品・サービスを一方的に売り込む「マスマーケティング」が主流でした。

しかし、現在ではインターネットやスマートフォンが普及して、消費者は能動的に情報を収集できるようになりました。こうした行動の変化によって、消費者が求める情報を提供する「コンテンツマーケティング」の重要性が、業界を問わず高まっています。

オウンドメディアで消費者が求める有益なコンテンツを公開することで、読者・ターゲットのファン化やリード(見込み客)の獲得、自社のブランディングが可能になります。

オウンドメディアのメリット

オウンドメディアを作ることの最大のメリットは、Webサイト自体が自社の資産となる点です。ストック型のコンテンツであるため、一度制作すれば集客効果やリードの獲得、ユーザーのファン化に効果を発揮し続けます。

また、オウンドメディアはユーザーが自らアクセスする媒体であり、多額の広告宣伝費をかける必要がないというのも、マーケティングとして有効な理由のひとつです。

また、Web上で情報を発信するため、地理的な制約がありません。幅広いターゲット層へ情報を届けられる費用対効果の高さも、オウンドメディアのメリットと言えます。

オウンドメディアのデメリット

オウンドメディアはメリットが多いものの、デメリットも存在します。オウンドメディアの立ち上げや運用には、一定のコストが発生します。

Webサイトの構築費やデザイン費、さらには定期的にコンテンツを量産・更新するための人的リソースも必要です。加えて、オウンドメディアの成果は短期的には表れません。コンテンツが検索エンジンに評価されるまでには、一定の時間がかかります。そのため、長期的な視点で戦略的に取り組む姿勢が求められます。

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オウンドメディア立ち上げの事前準備

計画の立案

これからオウンドメディアを立ち上げる場合、まず最初のフェーズとして事前準備が重要です。オウンドメディアの運用を開始してから想定外のトラブルに陥らないように、以下4つのポイントをしっかり確認しましょう。

1.ビジネスにおける課題の抽出

オウンドメディアを作るうえで重要なポイントは、目的を明確にして戦略を決めることです。おもな目的は次のようなもまずは、オウンドメディアでどのような課題を解決したいのかを明らかにします。

ビジネスで抱えている現状の課題を洗い出して、オウンドメディアによって解決できる余地があるものを抽出します。具体的な課題の例は、次の通りです。

・営業活動が属人的でリード創出が安定しない
・広告宣伝費の高騰によってCPA(顧客獲得単価)が悪化している
・自社製品の認知度が低く新規顧客が増えづらい
・既存顧客との関係が希薄でリピーターが少ない

こうした課題を起点にして、オウンドメディアの役割を定義しましょう。

2.責任者や運営体制の明確化

オウンドメディアの立ち上げおよび運営に関する責任者を明確にします。責任者がいれば、予算や人員の割り振り、全体的な流れや納期の決定などの場面ですばやい意思決定が可能です。

さらに、オウンドメディア運用時における運営体制も早い段階で決定しましょう。コンテンツの企画や制作、編集、効果測定、改善といった各工程に必要なメンバーをアサインして、コンテンツを継続的に公開できる体制を整えます。

3.運用コストの確保

オウンドメディアを立ち上げる際は、初期費用だけでなく運用コストも考慮したうえで予算を確保しましょう。

サイトを維持するためのドメイン・サーバーなどの料金に加えて、コンテンツ制作費用も発生します。毎月制作するコンテンツの内容や数、外部委託の有無によって、コストは変動します。予算計画が甘ければ、コンテンツの更新が途絶えてしまうかもしれません。

結果的にオウンドメディアそのものが形骸化するリスクがあるため、事前準備の段階で運用コストを見積もっておきましょう。

4.外注または内製の決定

社内のノウハウや人的なリソースから、オウンドメディア運営業務の外部委託(外注)または内製化を決めます。社内の状況により内製よりも外注が適している場合もあります。

社員での対応が難しく外部委託する場合、戦略設計コンサルティングやWebサイト構築、コンテンツ制作(執筆ライターやデザイナー)、効果測定・モニタリングと改善サポートといった作業のうち一部だけの依頼も可能です。

