会社のオウンドメディアやブログのキーワード選定に取り組み始めると、「キーワード選定が難しい」と悩んでしまうケースがよくあります。
集客が必要な商品・サービスやSEOの課題は、会社によってさまざまです。それぞれの会社の状況に合わせて、臨機応変に上位表示を目指すキーワードの選定を行うことが重要です。
この記事では、キーワード選定を効率的に進めるためのコツや注意点を解説しています。初心者の方でも、きっちりコツを押さえれば、効果的なキーワード選びが可能になります。
キーワード選定に便利なツールの使い方や、よくある質問も具体的にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
なお、「キーワード選定をもっと知りたい!」という方は、以下の記事もご覧ください。
【2025年】キーワード選定総合ガイド SEO対策の基本を徹底解説
この記事のポイント
- SEOのキーワード選定は、コンテンツ作成をする前の重要な手順
- 人手でメインキーワードをリストアップ、ターゲットに合わせたキーワード選びをする
- ロングテールキーワード戦略が重要
- ユーザーの検索意図を想像する
- キーワードツールを利用して分析することも大切
- 状況によりトレンドのキーワード等も活用する
- キーワード選びはコツさえ抑えれば初心者でも難しくない
SEOのキーワード選定とは?重要性も解説

SEO(Search Engine Optimization)とは、「検索エンジンでページを上位表示させるための施策」です。
SEOにおけるキーワード選定とは、「上位表示を目指すキーワードを選ぶこと」です。選んだキーワードをもとに、必要なコンテンツを作成します。PRしたい商品やサービスを軸に、「自社のサービスや商品の見込み顧客」が検索しそうな、コンバージョン(売上やお問い合わせ・ecサイトでの購入などのゴール)につながるキーワードを選ぶことが、コンテンツの成功につながります。
キーワード選びに失敗すると、せっかく良いコンテンツを作っても満足する基準の成果にはつながりません。コンテンツマーケティングで成果を出すために、コンテンツの土台となるキーワード選定は必要不可欠な作業です。
SEOキーワード選定のやり方・手順
SEOキーワード選定の基本的な方法は、【SEOキーワード選定のやり方】誰でもできる手順を6ステップで解説で詳しくご紹介していますので、基本的な選び方を知りたい方は参考にしてください。
ここでは、おさらいとして簡単にキーワード選定の流れをお伝えします。
- 1.ペルソナ(ターゲット像)を明確に設定して、ターゲット理解を深める
- 2.メインとなるキーワードの洗い出しをする
- 3.メインキーワードに紐づく、関連するキーワードを洗い出しする
- 4.キーワードの検索ボリュームを調査する
- 5.キーワードの競合性をチェックする
- 6.キーワードの絞り込みをする
キーワード選定は基本的にこのような流れに沿って進めていけば問題ありません。
「検索ボリュームが多いキーワードを選べばいい」といった単純な作業ではなく、基本的な手順だけではキーワード選定が難しいという方もいますので、次の項目では、より上手にキーワード選びを進めるためのコツを解説していきます。
超簡単!キーワード選定の4つのコツ

さっそく、SEO初心者の方でもキーワード選定がスムーズになる4つのコツをご紹介します。
- 1.メインキーワードのリストアップは人手で行う
- 2.「専門用語」ではなく「ターゲットが検索するキーワード」を選ぶ
- 3.ロングテールキーワードを狙う
- 4.ユーザーの「検索意図」を推測する
キーワード選定は大変な作業ですが、上記の4つのコツをおさえればキーワード選びをもっとスムーズに進めることができます。こちらの項目では、それぞれのコツをわかりやすく紹介していきます。
コツ(1)メインキーワードのリストアップは人手で行うこと
キーワード選定を効率的に進めるための1つ目のコツは、集客や問い合わせのメインキーワードを洗い出す際、自社の商品・サービスを理解した人が人手でリストアップするということです。
キーワード選定は、売上につながりそうなメインキーワードのリストアップをしてから、各メインキーワードの関連キーワードを考えるという手順で進めます。
