【2024最新版】BtoB企業のマーケティングを支援！おすすめ支援会社21社：業務内容とサポート範囲を比較・解説

公開日：2023年12月5日

更新日：2024年4月24日

マーケティング活動に注力するBtoB企業が増え続けています。一方で、自社にノウハウがない、マーケティング部門が存在せずマーケターもいない、と悩みを抱える会社も多く、効果的な施策を実行できていないケースも少なくないようです。

そんなときの心強い味方が「マーケティング支援会社」です。本記事では、2023年12月時点の最新情報に基づき、2024年に向けて、BtoBマーケティング支援を行うおすすめの企業をご紹介。サービスの概要と特徴、依頼先を選ぶ際のポイントと、心がけたいことまで一通り解説します。

なお、BtoBマーケティングについてもっと知りたい方は以下の記事もご覧ください。

重要度・注目度が増し続けるBtoB企業のマーケティング

中小企業でも大手企業でも、BtoBマーケティングはますます重要になっています。以下は、キーワードが検索された回数の指標を人気度として表示できるGoogleトレンドで、日本における「マーケティング BtoB」の検索回数を過去12年間について追いかけたものです。
検索数（人気度）は年々増し続け、特に2022年に入ってから、一段と増えているのがわかります。
BtoBマーケティングのGoogleトレンドー【2024最新版】BtoB企業のマーケティングを支援！おすすめ支援会社20社：業務内容とサポート範囲を比較・解説
従来は「馴染みの取引先の営業担当者が紹介する商品を検討し、購入する」のがBtoB企業における主流の購買プロセスでした。売る側の企業としては「お得意先に商品を紹介する」のが重要ですから、マーケティングの活動といえば「営業活動」。現場の営業スタッフがクライアント企業の担当者からいかに信頼を獲得し、関係性を築くかが売上アップのためのカギであり、属人的な売り方になっていました。

しかし、ビジネス全般におけるデジタル化が進み、インターネットで検索するという行動が社会に浸透した結果、BtoB企業の購買プロセスも「まずは担当者が自らWebで情報を収集する」方向に変化しました。
また、パンデミックの影響により、企業活動の多くの部分がオンラインへの移行を余儀なくされ、Webマーケティングはますます加速。BtoB企業が商品を購入する際、「営業担当者にコンタクトをとる前に、すでに検討の大部分を済ませている」傾向が強まっています。

そのため、BtoB企業においても「顧客企業に選ばれる仕組みの構築」へ取り組みが重要になり、マーケティング活動に力をいれるべき、という考えが広まっているのです。

BtoBマーケティングを自社で成功させるのが難しい理由

BtoBマーケティングはうまくいっている企業、そうでない企業とではっきりと差がついています。「BtoBマーケティングは難しい」との声も聞かれますが、なぜでしょうか。

専門性が高く、手法が多岐に渡る

BtoBマーケティングでは、まず現状の分析を行い、目標を設定してから戦略を作り、各種の施策を実行していきます。オンライン・オフライン、それぞれの領域において多数の手法がある中で、適切なものを選び出し、顧客の購買プロセスに応じて展開していきます。

現状分析や戦略立案では各種のフレームワークを用いますし、施策を実行する段階では、リードのジェネレーション・ナーチャリングといった目的に応じて、最適な手法を選び、使いこなす能力が求められます。
広い分野に渡るハイレベルな知識が要求されるため、初心者・経験が少ない・他の業務とマーケティングも兼任、というマーケターでは、スキル不足や時間不足のために成果を出せないこともよくあるのです。

特に、最近、注目度が増しているWebマーケティングでは、SNSの活用、コンテンツマーケティング、SEO対策、リスティング広告と、それぞれに、詳細かつ最新の知識が要求されます。
一通りこなせるジェネラリストのマーケ担当がいないわけではありませんが、たいていは、得意分野とそうでない分野があります。施策の概要を理解していることと、適切に実行できること、は別だと考える必要があります。

歴史が浅く経験・ノウハウを持つ人材が少ない

BtoBマーケティングの重要性が認識されるようになってからの歴史はまだ浅く、実践的な経験と確かな専門知識を持つ人材はまだ多くはありません。マーケティング部門を立ち上げたけれど社内に浸透しない、マーケターを採用したけれど他部署のスタッフが業務内容を理解できず連携が取れていない、などの事態も起こっています。

