SEOにおすすめの検索順位チェックツール5選を紹介!選び方や計測タイミングもわかりやすく解説

検索順位.

「順位チェックを毎日するのは手間がかかるな…」と悩んでいませんか。ページが多いほど、順位チェックをするキーワードが増えるので、毎日すべてのキーワードの順位チェックをするのが大変になってきますよね。

この記事では、順位の調べ方、便利なおすすめ順位チェックツールをご紹介しています。また、順位チェックのメリットや具体的に順位を高める方法についても解説しています。

最後まで読めば、順位チェックの効率化ができるようになります。ぜひ参考にしてください。

この記事のポイント

・順位チェックはツールで圧倒的に時短できる
・検索順位チェックツールは、パスカル、サーチコンソール、GRCなどがある
・順位チェックはSEO対策の効果を検証する意味で重要
・順位を高めるにはシグナル分析が重要

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キーワード選定も大事なポイントのひとつですが、

SEOは最初の戦略設計が非常に重要です!

藤井 慎二郎の写真

記事の監修者

藤井 慎二郎 / 株式会社オロパス 代表取締役

SEOコンサルタントとしてBtoB、BtoC問わず、1,000社以上のWebサイトをコンサルテイングを行ってきた実績を持つ。経営軸の高い視座で戦略的にSEOを進めることが得意。
2014年に現在の株式会社オロパスを設立。それまでのSEO知見を活かしてSEOツール「パスカル」を開発。

目次

順位チェックツールで圧倒的な時短を実現しよう

ウェブサイトの成果を最大化するためには検索順位の定期的なチェックが不可欠ですが、チェックの数が多いほど手間がかかります。

順位チェックツールの導入で、その手間の大幅な時短が可能になります。順位を自動で追跡してくれるので、手間をかけず効率的にデータ収集と分析が可能です。空いた時間で記事作成や売上につながるコアな業務などの時間を増やすことができるでしょう。

しかし、一部の無料ツールでは思ったほど手間の削減ができなかったりすることもあります。こちらで紹介しているツールも参考に、効率的な順位チェックをしていきましょう。

検索順位の調べ方は2パターン

順位を調べる方法には、手動で計測する方法と順位チェックツールを使う方法の2つがあります。

1.シークレットモードを利用し手動計測する

順位チェックツールがなくても順位確認は可能です。検索エンジンで直接キーワードを検索し、自分のウェブサイトが何位に表示されるかを確認するという作業です。

順位を調べる際はブラウザのシークレットモードを使用すると、過去の検索履歴・ウェブサイト訪問履歴によりパーソナライズされた検索結果を避け、より客観的な順位を把握できます。

ただし、手動で調べるのには多くの時間と手間がかかり、多くのキーワードの順位を追跡するには限界があります。特定のキーワードの順位をピンポイントで把握したい場合や、ツールの利用が難しい状況でのみ有効な手段と言えるでしょう。

2.順位チェックツールを利用する

2つ目は順位チェックツールを使う方法です。客観的な順位を取得できるのと、定期的にチェックできるので手動計測より圧倒的に時間短縮できます。

しかし、ツールごとに機能差があることは覚えておきましょう。計測できる期間や計測できるキーワードの数に制限があるため、性能をよく見たうえでツール選定をすると良いでしょう。

順位チェックを時短!おすすめ順位チェックツール5選

おすすめの検索順位のチェックツールをご紹介します。ツールを利用すると、手動での確認に比べて時間と手間を大幅に削減することが可能になります。各ツールの特徴をまとめています。

1.パスカル

パスカルは株式会社オロパスが提供しているSEO対策ツールです。順位チェック機能を搭載しており、1,000以上のキーワードを登録して指定した期間ごとに自動チェックすることができます。

自社だけでなく、競合の順位や流入キーワードもチェックすることが可能です。指定したキーワードの順位に変動があった際は、メールでお知らせする機能を搭載しています。

また、市区町村ごとのエリア別の順位取得も可能なので、地域ごとのビジネスを展開している企業の方にもおすすめです。

順位計測だけではなく、パスカルは60項目以上のシグナル(Googleが上位表示をするための要素)を分析し、順位が下がったキーワードのページに足りない要素を可視化して対策が可能な点も優れた点です。

3つの有料プランがありますが、事前に無料トライアルが可能になっています。順位チェック以外にも、記事作成をサポートするSEO対策機能を網羅しています。

公式サイト: 圧倒的に使いやすいSEOツール【パスカル】

2.サーチコンソール

サーチコンソールはGoogleが提供している無料ツールです。特定のキーワードでウェブサイトが検索結果の何位に表示されているかを確認でき、検索結果に表示されるページのタイトルや説明文(スニペット)も確認できます。

ウェブサイトが Google 検索でどのように表示されているかを把握し、検索パフォーマンスを向上させるために役立ちます。

公式サイト: Google Search Console

3.Google 検索順位チェッカー(lynx)