メインキーワードを選ぶ段階でツールに頼りすぎたり、正しく自社の商品やサービスのことを理解していない人がリストアップを行うのがよくある失敗例です。
こういった場合、お問い合わせや集客につながらないキーワードや、サイトのテーマから外れたキーワードを選んでしまいがちです。
たとえば、最近よく使われる生成AIは、キーワードのアイデア出しには便利です。しかし、現時点では商品やサービスのことを深く知る担当者が選ぶような発想をすることができません。
メインとなるキーワード選びが失敗すると、関連するキーワードの洗い出しも多くは失敗しますので、コンテンツマーケティングを売上につなげることができません。
しかし、自社のサービスの魅力や機能を理解している人であれば、「どんな人が使うとメリットがあるのか」「競合と比べてどこが優れているのか」といった訴求点を理解しているので、正しいキーワード選びがしやすいです。
だからこそ、自社の商品・サービスの魅力や機能を正しく理解している人が、売上につながるメインキーワードの選定を担うことが重要なのです。
自身が知識不足と感じる場合は、社内の詳しい人にヒアリングをするというのも手です。自分の知識を高めることができるというメリットもあります。
キーワードの発想の幅を広げるのもコツ

メインキーワード選びで大切なのは、「キーワード選びの発想を広げる」ことです。コンテンツマーケティングでのキーワード選びは、固定観念にとらわれてはいけません。
関連語(ユーザーが一緒に検索する言葉)や共起語(そのキーワードの記事でよく使われている言葉)の分析も大事ですが、それだけではまだ不足しています。
具体的には、自社サイトの流入状況やターゲットのニーズからキーワードを考えてみましょう。そうすることで、思いがけないキーワードの発見につながることもあります。
たとえば、住宅メーカーのサイトで「建売住宅 坪単価」という検索キーワードからの流入が多いとします。このキーワードで検索するユーザーは、おそらく住宅購入の費用を概算したいと考えているはずです。
ということは、住宅購入に関する資金繰りにも興味があると考えられます。そのため、「住宅ローン」をメインキーワードにしたコラムを展開するのもよいかもしれません。
キーワードの発想を広げれば、流入を増やすことがより容易になります。また、コンバージョンにつながりやすい意外なキーワードや、強い競合が少ないキーワードを見つけることにつながります。
コンテンツマーケティングでは、Webでの販促や顧客支援に注力してこなかった企業でも、新たな顧客との接点やビジネスチャンスが生まれる可能性があります。
「今までこんな売り方はしたことがない」と決めつけず、ニッチなキーワードも含めて、あらゆる候補を挙げていくことをおすすめします。
コツ(2)「専門用語」ではなく「ターゲットが検索するキーワード」を選ぶ

コツの2つ目は、キーワードを選ぶ際は「専門用語」に注意して、ユーザーが検索する言葉でキーワードを選ぶことです。
業界ごとに意味が変わるキーワードもある
どの業界でも共通して意味で使われるように思える言葉でも、業界が変わればキーワードの意味もガラッと変わる場合があります。
つまり、業界によってユーザーの検索意図が変わってくる言葉があるのです。
例えば「リテール」という言葉は、金融業界では対個人や対中小企業との取引の実施を指しますが、アパレル業界では店舗マネジメントを、そして不動産業界では対個人の物件の売買・賃貸契約の締結を意味します。
業界によって意味が変わる言葉の場合、ユーザーの検索意図を間違って捉えてしまうこともありますので、事前によく検索結果を確認するなど注意しておきましょう。
正しい意味で検索意図を理解したうえでコンテンツを作成しないと、結果的にユーザーのためになる記事コンテンツの作成ができず、上位表示も難しくなってしまいます。
キーワード選定の段階で正しい理解をしておけば、後のコンテンツ作成がスムーズです。
「正しい言葉」と「検索で使われているキーワード」が異なる場合もある
人々が検索で使うキーワードは、必ずしも正しい名称とは限りません。正式名称が広まっていなかったり、略称や通称の方が多く使われていたりします。