BtoBマーケティングのゴールー【2024最新版】BtoB企業のマーケティングを支援！おすすめ支援会社20社：業務内容とサポート範囲を比較・解説

実際、専門のマーケターを採用するのは難しく、マーケティング業界は慢性的な人材不足とも言われています。数千人規模の社員を抱える大手企業でも、マーケティングチームは数十人、ということも珍しくありませんし、中堅企業の場合はマーケターは1人、または、専任の担当者を置かないケースもよくあります。

BtoBマーケティングで扱う業務の範囲・量は膨大です。戦略の立案から施策の実行までをたった1人で進めるのには無理があります。
結果的に、「戦略を立てるための時間がとれないのでとりあえず広告の出稿を行っている」「コンテンツマーケティングの名の下にひたすら企業ブログの更新を続ける」といった状況に陥り、マーケティング本来の「売れる仕組みの構築」がきちんと実行できなくなってしまうのです。

これらの課題を解決する早道が、BtoBマーケティングを支援する企業に依頼することです。では一体、どのようなサポートが期待できるのでしょうか？

BtoBマーケティングを支援する企業とは？サポート内容は？

BtoBマーケティングの支援会社は、マーケティングの中でもBtoBに特化した支援を提供してくれます。

BtoBマーケティング支援企業に依頼できる範囲は広い

BtoBマーケティングは一般的に、「調査・分析→戦略設計→施策の実施と効果測定」の流れで進みます。BtoBマーケティング支援企業は、これらすべての領域においてサポートを提供しており、必要に応じた支援を行ってくれます。
具体的には、以下のようなサービスが用意されています。

（1）現状の調査と分析

マーケティング活動は、現状を正しく把握するところから始めます。
自社製品の特徴と強み、売上、競合、市場の動向、ターゲットのニーズ、課題などを明確にするための詳細な調査と分析は必須項目です。BtoB市場は特定の業界・顧客に特化していることが多く、一般の人にとってなじみが薄いので、リサーチにはテクニックを必要とします。

（2）マーケティング戦略の企画・立案

現状分析の結果に基づき、「誰」に「何」を「どのように」届けるのか、を具体化させ、目指すべき目標を設定します。予算や期間なども考慮しつつ、その目標を達成するための道筋を戦略として描き出し、具体的な戦術の策定（マーケティング手法の選定）を行います。

BtoBのマーケティング活動では、「流行りの◯◯をまず取り入れてみよう」「とりあえずやってみてから考える」などといった、施策・方法ありきのマーケティング活動をよく見かけます。しかし、戦略を立てずに施策だけ行っても、どうなれば成功なのか定義できません。「戦略」という言葉は大袈裟に感じられるかもしれませんが、マーケティング活動においては必須と考えてください。

マーケティング戦略の企画・立案ー【2024最新版】BtoB企業のマーケティングを支援！おすすめ支援会社20社：業務内容とサポート範囲を比較・解説

戦略の立案では、マクロの視点と、同じ業界内でのマーケティング活動の経験がものを言いますから、専門家の力を借りることのメリットが大きい部分です。

（3）施策の実行と効果の測定・検証

決定した施策を実際に行っていきます。実施してみて初めてわかることも多いので、「やりっぱなし」にせず、効果の測定・検証までを必ずセットで行わねばなりません。

いざ施策を開始すると、実行そのものにかなりの時間がとられます。重要だとはわかっていても、効果測定・検証はつい後回しになりがちです。支援会社が介入するとデータをレポートにまとめて定期的に報告してくれるので、評価と改善の機会を確実に設けられるようになります。

支援会社を選ぶ前に「何」を「どこまで」依頼するか決めておこう

上記のサポート内容は、すべてを提供する企業もあれば、一部だけの場合もあります。詳しいサービス内容は各企業のサイトや資料で確認する必要がありますが、大まかには次の3タイプに分類できます。

・コンサルティング特化型の支援を提供する企業
・施策の運用を代行する企業
・トータルでの支援を提供する企業

コンサルティング特化型の支援を行う企業

現状分析から戦略の作成・提案までを主に行います。マーケット分析、競合分析、ターゲット顧客の特定、ブランディングの戦略、製品ポジショニング、価格設定など、分析を丁寧に行うことで、ロジカルな戦略を立てます。