運営代行会社によって提供しているサービスの範囲は異なり、トータルの支援が可能な会社や一部工程を専門的に対応している会社があります。また、SEO対策やブランディングなどの得意分野も違うため、外部委託する場合は自社の優先したいニーズがどんな点であるか、に合わせて最適な代行会社へアプローチしましょう。

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オウンドメディアの立ち上げに必要な費用相場

先ほどコストに軽く触れましたが、この項目ではコスト面の話をしていきます。オウンドメディアの費用は、立ち上げる際に必要な「サイト構築費用」と、立ち上げた後のメディア運用にかかる「サイト運用費用」の2つがあります。両方とも必要なコストなので、計算にいれるようにしましょう。

それぞれの項目と全体の費用相場を紹介します。

サイト構築費用

オウンドメディアに用いるWebサイト構築にかかる費用は、次の通りです。

項目費用相場
サーバー・システム利用・ドメイン料金1万円〜10万円
CMS構築費(コーディング費用)10万〜400万円
オウンドメディアの戦略設計費10万〜30万

サイトを立ち上げる際の費用相場は、総額20万〜400万円と大きく幅があります。小規模なオウンドメディアであれば20万円前後での立ち上げが可能ですが、大規模になると100万〜400万円の費用が発生する場合があります。

サイト運用費用

オウンドメディアの運用で毎月生じる費用は、主に以下の項目が挙げられます。

コンテンツの新規制作(執筆)や内容強化、効果測定などは基本的に継続的に行っていくこととなるため、ランニングコストとなります。

項目費用相場
コンテンツ制作費1記事1万〜5万円
効果測定費効果測定ツールの利用料
(次年度以降)サーバー・ドメイン料金年間1万円〜10万円

外注する場合は特に、予算オーバーにならないように気を配りながら進めましょう。

オウンドメディア立ち上げの手順を10個のSTEPで解説

スマホや資料を広げたデスクで付箋に書き込む手元

オウンドメディアを立ち上げる際は、次の10個のステップに分けて進めましょう。

STEP1.オウンドメディアの運営目的の明確化

はじめにオウンドメディアを立ち上げる目的を明確にしましょう。目的が定まっていないままプロジェクトを進めてしまうと、誰に向けて何を発信すべきかを正しく判断できません。事前準備で抽出した課題に合わせて、以下のような課題を解決するための目的を設定しましょう。

・自社サービスの認知度を高めてリードを獲得する
・広告宣伝費を削減しながらオウンドメディア経由で商品購入へ誘導する
・特定テーマに特化したコンテンツを提供して、リードを育成する
・採用ブランディングを行って、採用エントリーを増加させる

こうした目的を最初に決めることで、後の工程で方針がぶれる心配がありません。

STEP2.ペルソナとコンセプトの決定

ターゲットの決定

オウンドメディアのペルソナ(ターゲット像)を決めます。年齢性別、居住地域、職業、年収レベル、ライフスタイルといった人物像を細かく設定しましょう。

次に、オウンドメディアの目的とペルソナの潜在的・健在的なニーズを組み合わせて、コンセプトを決定します。たとえば、「中小企業向けのDX導入支援メディア」や「BtoBビジネスの営業ノウハウメディア」などのコンセプトがあります。

ここで自社のオウンドメディアが目指すべき方向性が決まるため、入念に検討しましょう。

STEP3.サーバーとドメインの準備

実際にWeb上にオウンドメディアを構築するためには、サーバーとドメインが必要です。サーバーとは、Webサイトのデータを保管するためのコンピューターを指します。

自社でサーバー機器を用意する方法もありますが、レンタルサーバーの利用が一般的です。一方のドメインは、よく「インターネット上の住所」と表現されます。

URLのうち、https://www の次に続く「〇〇.com」や「〇〇.net」がドメインであり、Webサイトを特定するために使われます。ドメイン取得サービスを利用して、オウンドメディアの独自ドメインを用意しましょう。