たとえば、福岡の「みずほPayPayドーム福岡」は、過去に何度も名称変更されてきました。にもかかわらず、今でも「福岡ドーム」や「ペイペイドーム」と検索する人が多数います。
実際に検索数を見てみると、「みずほPayPayドーム福岡」が201,000回で最多、次いで「ペイペイドーム」が90,500回、さらに「福岡ドーム」は今なお27,100回も検索されています。
このように、正しい言葉だけにこだわると、重要なキーワードを取りこぼす可能性があります。
事例をもとに検索者が選ぶキーワードをシミュレーションしよう

キーワードがターゲットを的確に表す言葉であっても、実際にその言葉で検索されるとは限りません。まずはユーザーの気持ちをイメージし、自然検索されるキーワードのあてをつけましょう。
わかりやすい事例が「高齢者」というキーワードです。60代・70代の方が、自分のことを「高齢者」と検索することはほとんどありません。
わかりにくくならないように、もう少し具体的に事例でシミュレーションしていきましょう。
たとえば、ゴルフ練習場の集客を目指していて、60代・70代をターゲットに記事を書くとしましょう。「高齢者 ゴルフ」というキーワードが浮かびますが、検索ボリュームは月間260回程度。一方、「シニア ゴルフ」は4,400回と圧倒的に多いです。
では「シニア ゴルフ」を選べばいいのか?という単純な話でもありません。多くのシニア層は、「シニア」と呼ばれることを好まない傾向があります。30〜40代が「中年」と言われて違和感を覚えるのと同じです。
つまり、彼らは「シニア」という言葉すら検索に使わない可能性があるのです。
ではどうすればいいかというと、「アイアン 飛距離 落ちた」「ゴルフクラブ 腰への負担」など、実際に彼らが抱えていそうな悩みを表すキーワードに着目すると、検索されやすい言葉が見えてきます。
また、「9ホール 時間」「9ホール ゴルフ場 ○○県」なども、ハーフプレー需要を反映したキーワードとして有効でしょう。
このように、キーワード選定では常に、対象とするターゲットの立場に立って考えることが大切です。「制作者側が言いたいことを言う」のではなく、「ターゲットが知りたいことを発信する」のが、コンテンツマーケティングであり、SEO対策におけるライティングの基本です。
ターゲットが検索している言葉かどうかを判断するためには、サーチコンソールやキーワードプランナーなどのキーワードツールで、実際の検索数を確認することが重要です。
実際の検索数を調べながら、選定を行うようにしましょう。
コツ(3)ドメインパワーに注意し、ロングテールキーワードを狙う
競合が注力しているビッグキーワードを後追いで対策し、その検索順位を超えていくには相当な努力が必要です。
実は、同じキーワードを狙って同じくらいのボリュームの記事を、同じ本数だけ公開しても、結果は同じではありません。この現象の理由の一つは「ドメインパワー」です。
ドメインパワーとは
ドメインパワーはSEO上、最も考慮しないといけない要素の一つです。ドメインパワーとは、ウェブサイト全体が検索エンジンからどのくらい評価されているかという指標です。
ドメインパワーはGoogleの公式な指標ではありませんが、検索結果のランキングに確実に影響していると考えられています。
ドメインパワーはさまざまな要素で決まります。検索順位はgoogleのアルゴリズムにより総合的に要素を判断し決定されます。
具体的には、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)の高いサイトを評価するとGoogleも発表しています。
Google公式の検索品質評価ガイドラインにも明記されていますが、E-E-A-Tの向上には、たとえば以下の要素が重要です。

- 信頼性の高いサイトからの質の高い被リンクを多く獲得したり、発リンクがあること
- ウェブサイトが構築されて以来、長年にわたって安定的に運営されていること
- 高品質なコンテンツを定期的に更新してユーザーに届けること
- インターネット上で企業の名前や住所、URLなどが多数、言及されること(いわゆる「サイテーション」)
ビッグキーワードで戦うためには、これらの要素を満たすようなサイトを目指し、E-E-A-Tを高め、ドメインパワーを向上させる必要があります。ドメインパワーの影響は、検索結果からも見て取れます。