BtoBマーケティング支援企業が実施するコンサルティングサポートの具体的な内容は、BtoBマーケティングのコンサルとは？おすすめのコンサルティング会社と支援内容を解説【2024年版】で解説していますので、ぜひお読みください。

コンサルティング特化型の企業に依頼する場合、施策の実行は、自社で行うか、外注先に依頼するか、どちらかになります。
外注先をこれから探すなら、選定作業にかかる手間、選定後に施策の内容を伝えるコミュニケーションコストなども考慮しておかねばなりません。日頃から取引のある、信頼できる馴染みの外注先があるケース以外では、あまり現実的ではない可能性もあります。

自社で内製する場合は手間がかかりますが、最終的にはノウハウが蓄積するメリットもあります。コンサルタントの伴走がありアドバイスが受けられるからこそ、内製化にチャレンジするチャンスともいえます。また、採用目的など自社のブランド強化のための取り組みでは、内部のスタッフがコンテンツ制作に携わることで質のアップも期待できます。

マーケティング施策の運用を代行する企業

マーケティング施策の1つずつを、自社にかわって実行してくれます。ただし、BtoBマーケティングの支援サービスをメインに行う企業で、「実務代行のみ」のメニューを用意しているケースはほとんどありません。
そのため、実務の依頼が前提であれば、この次に紹介する、トータルでの支援を行う企業に戦略立案も含めてお願いするのが現実的です。

コストカットの観点から「実務のみ」を任せたい場合は、行いたい施策に応じて、コンテンツ制作会社や広告代理店、SEO対策の専門企業などを探し、外注を依頼することになります。どういった会社にどの施策を依頼できるのかの目安は、下記を参考にしてください。

Web制作会社・コンテンツ制作会社：
Webサイト制作・ホワイトペーパー制作、ビデオ制作、インフォグラフィックの制作など

Webマーケティング会社・SEO対策会社：
コンテンツマーケティング、SNSアカウント運用、WebページのSEO対策、Google広告・SNS広告など有料広告の運用、アナリティクスやサーチコンソールを活用したWebサイトのパフォーマンス測定・アクセスの解析など

営業支援の会社：
CRMシステムの導入、セールス資料の作成、MAツール導入と管理、インサイドセールス代行など

支援範囲ー【2024最新版】BtoB企業のマーケティングを支援！おすすめ支援会社20社：業務内容とサポート範囲を比較・解説

トータルでの支援を行う企業

分析から戦略の作成・提案、そして実行段階までワンストップでお任せできるので、依頼する側の負担が最小限になります。施策だけを行ってくれる別会社を探す手間が省け、戦略立案から実行までスピーディーに進むのが魅力です。また、実行部隊に作業の指示を引き継ぐ際に、抜け・漏れが発生する心配もありません。

「コンサルティング」 ×「マーケティング」の両軸を起点に、「ブランディング構築」を含めた持続可能な企業成長に向けたソリューションを提供する。中長期を見据え、企業が抱えるマーケティング課題を整理し、それに合わせたサポートを大切にしている。

サービス

コンサルティング支援
マーケティング支援

公式サイト

https://unname.co.jp/

トータル支援型かつ強い分野のある支援企業

実務だけお願いしたい企業は、このようなタイプの支援企業に依頼してみても良いでしょう。

リード獲得・営業代行

１５、ターゲットメディア株式会社

ターゲットメディアー【2024最新版】BtoB企業のマーケティングを支援！おすすめ支援会社20社：業務内容とサポート範囲を比較・解説

概要

「新規顧客開拓」をGOALとしたマーケティング活動を得意としている。クライアント企業の市場環境、状態に合わせた「営業活動に結びつくBtoBマーケティング施策」を提案・実行する。

サービス

BtoBマーケティング
コンサルティング
BtoB広告運用
マーケティングサイトの制作・運営
MA導入・運用支援
BtoBコンテンツ制作

公式サイト

https://www.tmedia.co.jp/

１６、リーグル株式会社

LEAGLEー【2024最新版】BtoB企業のマーケティングを支援！おすすめ支援会社20社：業務内容とサポート範囲を比較・解説

概要

700社以上のBtoBセールス・マーケティング支援実績を持つセールスクラウドのリーディングカンパニー。ターゲティングから顧客接点構築、ナーチャリングまで支援でき、質の高いリード提供が可能。