STEP4.CMSの選定

多くのオウンドメディアは、WordPressに代表される「CMS」を導入してサーバー上にWebサイトを構築しています。CMS(Content Management System)とは、Webサイトの構築や更新などをすべて簡単に行える、初心者でも導入しやすいツールです。

通常、Webサイトの構築には、CSSやJavaScriptなどのプログラミング言語によるコーディングが必要です。CMSはコーディング不要で使えるため、専門知識がなくてもオウンドメディアを構築できます。CMSはWordPressの他にも多数の種類があり、料金や機能性から自社に合うサービスを選びましょう。

STEP5.必要なコンテンツの考案

次は、オウンドメディアに掲載するコンテンツの種類を考えます。例として、次のようなコンテンツが挙げられます。

・検索エンジン経由の流入を狙う集客記事
・サービス導入事例などのナーチャリング記事
・ユーザーの信頼性を得る専門家監修の記事
・ユーザーの興味を引くエンタメ系記事
・商品・サービスへのコンバージョン直結記事

オウンドメディアの方向性に合わせて、必要なコンテンツの種類を定義しましょう。

STEP6.狙うべきキーワードの選定

前項で決定したコンテンツの各種類について、オウンドメディアのペルソナとコンセプトに合わせて具体的なキーワードを挙げていきます。

検索エンジンからの集客を目的とする記事の場合、検索結果画面での上位表示を達成するために、SEOを意識したキーワード選定が欠かせません。検索の意図、つまりユーザーがどのような検索キーワードで情報収集しているのか悩みの背景を調査して、コンテンツに取り入れていきます。

検索ボリュームが多いキーワードだけでなく、複数単語を組み合わせた「ロングテールキーワード」も大切です。検索ボリュームが少ない一方で、競争が緩やかなため比較的一位表示を狙いやすいキーワードです。

以下の記事でも、初心者向けにキーワード選定の方法を解説しています。

STEP7.コンテンツマップの作成

選定したキーワードをもとに、コンテンツマップを作成します。コンテンツマップとは、オウンドメディア内のコンテンツのカテゴリや関連性を整理する設計図です。

どのカテゴリにどういったコンテンツが必要なのかを把握しやすいため、不足しているキーワードやさらに掘り下げるべきジャンルがわかります。また、コンテンツ同士の関係も理解できるため、内部リンクの導線設計や優先的に取り組むべきキーワードの選別にも役立ちます。

STEP8.効果測定ツールの導入

オウンドメディアを運営するうえで、効果測定ツールの導入は必須です。効果測定ツールによって、オウンドメディアの施策の成果を客観的に確認できます。以下2つの代表的なツールは、無料で利用できます。

・Google Search Console(サーチコンソール)
・Googleアナリティクス

Google Search Consoleでは、Webサイトのパフォーマンスの計測が可能です。検索クエリや検索順位、クリック率、被リンクの状況といったデータを測定できます。

一方のGoogleアナリティクスとは、Webサイトのアクセス解析ツールです。各ページのアクセス数や滞在時間、流入経路、事前設定したコンバージョンの計測といった機能が提供されます。

STEP9.サイト構築とコンテンツ制作

ここまでの準備が整ったら、実際にサイトを構築します。CMSを導入してページを作成し、選定したキーワードに基づくコンテンツを制作しましょう。

自社によるサイト構築またはコンテンツ制作が難しい場合、Web制作会社やコンテンツ制作会社への外部委託を検討してみてください。

専門の企業であれば、優れたサイトデザインの実装や、強力なSEO対策を施したコンテンツの制作によって、より一層クオリティの高いオウンドメディアに仕上げられます。

STEP10.KPIの設定

オウンドメディアの成果を判断する指標として「KPI(重要業績評価指標)」を設定しましょう。KPIは、オウンドメディアの最終目標である「KGI(経営目標達成指標)」を測る中間目標として機能します。たとえば、ゴールとして定めたKGIが「オウンドメディア経由の年間成約数〇〇件」であれば、以下の項目がKPIに適しています。