10年ほど前までは、Google検索やyahoo!検索で調べるキーワードによっては、個人が運営しているブログが検索結果のトップに表示されることもよくありました。
しかし、2025年現在は、そのようなことは以前より少なくなっています。大きなワードで検索結果の上位を占めるのは決まって、専門性の高い企業のサイトが多いです。
皆さんも感じたことがあるかもしれませんが、誰もが知っている企業のメディアなどは上位でよく見かけますよね。
大企業が検索結果の上位を占めるのは、彼らのコンテンツの一つ一つが正確で優れているからだけではなく、Googleがサイトのドメインパワーが高いことを重視している点も大いに関係していると考えられます。
Googleはアップデートを繰り返し、検索エンジンの精度をどんどん向上させています。どこの誰が運営しているかわからない小規模なサイトよりは、現実世界でも権威のある、しっかりした企業が責任を持って運営しているサイトを上位に表示させた方が、ユーザーにとって有益だ、とみなすようになったということが言えると思います。
ドメインパワーが低い状態で競合と戦うコツ
弊社も長年SEOに携わっていますが、ドメインパワーに大きな開きのある状態で、同じキーワードについて似たような記事を作り投稿したら、上位表示されるのはドメインパワーの高い方というケースがほとんどです。
ドメインは数年単位の長い時間をかけてパワーを育てていくもので、一朝一夕には向上しませんから、SEOの世界は長期戦が基本です。「競合は5本しか記事を公開していないから、10本書いたら超えられる」というのも間違いではないのですが、そこにかかる労力とコストは無視できません。
初期のサイトとはいえ、少しずつ流入を増やし、Googleのサイト評価を高めていく必要があるのです。
そのため、初期のキーワード戦略は、検索ボリュームが少なくてもニーズが顕在化したロングテールキーワード(複数の語句からなるワード)を中心に検討しましょう。
関連記事
ロングテールキーワードとは?選び方を紹介します【SEO対策の効果を最大化】

ロングテールキーワードであれば、ビッグワードより高いコンバージョン率で、競合のドメインパワーが低いキーワードも見つけやすいです。
ロングテールキーワードを中心で数本記事を書いてみてもアクセスが全く増えないようなら、その時点ではいったん、優先順位を下げるのも戦略です。
ロングテールに多いミドルワードや、もっと検索ボリュームが小さいスモールキーワードでも、コンバージョンの可能性が高いワードなら狙う価値があります。一見は顕在的なニーズがないように見えても、実はCV率が高いキーワードだったということもよくある話です。
選定手法を固定化せず、視野を広げていろんなキーワードを入れることも検討してみましょう。また、同じキーワードの中で、自社のサイトの複数ページがバッティングしてしまう「カニバリゼーション」にも注意しながら、キーワードを選ぶことがおすすめです。
ドメインパワーを数値化してくれるツールもありますので、コンテンツマーケティングを開始したら定期的に、競合と自社のドメインパワーをチェックしてみると良いです。
タイトルタグやメタディスクリプション・本文など、コンテンツの部分ももちろん上位表示には大切ですが、どれだけいい記事も、キーワード選定を誤ってしまうと上位表示できない記事となり埋もれてしまうのです。
コツ(4)ユーザーの「検索意図」を推測する
検索意図とは、検索を行うユーザーの背後にある目的・ニーズのことです。
「ユーザーが、どのような状況で、何を知りたくてその言葉で探したのか」を推測し、検索意図に沿ったコンテンツを提供することが、コンテンツSEOでは非常に重要です。ユーザーの気持ちを無視して、いいコンテンツを作成することはできません。
上位にランキングされるには、そのキーワードで検索したユーザーが求めている情報に的確に応えるページを作ることが一番です。キーワードが違えば、ユーザーの求めるものも異なります。
たとえば、「子猫 写真」などのキーワードでは、子猫の画像をみたいというユーザーが多いです。反対に、「子猫 耳 かゆがる理由」のようなキーワードでは、悩みを解決できるテキストコンテンツをユーザーが求めていることが結果から見てとれます。