サービス

セールス
マーケティングコンサルティングサービス
ディストリビューション

公式サイト

https://leagle.co.jp/

１７、SALES ROBOTICS株式会社

概要

インサイドセールスのプロフェッショナルとして、1000社以上の企業の支援実績がある。数多くの営業現場で得た知識と経験をデータ化し、ノウハウとして集約している。

サービス

インサイドセールス支援
インサイドセールス運用支援
インサイドセールス立ち上げ構築支援
BPOサービス
コールセンター
オンライン接客
セールスチャット
テレマーケティング
メール代行
事務代行
品質管理代行
採用代行

公式サイト

https://salesrobotics.co.jp/

１８、株式会社コムレイズ・インキュベート

コムレイズ・インキュベートー【2024最新版】BtoB企業のマーケティングを支援！おすすめ支援会社20社：業務内容とサポート範囲を比較・解説

概要

営業組織の立ち上げからスケールまで、各ステージごとに最適なセールス・マーケティングソリューションを提供している。

サービス

ベンチャー投資事業
営業支援事業

公式サイト

https://www.comrades-incubate.com/

１９、株式会社Sales and Innovation Japan

セールスアンドイノベーティブジャパンー【2024最新版】BtoB企業のマーケティングを支援！おすすめ支援会社20社：業務内容とサポート範囲を比較・解説

概要

ビジネスの課題を解決するためのプラットフォームを開発・提供。「未来をつくる　最高のチームとともに」を掲げ、チームの力とビジネスの力でゼロから新しい価値を創造することを使命としてる。

サービス

事業開発支援サービス
人材調達支援サービス
BtoBプラットフォーム

公式サイト

https://www.salesandinnovation.co.jp/

Webコンテンツ制作

２０、株式会社EXIDEA

EXIDEAー【2024最新版】BtoB企業のマーケティングを支援！おすすめ支援会社20社：業務内容とサポート範囲を比較・解説

概要

BtoBマーケティングの全体設計を行い、動画制作・SEO・Web広告運用といった総合的なデジタルマーケティング「パーパス・コミュニケーション」を提供。Webコンテンツの品質を自動で分析し、スコアリングするSEOライティングツール「EmmaTools」で高品質なコンテンツ作成をサポート。また、総合比較メディア『HonNe』ほか、複数のWebメディアを運営している。

サービス

Webメディア
デジタルマーケティング
SEOライティングツール

公式サイト

https://exidea.co.jp/

２１、株式会社ニュートラルワークス

概要

ワンストップでビジネスをグロースさせる湘南のデジタルマーケティングカンパニー。豊富なノウハウとアイデアの力で企業をサポートする。各領域のスペシャリストが戦略立案から制作・運用まで、オーダーメイドで支援。

サービス

SEO
Web広告
コンサルティング
SNS運用

公式サイト

https://n-works.link/

BtoBマーケティング支援会社はどこがいい？選び方のポイント3つ

依頼先を選ぶ際のヒントを3つご紹介します。

自社の属する業界・同業種でのサポート実績

実績が豊富な企業の方が安心できるのは言うまでもありませんが、自社と同じ業界や、同業種の企業をサポートした経験があるかも確認しましょう。BtoBマーケティング支援企業のWebサイトでは事例がよく紹介されていますから、目を通してみます。

業界・業種によってある程度、マーケティングの「勝ちパターン」は決まっていますから、自社と似た企業での成功経験がある支援会社なら、有効なノウハウの提供が期待できます。前提条件となる業界や市場全体の状況について、ある程度の事前知識を持って臨んでもらえるのもメリットです。

得意な分野と提供できる施策

トータルでのサポートを行う支援会社に依頼する際は、実行可能な施策の範囲について具体的に確認しておきましょう。マーケティング手段はオンライン・オフラインあわせると、非常に幅広いので、プロといえども、あらゆる施策に完璧に精通しているとは限りません。
どこまでの内容に対応してもらえるのか、得意な分野・施策について確かめておきたいところです。