・月間UU(ユニークユーザー)数
・CTAクリック数
・CVR(コンバージョン率)
・オウンドメディアによるリード獲得数

効果測定ツールで各数値のKPI達成度をチェックすることで、データに基づいてオウンドメディアの成果を評価できます。

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オウンドメディアを立ち上げる際のUI/UX設計

「SEO+UX」をハートで囲むイラストが描かれた黒板

オウンドメディアを立ち上げる際は、サイトのUI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)設計も重要になります。ユーザーにとって親切なUI/UX設計を心掛けることで、サイトの回遊性や滞在時間が向上するためです。オウンドメディアのUI/UXを設計する際は、以下7つのサイトの作り方を参考にしてみてください。

モバイルフレンドリーへの対応

モバイルフレンドリーとは、モバイル端末(スマートフォンやタブレットなど)からアクセスしても快適に閲覧できるサイトです。具体例として、ユーザーの画面サイズに応じてレイアウトを自動調整する「レスポンシブデザイン」が該当します。

2025年2月にLINEヤフーが発表した資料によると、調査対象のうちインターネットの利用環境が「スマホのみ」と回答したユーザーは過半数の55%に達していました(※1)。さらに、Googleは2015年4月のアップデートより、モバイルフレンドリーページの検索順位を上げると公表しています(※2)。SEO対策の観点からも、モバイルフレンドリーへの対応は欠かせません。

スマートフォンユーザーに優しい設計のサイトかという点は、常に意識しましょう。

フォントや行間の設定

テキスト中心のオウンドメディアにおいて、フォントの種類やサイズ、行間の設定はUXに直結します。テキストサイズが小さすぎたり、行間が詰まりすぎたりすると、ユーザーにとって見づらいでしょう。

せっかく質の高いコンテンツを制作しても、ユーザーは求める情報にたどり着く前にページを離脱してしまいます。さらに、フォントの乱用も避けましょう。過剰な種類のフォントで装飾されたテキストは、可読性を損ないます。

視認性が高いフォント、フォントサイズに統一して、ユーザーのストレスを最小限に抑える設計を心がけましょう。

テーマに合うデザイン

サイト全体のデザインは、オウンドメディアのテーマやコンセプトと合わせましょう。自社のブランドイメージを伝える媒体でもあるため、以下の配色も大切です。

・メインカラー
アイコンや枠に使う

・サブカラー
重要度が低い部分で使いメインカラーを補う

・ベースカラー
背景や余白に使う

・アクセントカラー
強調したい部分に使う

ユーザーに伝えたいイメージに合わせて、最適な配色とデザインを構築しましょう。

内部リンクの関連性

ユーザーにオウンドメディアの複数の記事を読んでもらうためには、内部リンクの設置が必要です。記事に関連するページの内部リンクを設置すると、ユーザーは興味関心の高い情報をさらに深掘りできます。

回遊性の高いサイト設計であれば、ユーザーの滞在時間も向上させられます。また、内部リンクの設置はクローラーに対するSEO対策にも効果的です。

クローラーとは、Web上のデータを収集して検索結果へ反映するプログラムです。クローラーはWebサイトのリンクを辿るため、内部リンクによってサイト内のコンテンツをすみずみまで巡回してもらえます。

必要最小限の演出

オウンドメディアの演出は、必要最小限の量に抑えましょう。

たとえば、ページの読み込みが遅くなる高解像度の動画背景や不要なアニメーション、強制的に画面をスクロールさせる「スクロールハイジャック」などの演出は、ユーザーの操作を阻害して離脱率を上げる要因となります。