前者では画像の数、後者ではテキストの文字数が重要視される要素の一つでしょう。どちらのキーワードも子猫に関するものですが、上記の検索結果に含まれるものや重要視される指標は全然違います。
もちろん、キーワード選定の時点でコンテンツの中身まできっちり考えて決める必要はありません。しかし、検索意図が分からないままキーワード選定をすると、執筆の段階で「こんなキーワードでは記事が書けない」「自社のビジネスとの関連性が薄かった」といった事態に陥ります。
キーワード選定の時点でも、ユーザーが検索している動機をある程度、推測する必要があるというわけです。
ターゲットとした想定されるユーザーの像を、まずはしっかりと決めましょう。2つ、3つ程度の案を出してみて、そこからよりCVに近いターゲット像を絞り込む必要があります。
検索意図を調べるときに、ターゲット像の絞り込みを先にしておくとその後の選定がスムーズに進みます。
検索意図はジャンルに分けられる

検索意図は、複数のキーワードをかけ合わせたロングテールキーワードであれば推測しやすいですが、単語1つや2語の組み合わせだけでは意図を読み解くのは難しいものです。
最初に検索意図を読解し、ユーザーの意図を理解するためにはキーワードをジャンル別に分けることが重要です。
ユーザーが実際に検索する言葉を「検索クエリ」と言います。クエリのタイプは、大きく以下の4つにパターンを分類することができます。
検索意図に応じたクエリの種類
| クエリの種類 | 意味・目的 | 例 |
|---|---|---|
| Knowクエリ | 情報・知識を得たいときに使われるクエリ | 「建売住宅 坪単価」「鯖の味噌煮 レシピ」 |
| Goクエリ | 特定のウェブサイトやページに行きたいときに使われるクエリ | 「chatGPT ログイン」「Google広告 キーワードプランナー」 |
| Doクエリ | 購入や申し込み、体験など行動を起こしたいときに使われるクエリ | 「オンライン英会話 体験」「フィットネスジム 無料体験」 |
| Buyクエリ | 特定の商品やサービスを購入したいときに使われるクエリ | 「くっつかないフライパン 通販」「ノートパソコン 最安値」 |
たとえば、情報・知識を得ることを目的としたキーワード(Knowクエリ)に対しては、詳細な情報を提供するコラムや解説記事を展開しやすいでしょう。
一方、行動を起こしたい(Doクエリ)や商品を購入したい(Buyクエリ)といった意図が多い場合は、情報提供だけでなく、購入・申し込みにつながる導線を確保するページ設計が必要です。
大まかなジャンル分けができたら、実際にそのキーワードを検索窓に入力してみましょう。
上位に表示されるページをチェックし、ユーザーが求めている情報の種類を確認します。あわせて、検索窓の下に表示される「サジェスト」(対策キーワード以外で読者の需要が高いワード)も参考にしましょう。
ここまで、以下の4つのコツを紹介してきました。
1.メインキーワードのリストアップは人手で行う
2.「専門用語」ではなく「ターゲットが検索するキーワード」を選ぶ
3.ロングテールキーワードを狙う
4.ユーザーの「検索意図」を推測する
これら4つのコツを押さえてキーワードを選べば、より効果的なキーワードを見つけることができるはずです。コツを意識しながら、キーワード選定に取り組んでみましょう。
無料で使えるキーワード選定に便利なツール
キーワード選定には無料ツールを活用しましょう。無料でも、キーワード選定に使えるツールがいくつかあります。例えば、以下のようなツールです。
GA4やサーチコンソールは詳しい使い方を後述していますので、詳しく知りたい方は参考にしてください。【初心者向けのSEOキーワード選定手順を事例付きで解説【2025年最新】では、キーワードプランナーを活用したキーワード選びも解説しています。
ラッコキーワードも共起語・関連語など調査ができるので、無料ツールの中ではキーワード選定にはとても役立つツールです。有料版もありますが、無料版でも十分に使うことができます。
キーワードツールの使い方のコツ
続いては、キーワード選定作業で役立つツールについて、ツールの使い方のコツを見ていきます。
キーワードツールは活用できてこそ意味がある