Google 検索順位チェッカーはリンクス・アンド・カンパニー・ジャパン合同会社が提供している無料ツールです。Googleでの検索順位を無料で手軽にチェックできるツールです。調べたいキーワードとドメインを入力するだけで、すぐに検索順位を確認できます。最大10個のキーワードまで同時にチェックが可能です。

また、競合サイトの検索順位も同時に調べることができます。ユーザー登録をすることで、検索順位の推移をグラフで確認できるなど、より詳細な分析が可能になります。

公式サイト: Google 検索順位チェッカー

4.SEO検索順位チェッカー

SEO検索順位チェッカーはホワイトリンクが提供している無料ツールです。ウェブサイトのSEO対策における検索順位を無料で確認できます。Googleの検索順位を100位まで確認できる点が特徴で、さらに最大5つのキーワードまで同時にチェックが可能です。URLを入力することで、そのURLが指定したキーワードで何位に表示されているのかを調べることができます。

公式サイト: SEO検索順位チェッカー

5.GRC

GRCは株式会社ウェブマスターが提供するツールで、無料版と有料版があります。Google、Yahoo!、Bingの検索順位を計測し、その推移を記録・分析することができます。

指定したキーワードにおける検索順位をチェックできるほか、順位の変動をグラフで可視化し、推移を把握できます。 

また、競合サイトの順位も同時に計測し、比較分析が可能です。ローカル検索順位、モバイル検索順位の計測にも対応しています。検索順位の変動を通知するアラート機能も搭載しています。

公式サイト: 検索順位チェックツールGRC

ここまで5つの順位チェックを紹介しました。ツールを選ぶ際には、必要な機能や使いやすさ、費用などを考慮し、自社のニーズに合ったツールを選びましょう。

検索順位を確認する3つのメリット

検索順位を確認することは、ウェブサイトの成果を最大化するために重要です。検索順位を把握することで具体的に次のような3つのメリットが得られます。

SEO施策の効果測定ができる

1つ目に、SEO施策の効果検証ができることが順位計測のメリットです。なぜなら、SEO対策においてはPDCAサイクルがものすごく重要だからです。

手間をかけて施策を行っても、正確に順位が取れていないと、その施策に効果があったかということが判断できません。データが取れていないのに改善はできないということです。

順位がアップしていれば、そのSEO施策が正しかったと言えますし、下がっていれば再度施策をやり直すか、別のキーワードを対策するという選択もできるでしょう。

新規の記事作成やリライトをしたときに、その施策の効果を検証しながら改善・継続することで、SEOの効果を高めていくことにつながります。

競合の戦略が見える

2つ目に、競合の戦略が見えることもメリットです。

マーケティングを行ううえでは、競合他社よりも優位に立つ必要があります。競合がどのようなキーワードに注力して対策しているか、どのようなコンテンツを作成しているかを把握することは、自社のSEO戦略を立てる上で非常に重要です。

売上に影響するキーワードで自社の順位が競合よりも低い場合は、そのキーワードの対策を優先的に行う必要があります。

競合の順位をチェックすることで、自社のSEO戦略に役立つヒントを得たり、新たな対策キーワードを発見したりすることが可能です。

コンバージョンをカバーするための対策が早期に打てる

3つ目に、コンバージョンに影響するキーワードの順位が下がった場合に、早期に対策をすることが可能になることもメリットです。

ウェブサイトの検索順位は、Googleなどの検索エンジンのアルゴリズムによって決定されます。アルゴリズムは常に変動しているため、検索順位も常に変動します。

特にコンバージョンに影響するキーワードの順位が下がると、売上に大きな影響が出ることがあります。順位が下がったキーワードを察知し早急な対策を講じることで、コンバージョン機会の損失を防ぐことができます。(逆にコンバージョンに大した影響がないキーワードであれば、慌てて対策をする必要はありません。)

順位チェックにはこのような3つのメリットがあり、特にコンバージョンに影響を与える記事の順位変動をチェックすることは大切です。

成果を最大化する順位チェックのタイミング

順位チェックのタイミングを示した画像

検索順位のチェックは画像に示した3つのタイミングを基本に実施しましょう。具体的に説明していきます。

定期的にチェックを行う

検索順位は定期的なチェックが重要になります。最低限1週間に1回や1ヶ月に1回など期間を決めてチェックしましょう。

なぜ定期チェックが必要かというと、その月・その週ごとにサイトの戦略を設定することに役立つからです。キーワードの順位変動を元に、新規記事作成やリライトの方向性を決めることができます。