オウンドメディアはあくまで情報を伝える媒体であるため、過剰な演出よりも実用性を重視した設計が重要です。

画像は軽量化させて、動きのある要素を少なくすることで、コンテンツの邪魔にならないサイト設計になります。

CTAの改善

コンバージョンに直接つなげる「CTA」の改善も大切です。CTAとは、資料請求やダウンロード、会員登録、メルマガ登録などのコンバージョンに誘導するボタンです。

テキストや画像、バナーがCTAになる場合もあります。オウンドメディアの最終的なコンバージョンを達成するために不可欠な要素であるため、配置場所やボタンの色・形、画像、テキストを最適化しましょう。

CTAを改善するためには、デザインや設置場所の変更前後のABテストがおすすめです。変更前後のクリック率やCVRを比較して、効果を確認しましょう。

適切な見出し

オウンドメディアの立ち上げに欠かせないのが、サイトの目次や設計図となるコンテンツマップの作成です。コンテンツマップと適切な見出しの構成は、ページ全体の読みやすさを大きく左右します。

見出しの量とテキストの調整やページ冒頭への目次の設置のほか、論理的な階層構造も意識しましょう。見出しで情報のまとまりを区切り、ユーザーにとって理解しやすい順序で構成することで、コンテンツの内容を的確に伝えることができます。

※1 参照:LINEヤフー株式会社「【LINEヤフー】〈調査報告〉インターネットの利用環境 定点調査(2024年下期)」https://www.lycorp.co.jp/ja/news/release/016997

※2 参照:Google「Google検索セントラルブログ – モバイルフレンドリーアップデートを開始します」https://developers.google.com/search/blog/2015/04/rolling-out-mobile-friendly-update?hl=ja

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オウンドメディア立ち上げ時のよくある課題と解決方法

ペンを握って考え込む仕草をする子ども

オウンドメディアを立ち上げる際は計画倒れにならないように、次の5つのよくある課題に備えておきましょう。解決方法と合わせて説明します。

社内の理解を得られない

1つ目の課題は、オウンドメディアの立ち上げに関して社内理解を得られないパターンです。オウンドメディアの必要性を理解してもらえず、プロジェクト自体がストップしてしまうケースが珍しくありません。

計画倒れにならないためには、オウンドメディアの運営によって得られる中長期的な利益や、広告に頼らない集客チャネルとしての価値を示しましょう。合わせて、オウンドメディア運用による費用対効果の具体的なデータを明示することで、社内からの納得を得やすくなります。

リソースが不足する

予算や人員などのリソースが足りず、思うようにオウンドメディアの準備が進まないケースもよくあります。専任のスタッフを確保できない企業では、担当者が通常業務と兼任しなくてはならず疲弊するリスクも考えられます。

本来、オウンドメディアは低予算のスモールスタートが可能な施策です。立ち上げ当初から広い領域に手を出さず、施策を絞り込む必要があります。

更新頻度やコンテンツのジャンルを絞って、実現可能な範囲で進めましょう。社内に制作スキルやSEOの知識を持っている人材がいない場合、外部の運営代行会社への一部業務の委託を検討しましょう。

調査が不十分なまま進める

事前調査が不十分なままプロジェクトを進めた場合、競合との差別化ができなかったり、オウンドメディアの構築途中で施策に迷いが生じたりするでしょう。

オウンドメディアを立ち上げる際は、徹底したリサーチが必要です。競合他社の存在、競合サイトの構成やコンテンツの傾向、商品・サービスとの相性、ターゲット層の検索ニーズなどの情報を調査して、自社ならではのオウンドメディアを設計しましょう。

徹底した調査結果をオウンドメディアに活かすことで、公開後も想定した成果を得やすくなります。

メディアの方向性が定まっていない

オウンドメディアの方向性が定まっておらず、コンセプトやコンテンツ、サイトデザインがバラバラになるパターンもよくあります。どのような方向性に舵をきるべきかわからなければ、オウンドメディア立ち上げに無駄な時間がかかります。