検索ボリュームの調査、関連キーワードの洗い出し、流行の調査、競合性の調査などにおいて、ツールは欠かせません。世に出されている数々のツールはどれも優秀で、上手く運用さえできればキーワード選定の心強い味方になってくれます。
ただし、それはツールを使いこなせてこそです。どんなに高機能なツールを導入しても、担当者が十分に理解できていなければ結果は出ない、という点には注意しなくてはいけません。
ツールには無料版の他、有料版がありますが、有料の中には、多機能な分、操作画面が複雑に感じられるものもあります。SEO対策の初心者が担当する場合、専門用語の壁もありますから、とてもツールの使い方まで手が回りません。
せっかくツールの導入に費用をかけるのなら最大限活用したいところです。導入にあたっては、使い勝手や、契約後のサポート体制などを確認し、確実にツールを活用できるよう計らいましょう。
ツールはサポート役であることを意識する
ツールが導き出すデータは、統計的に処理と整理がされた信頼のおける数値ではありますが、それだけを参考にするのではなく、キーワード選択やSEOの戦略は、最終的には自分たちで判断をすべきです。
コンテンツを読み、最後に評価するのは感情を持つ人間であることを忘れてはいけません。今のところ繊細な感情の起伏を感知・推測できるのは人間だけです。
ツールだけでなく、ChatGPT・Geminiなどの生成AIにも通じるところです。
機械的な作業はツールに任せ、そこで浮かせた時間と労力を、人間にしかできない工程に振り向けるという意識でツールと上手に作業を分担しましょう。
ユーザー行動とクエリを分析してみよう
キーワード選定の際には、ツールを使った行動分析やクエリの分析が役立ちます。ここではGA4とサーチコンソールをピックアップしてユーザー行動とクエリ分析のことを解説します。
最初のキーワード選定の際はもちろん、見直しや改善の際にもユーザー行動とクエリの分析は重要です。
記事を公開した後は、効果測定を行ってサイトの現状を確認、成果が現れているかを確かめたうえで、場合によってはキーワードの見直しや改善することも視野に入れましょう。
GA4でユーザー行動を分析しよう
まずはサイトのアクセス数や、ユーザーがどんな行動をとったかをGoogleアナリティクス4(GA4)で確認します。
GA4では訪問者のユーザー属性を調べられる特徴があります。サイトを訪れた人の年齢・性別などのデータを見れば、ターゲットにきちんと届いているか確認できます。また、アクセスの集まっている曜日や時間帯をチェックするのも重要なヒントになります。
例えば、BtoB企業のECサイトであれば、平日の日中のアクセスが増えて週末にはアクセスが減る、というのが一般的です。ターゲットはビジネスパーソンで、彼らがサイトにアクセスするのは業務時間内だからです。
どのような時間帯にアクセスのピークがあるべきかは、狙うターゲットによりケースバイケースです。例えば、食品の卸業を手がけるB社で考えてみましょう。
B社のコラムでは、飲食店向けに、季節の野菜の選び方や調理法、魚介類の下ごしらえの豆知識などを紹介し、アクセス数を好調に伸ばしていました。しかし、アクセスが増えるのは平日の昼と夜間、そして休日です。店舗をターゲットに情報発信していたつもりが、飲食店が営業しているピークタイムに流入が集中しているのです。
つまり、アクセスしてきているのは明らかに飲食店のスタッフではありません。B社のブログの読者はおもに、主婦層や料理に興味のある一般人で、ターゲット層の集客にはつながっていないことが推測されます。
飲食店の仕入れ・調理担当スタッフの間での認知度をアップさせたいのなら、「ブロック肉の鮮度を保つ保存法」や「大量のエビの殻をむく時短テクニック」といった、ターゲットのニーズに直結した内容の方が適切だった可能性があります。
主婦や料理好きな一般人がたくさんアクセスしても、B社のコンバージョンにはつながりませんから、B社はSEO対策をするキーワードを変更すべきかもしれません。
このように現在、サイトに集客できている層を分析することは、狙っているキーワードが間違っていないかの確認になります。
Googleサーチコンソールでクエリを分析してみよう
続いて、Googleサーチコンソールの「検索結果」から「クエリ」を見てみましょう。
クエリとキーワードの違いは?