担当者との相性・コミュニケーションの取りやすさ

支援企業とは密な連携をとって一緒にプロジェクトを進めていきますから、頻繁なやりとりが発生します。BtoB領域のマーケティングでは成果が出るまでに数ヶ月、ときには年単位の時間もかかりますから、その間ずっとお付き合いが続くことを想定しなくてはなりません。

担当者との相性、コミュニケーションの取りやすさ、相談のしやすさは特に、重視したいポイントです。スピード感を持った丁寧な対応はもちろん、マーケティング部門の組織の一員という気持ちで伴走してくれる担当者にお願いしたいですね。

担当者との相性は大事ー【2024最新版】BtoB企業のマーケティングを支援！おすすめ支援会社20社：業務内容とサポート範囲を比較・解説

BtoBマーケティング支援会社に依頼するにも最低限の知識は必要

最後に、マーケティング支援企業に依頼する際に心得ておきたい点にも触れておきます。

BtoBマーケティング支援企業に依頼する場合も、自社で最低限の知識を持つ必要があります。全部おまかせ・丸投げしよう、いうのではなく、「一緒に作り上げる」姿勢が肝心です。
ここでは、依頼する際に最低限、知っておきたいアプローチの手法を目的ごとに、ごく簡単に紹介しておきます。

認知〜リードジェネレーションで効果を発揮する主な手法

展示会マーケティング：展示会・見本市への出展により見込み客との接点を持つ
テレアポ：見込み顧客に対して電話で訪問や面談の日程を取り付ける
テレビやラジオのCM：テレビ・ラジオの視聴者に向けて広告を配信する
交通広告：電車・バス・タクシー・新幹線などの車両内で広告を配信する
SEO対策：WebサイトがGoogleの検索結果の上位に表示されるよう調整する
コンテンツマーケティング：オウンドメディアやブログなどを運営し、記事や動画といったコンテンツを制作し、検索結果の上位表示を目指す
リスティング広告：特定のキーワードの検索結果に広告を表示させる
ディスプレイ広告：Webサイトやアプリの広告枠に広告を表示させる
SNSマーケティング：facebookやX（旧twitter）、Instagramなどで企業アカウントを運営する
SNS広告：SNSのプラットフォームで広告を配信する
ホワイトペーパー：ユーザーの求める情報を資料にまとめサイトからダウンロードできるようにする
プレスリリース：プレスリリースサイトに公式情報を発表する
記事広告：Webメディアや紙媒体の紙面に通常記事と同様の体裁で広告を掲載する

リードナーチャリング（育成）で効果を発揮する主な手法

イベントの実施：セミナー・ウェビナーなどを開催してユーザーに役立つ情報を発信する
メールマーケティング：メルマガ配信やステップメールの送信などでリードとの関係づくりを行う
リターゲティング広告：自社サイトを訪問したユーザーに、しばらくしてから広告を再配信する
インサイドセールス：見込み顧客に対して、メールやWeb会議システムなどを活用し非対面で営業活動を行う

大まかに、どんな施策がどのような目的で使われるのかを把握しておきましょう。手法によっては複数の目的で使用されることもあります。

支援を外部に依頼することで得られる「客観的な視点」は大きなメリット

BtoBマーケティング支援会社に依頼する大きなメリットの1つは、第三者視点でのアイデアを得られること。これは、拡大している「インバウンドマーケティング」に対応する上で、非常に重要です。

インバウンドマーケティングは、自社製品をクライアント企業の求める課題解決の方法としてプロデュースし、お客様の方から進んで検討・購入してもらう手法・考え方のことです。インバウンドマーケティングは費用対効果が圧倒的によく、コストを抑えながら効率よく多くのリード獲得につながるとされています。
売りたい側が積極的に働きかけて購入に導く従来型のマーケティング手法は、「アウトバウンドマーケティング」と呼ばれ、アウトバウンドからインバウンドへの転換をはかる企業が増えています。

インバウンドマーケティングを実行していくためにも、BtoBマーケティング支援会社の「客観的な視点」を取り入れ、自社の製品・サービスの特長を再確認し、見込み顧客に求められるものにしていくことが重要です。
支援会社の力を借りて、BtoBマーケティングを成功に導きましょう。