さらに、オウンドメディアを立ち上げた後も、一貫性がなければユーザーの信頼を得られません。関連性が低いコンテンツの乱立や統一感のないビジュアルは、信頼性や専門性に欠けて見える恐れがあります。オウンドメディアを立ち上げる際は、はじめに目的を決めましょう。

目的達成に必要なコンセプトやコンテンツがあれば、スムーズにメディアを立ち上げて一貫したコンテンツを提供できます。

短期間で成果が出ると勘違いする

短期間でオウンドメディアの成果を挙げられるという考え方では、無理なKPIを設定したり、予算や人員の分配を間違ったりします。

さらに、オウンドメディアの立ち上げ後、非現実的なKPI設定によってメンバーのモチベーションが低下しやすくなります。コンテンツを公開してからSEO評価が向上するまでには時間がかかり、一朝一夕でコンバージョンに直結するわけではありません。

オウンドメディアは中長期的な施策だと認識を共有して、適切なリソース配分と段階的なKPI管理を行いましょう。

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集客力を高めるオウンドメディアの作り方

スマホとSNSのマーク

オウンドメディアを集客につなげるためには、流入経路について知っておく必要があります。オウンドメディアへの流入を促して集客力を高めましょう。

公式アカウントを活用したSNSからの流入

「Twitter」や「Instagram」「Facebook」といったSNSの自社アカウントを運用することは、幅広いターゲットへのアプローチに有効です。

たとえば、「Twitter」はリアルタイム性が高いSNSで、アルゴリズムによってトレンドが決定されます。いま盛り上がっている話題が選び出されることから「トレンド入り」という言葉が浸透しているほどです。フォロワーからフォロワーへと、リツイートによって強い拡散力を発揮します。

「Instagram」や「Facebook」は、画像や動画を使ったアプローチに有効です。SNSの特性に合わせた運用でアカウントのフォロワーを増加させ、オウンドメディアへ誘導しましょう。

検索エンジンからの流入

ターゲットとなるユーザーは情報をキャッチするために検索を行うため、検索エンジンの結果画面に表示されれば、オウンドメディアへの流入が期待できるといえるでしょう。

検索からアクセスにつながるのは、2ページ目くらいまでの検索結果が目安とされており、1ページ目に表示されるとよりクリックされる可能性が高まります。検索結果の上位に表示されるためには、SEO対策が効果的です。

検索エンジンからの集客に欠かせないSEO対策

検索する女性

オウンドメディアを立ち上げる際は、SEO対策が欠かせません。サイトを公開してからSEO対策に取り組み始めるのではなく、計画段階からSEO対策を理解したうえで施策に取り入れましょう。

オウンドメディアの立ち上げ時から取り組むべきSEO対策は、以下の6つです。

検索キーワードを抽出して効果的な記事を制作する

SEOにおける基本項目が、検索キーワードに基づく記事制作です。ユーザーが検索エンジンに入力する語句をもとに、どのような情報を求めているかを分析してコンテンツに反映させましょう。

たとえば「転職 めんどくさい」というキーワードがある場合、「なぜ面倒なのか」「どうすれば解消できるのか」「転職エージェントの選び方」など、検索意図に寄り添った切り口が求められます。

自社が一方的に知ってほしい情報を優先するのではなく、ユーザーファーストなコンテンツ制作が重要です。

E-E-A-Tに対応する

SEO対策では、「E-E-A-T」に対応したコンテンツが求められます。E-E-A-Tとは、Googleの「検索品質評価ガイドライン」で示された以下4つの基準です(※)。

・Experience:経験
・Expertise:専門性
・Authoritativeness:権威性
・Trustworthiness:信頼性

「経験」とは実体験に基づくコンテンツで、「専門性」は検索意図に合う情報を網羅していると高く評価されます。「権威性」とは、他社サイトからの被リンクや専門家の監修で高まる指標です。「信頼性」は他3つの評価がベースになります。

さらに、「〇〇Inc.」「株式会社〇〇」といった運営者情報の明記や、サイトのSSL化対応によっても向上させられます。E-E-A-Tをできる限り満たすことで、検索順位の上昇が見込めます。