先ほどクエリについて簡単に説明しましたが、「クエリ(検索クエリ)」は「キーワード」と非常によく似ていますが、概念が違います。ユーザーが検索するときに検索エンジンに入力するものを「クエリ」、コンテンツ制作者側がユーザーをターゲティングするために用いるものを「キーワード」といいます。

「キーワード」は基本的に、単語や、単語と単語の組み合わせですが、「クエリ」はユーザーが検索ボックスに入力する語句そのものですから、フレーズや文章のこともあります。もちろん、キーワードとクエリが結果的に一致することもあります。
サーチコンソールでは、クエリごとに、表示された回数とクリックされた回数が見られます。作り上げたコンテンツが実際にどんなクエリで検索された時にユーザーの目に届いたのか、確認することができます。
もし狙ったキーワードで表示されていない・クリックにつながっていないことに気づいたら、改善するための対応が必要です。あくまで同じキーワードを狙うなら、コンテンツの中身を見直します。
考えられるのは、
- (1)キーワードがタイトルタグや見出し(ディスクリプションタグ)に十分に含めることができていない
- (2)本文中でのキーワードの使用回数や頻度の問題
- (3)コンテンツとしての内容の情報量が少ない
などです。
検索エンジンに評価される記事になるよう、内容がユーザーの求めるものになっているか確かめましょう。同じキーワードで上位表示されている他社のコンテンツを分析すると、不足しているコンテンツ作成の参考になります。
一方で、選定したキーワード自体を見直すべきケースもあります。クエリを詳細に見ていくと、意識すらしていなかったクエリで表示回数が伸びていたり、クリックにつながっていたりすることを発見する場合もあります。
例えばペットショップが「子猫 抱っこ しつけ」というキーワードで、子猫のしつけ全般を紹介しながら、特に「抱っこの仕方」の解説にボリュームを割いた記事を作成したとしましょう。公開後、表示回数は伸びているのに、クリックがほとんどないことがわかったとします。
サーチコンソールを見ると、表示されていたクエリは、「子猫 抱っこ しつけ」ではなく、「子猫 噛み癖 しつけ」でした。
ユーザーは「子猫の噛み癖をやめさせるしつけ方法を知りたくて検索しているのだと推測できますから、狙うキーワードを「子猫 噛み癖 しつけ」に変更し、キーワードに沿った内容となるよう、記事全体を大きくリライトすると良いでしょう。
このように、キーワード選定の時点で弾いていたり、ツールによるリストアップから漏れてしまったりした言葉でも、実際に検索需要があったなら、有望なキーワードになるかもしれません。
検索したユーザーの動機を考える、そのキーワードを起点に関連ワードを探すなど、新たな視点でキーワード選定をしてみてください。
検索エンジンはアップデートを重ね日々、その性能が向上していますから、SEO対策に「これが100点」という答えはありません。失敗や試行錯誤を繰り返すことで最適な答えに近づいていくものと捉え、キーワードは定期的に見直し、再選定を行うと良いでしょう。
よくあるキーワード選定の疑問・悩み
キーワードを選ぶうえで、ぶつかりがちな質問を下記にまとめました。
(1)季節性のあるキーワード・流行り廃りのあるキーワードの対策は?