チェックは定期的に実施し、社内共有したうえで順位変動に対策しましょう。

施策から2週間程度たったタイミングで行う

新規の記事作成をしたり、コンテンツの更新や調整を行った後、2週間程度経過したタイミングで順位チェックを行うと、ある程度効果を測定できます。

検索エンジンのアルゴリズムが変更を認識し、順位に反映されるまでには時間がかかるため、キーワードは設定しつつ2週間程度は経過してからタイミングで計測しましょう。

特に新規記事の場合、インデックスされているか(Googleの検索結果に反映しているか)を確認するという意味でも必要です。

施策直後の順位だけでなく、時間が経過したあとの順位も確認することが重要です。

Googleのアルゴリズムアップデートがあったときに行う

Googleのアルゴリズムは定期的にアップデートされており、年に数回大きなアップデートもあります。

大きなアップデートがあったときには必ず順位チェックをしましょう。ときには大きな順位の変動が発生することがあります。検索順位が下がった場合には早急に原因を特定し、対策をしないといけません。

順位が下がったキーワードを特定し、関連するコンテンツの内容や内部リンク、外部リンクを確認します。できることなら競合サイトの動向も調査しておけば、対策のヒントも得られます。

ここまで3つのタイミングをお伝えしました。紹介したタイミングで順位チェックをすることで、ウェブサイトの状況を正確に把握し、効果的なSEO対策を行うことができます

検索順位をあげるための3つのポイント

検索順位を高めるためには、検索エンジンの仕組みを理解し、適切な対策を講じる必要があります。よく内部対策・外部対策・コンテンツSEOの3つの対策に言及されますが、ここでは弊社が重要と考える3点をお伝えします。

良質なコンテンツの「量」を確保する

検索エンジンはユーザーにとって有益な情報を提供することを重視しています。

Googleもよく「コンテンツの質」について言及しており、マーケティング担当者の間でも、ユーザーのニーズに応える質の高いコンテンツを作成することが不可欠と言われてます。

しかし「質」だけを追い求めるとGoogleのアルゴリズム変動に強いサイトにはできません。良質なコンテンツの「量」も大事なGoogleの評価の要素です。

良いコンテンツを量産することができれば、大きなアップデートで特定の記事の順位が下がっても、別の記事の順位があがるといったケースにあてはまることが多いです。そういったサイトはアップデートの順位変動で慌てることも少なくできるでしょう。

質と同様、量にも目を向けることで、よりサイト全体の順位を高めることにつながります。

良質な被リンク対策を行う

被リンクは、他のウェブサイトに設置する、自社のウェブサイトへリンクのことです。信頼性の高いサイトからの被リンクを獲得することで、検索エンジンからの評価を高めることができます。

被リンクを獲得するためには、質の高いコンテンツを作成し、他のウェブサイトから自然な形でリンクするのが一番です。ただしいきなり自然な被リンクを増やすというのは難しいケースもあります。そういった場合には、関連性の高いサイトの相互リンクを得ることも考えましょう。以下の記事でも相互リンクは詳しく紹介しています。

また、SNSやブログなどで積極的に情報を発信し、多くの人にコンテンツを知ってもらうことも有効です。サイテーション(リンクを伴わないサービスや商品への言及)にもつながります。

特に検索10位以内まであがってきたようなキーワードは、被リンクの質が加点要素として重要になり、対策することでさらなる上位表示が近づくでしょう。

キーワードごとに「シグナル」に注目して対策する

最後に重要なお話をしますが、Googleは「シグナル」を元に順位を決めるシステム(アルゴリズム)を用いていると言われています。そしてキーワードごとに、重視するシグナルが異なります。

そのため、キーワードごとに重要な要素を理解し、それに応じた対策をすることが重要です。たとえばドメインのパワーが重要なキーワードもあれば、文字数や画像数を重視するキーワードもあります。

以下はSEOツール「パスカル」での分析の例です。「SEO ツール」という弊社が上位表示できているキーワードに対しての分析です。

情報の網羅性や文字数、キーワードなどの重要なシグナルに注目し「上位ページのシグナルの最適値はこうで、傾向にあてはまるように対策していきましょう」とわかりやすくなっています。(図で「改善すべきシグナル」に示した指標を改善する)

SEOシグナルの画像

SEO対策には正解がないため、キーワードごとの重要なシグナルを把握せずに作業しても、順位アップは難しいです。こういったツールを使ったシグナル分析も行うことで、検索順位の向上への近道になるでしょう。

公式サイト: 圧倒的に使いやすいSEOツール【パスカル】

順位チェックのツールも活用して検索順位をあげていこう

この記事では、検索順位のチェック方法や、おすすめの順位チェックツール・順位チェックのメリット・高め方についてお伝えしてきました。

順位チェックツールを導入することで、大幅に順位チェックの手間を削減することが可能です。紹介したツールの中から、まずは気になるツールを試してみると良いでしょう。

また、順位は計測するだけでなく、どのように高めていくかも考えなくてはなりません。紹介した順位チェックツールも活用しながら、サイトの順位を高め、サイトの売上アップを目指していきましょう。

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