XMLサイトマップを作成する

XMLサイトマップとは、サイト内のURL構造を検索エンジンに伝えるファイルです。XMLサイトマップがあると、検索エンジンのクローラーは効率的にサイト内のページを読み込めます。Googleは、XMLサイトマップが必要なサイトの特徴を次の通り示しています(※4)。

・サイズが大きいサイト
・外部からのリンクが少なく、新しいサイト
・画像や動画が多いサイト
・Google ニュースに表示されるサイト

オウンドメディアの立ち上げ初期は外部からのリンクがほとんどないため、XMLサイトマップを作成したほうが良いでしょう。

階層構造はシンプルにする

サイト内のページ同士の階層構造は、できる限りシンプルにしましょう。複雑な階層構造では目的の情報に辿り着くための手間が多く、ユーザーの離脱率を高めてしまいます。

さらに、階層が深すぎるページにはクローラーも巡回しづらくなります。基本的には、「トップページ→カテゴリページ→記事ページ」と3階層以内の簡潔な構造がおすすめです。

ページ上部または下部にパンくずリストを設置して現在位置を示すと、サイトの利便性が向上します。

HTMLタグもSEOを意識する

コンテンツに使用するHTMLタグも、重要なSEO対策の1つです。タイトルのtitleタグや見出しのh1〜h3タグは、検索キーワードやページの主旨を明確に伝える役割を担っています。また、画像にはalt属性をつけて、画像が表示できない際の代替テキストを用意しましょう。

metaタグの「メタディスクリプション」でページの要約を検索結果に表示すると、さらに親切な設計になります。適切にタグを設定することで、ユーザーだけでなく検索エンジンにもページの情報を正しく伝えられます。

構造化データをマークアップする

構造化データとは、検索エンジンに対してコンテンツの意味や情報の種類を正確に伝えるためのコードです。人間は文章を読めばコンテンツを理解できますが、検索エンジンはHTMLタグだけではコンテンツの内容を理解できない場合があります。

そこで、構造化データをマークアップ(記述)することで、検索エンジンに「会社名は〇〇」「記事のタイトルは△△」と正確に読み取らせられます。

※3 参照: Google「検索品質評価ガイドライン」https://static.googleusercontent.com/media/guidelines.raterhub.com/en//searchqualityevaluatorguidelines.pdf

※4 参照:Google「Google検索セントラル – サイトマップについて」https://developers.google.com/search/docs/crawling-indexing/sitemaps/overview?hl=ja

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立ち上げたオウンドメディアを成功させるポイント

分析するビジネスマン

オウンドメディアは、ただ立ち上げただけでは意味がありません。オウンドメディアを立ち上げた後、本来の目的を達成することが重要です。立ち上げたオウンドメディアを成功させるためには、以下5つのポイントに注意しましょう。

測定と改善を必ず行う

オウンドメディアの効果測定と改善は、必ず実施しましょう。はじめに設定したKPIに対して、実際にどの程度の成果を得られているのかを定期的に確認します。

例として、記事ごとのPV数や滞在時間、コンバージョン率などのデータをチェックして、成果が出ていない項目は改善しましょう。施策の成果を可視化して、客観的な数値に基づき改善を実行することで、オウンドメディア全体の質が高まっていきます。

必要に応じてSEOツールを活用する

Googleアナリティクスなどの効果測定ツールのほか、必要に応じて専門的なSEOツールを活用しましょう。SEOツールには、検索順位の向上に必要なさまざまな機能が搭載されています。

キーワードの選定や被リンク調査、競合調査、盛り込むべき単語のピックアップといった機能が利用可能です。たとえば、SEOツールの「Pascal(パスカル)」は基本的なSEO機能に加えて、検索上位ページの分析、コンテンツに盛り込むべきオリジナル要素や改善点の提案などの便利な機能があります。

コンテンツ制作を効率化したい場合、多くの実績を持つ、多機能なSEOツールの導入を検討しましょう。
SEOツール「Pascal(パスカル)」公式サイト

ユーザーの役に立つコンテンツを提供する

多くのユーザーにオウンドメディアを訪れてもらうためには、有益なコンテンツが不可欠です。商品認知や集客、リード獲得、ブランドイメージ向上といったオウンドメディアの目的の違いにかかわらず、ユーザーの役に立つコンテンツが必要です。

コンバージョンにつながるコンテンツも必要ですが、ユーザーファーストなコンテンツを増やすことで信頼関係が構築され、目的を達成しやすくなります。

公開した記事は定期的にリライトする

一度公開した記事はそのまま放置せず、定期的にリライトしましょう。オウンドメディアはコンテンツが蓄積されていく媒体ではありますが、情報は時間の経過とともに陳腐化するものです。

過去の記事は定期的にチェックして、掲載している情報が古くなっていないかを確認しましょう。古い情報があれば、新たな統計データやトレンドに内容を改めましょう。常に最新の情報を提供できれば、オウンドメディアの品質を高く維持できます。

複数の流入経路で集客効果を高める

SEO対策によって検索エンジンからの流入を増やすだけでなく、他の流入経路も持ちましょう。具体的には、SNSで新着記事を紹介すれば、自社に興味のあるユーザーからのアクセスを獲得できます。

さらに、プレスリリース配信サービスを使うと、多くのメディアやユーザーへまとめて情報を届けられます。また、他社のメディアと連携して、記事の寄稿や相互紹介を行うことで新たなユーザー層へのリーチが可能です。オウンドメディアで安定して成果を出すためには、集客経路の分散が大切になります。

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オウンドメディアの代行サービスに外注する方法

コストパフォーマンスのイメージ

オウンドメディアを自社で運営するのが難しい場合は、代行サービスに外注するのがおすすめです。

オウンドメディアの制作会社に外注するメリット

オウンドメディアの運用を外注すると、次のようなメリットがあります。

  • プロによるサイトの制作
  • ノウハウを活かした戦略設計
  • スキルを持ったライターによる記事制作

ノウハウがなくてどこから手をつければいいかわからない、ユーザーのニーズに適した企画が思いつかない、リソース不足で人員が配置できないなど、オウンドメディアの悩みを解決してくれるのが外注のメリットです。企画からコンテンツ制作、チェックまで支援する代行サービスを選べば、オウンドメディアの運用をすべて任せられます。

オウンドメディアを制作会社に依頼するか迷っている方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
オウンドメディアの制作会社おすすめ19選|選び方のコツもご紹介!

オウンドメディアの外注にかかる費用

外注でかかる費用については、依頼範囲によってそれぞれ費用が異なります。Webサイトを制作するだけなら初期費用の相場は約50万円です。コンテンツの設計や戦略のサポートなど依頼範囲が大きくなると、初期費用の相場は100~200万円以上とコストも高くなります。

さらに運用費用として年間で10~100万円ほど、記事のライティングを依頼する場合はライターへの外注費用も必要です。基本的には文字単価で決定しますが、ライターのレベルや記事の専門性によって相場が異なります。複数の代行サービスから見積もりを取って、依頼範囲と費用のバランスを考慮しながら自社に適した外注先を選びましょう。

効果的なオウンドメディアを立ち上げて目標を達成!

オウンドメディアを立ち上げる際は、ビジネスの課題を解決するための目的を設定しましょう。目的に合わせてコンセプトやペルソナを設定すると、オウンドメディアの方向性を決定できます。制作すべきコンテンツの種類もわかるため、目指した目標に向けて効果的なオウンドメディアを構築でき、失敗を避けられるでしょう。

また、オウンドメディアの立ち上げ段階からSEO対策を施すことで、早い時期から検索順位の上昇が期待できるでしょう。入念に事前準備をしてからオウンドメディアを立ち上げることで、課題解決および目標達成をしやすくなります。

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