キーワードの中には、「かき氷」など一定のシーズンにだけ検索されるものや、「クリスマス」「ハロウィン」など、特定のイベントにともなって検索されるキーワードがありますよね。こういった時期を限定したトピックに関連したキーワードは「トレンドキーワード」と呼ばれることもあります。
これらのキーワードは、その季節や、イベントの直前など、一時的に多くの訪問者が期待できますが、時期が過ぎればアクセスが激減します。
ですから、一般的なキーワードとは分けて考える必要があります。
「蚊取り線香 ペット」というキーワードであればまだ、毎年、初夏から秋にかけてアクセスが期待できます。一方、一回きりのイベントを扱った場合は開催後、時間が経ってから検索数が増加する可能性はほとんどなく、コンテンツの賞味期限は短くなります。
では、これらのキーワードは避けるべきかというと、一概にそうとも言えません。安定して流入が期待できる息の長いコンテンツを作るという観点からは、これらのキーワードの優先順位は低くなりますが、イベント企画を宣伝するためのコンテンツマーケティング、というケースもありますよね。
また、それまでコンテンツの量を積み上げてきてもなかなかアクセス数が増えていなかったサイトであれば、イベント記事のおかげで一気に流入が増え、それをきっかけに過去のコンテンツも読まれ始めるなど、起爆剤になる可能性もあります。
季節やトレンドに左右されないキーワードについて、すでに概ねカバーできているのなら、これらのキーワードを狙っていくのも戦略として有効だと思います。
自社サイトの状況や、コンテンツ制作の進み具合、かけられる予算と時間などを考慮して決定しましょう。
記事の投入には時間に余裕を持つ
季節性・トレンド性のあるキーワードで対策するなら、時間的に余裕を持ってコンテンツ制作を進める必要があります。現在、検索結果の上位に表示されているWebページも、公開翌日からすぐその順位だったわけではありません。アップロードした記事が検索結果での立ち位置をある程度、確立するには公開後、数週間〜数ヶ月、見ておく必要があります。
シーズンもの・イベントに関わるキーワードは、瞬間最大風速の大きさが魅力ですから、せっかく記事を用意するなら絶対に時期を逃してはいけません。確実に結果を出したいなら半年〜1年前には準備してもいいほどです。早めの公開が必須ということもセットで考えてください。
(2)検索ボリュームの多いキーワードを優先的に選ぶべき?

コンテンツマーケティングの目的として挙げられることも多い「集客」ですが、「誰でもいいからコンバージョン(CV=お問い合わせや資料DL)してリード(見込み客)になってくれればいい」というわけではありませんよね。
企業がコストをかけて取り組むのですから、ただ露出を増やしたい・知名度を上げたいだけではなく、将来的に、どこかの時点で契約や購入をしてお客さんになって欲しい、というのが大前提です。
つまり流入数だけでなく、コンバージョン率も重要ですから、検索ボリュームの多さを最優先にキーワードを抽出するのは早計です。そういったビッグキーワードばかり狙うと成功事例は少ないのが現実です。
こうして文字にするとごく当たり前に感じられますが、キーワード選定作業で、平均の月間検索ボリュームや競合性のリストを眺めているうちに、この前提がよく抜け落ちてしまいます。
その結果、「アクセス数が稼げそうなキーワード」や「記事を書きやすそうなキーワード」が選ばれ、気がつけば、
そういったケースでアクセスを分析してみると
・ウェブサイトを閲覧している人の多くはすでに商品を購入後だった
・アクセスのほとんどは、言葉の意味を知りたいだけの初学者や学生だった
・そもそも自社の業務との関連度が低いキーワードを選んでおり、良記事だと思われたとしても、購入や問い合わせにつながりようがなかった
以上のような背景に気づきます。
初期は「とりあえず流入を増やして」「当面のところはアクセス数アップが目的」というざっくりとした指示しか与えられなかったとしても、長期的には必ずコンバージョン率のアップといった「その先」が期待されるでしょう。
そうなった時に、「アクセス数が上がってきそう」「記事が書きやすそう」といった理由で作った既存記事が大量に存在していれば、むしろマイナスに働きかねません。
中・長期的な視点でのコンバージョンを期待するのがコンテンツマーケティングとはいえ、“お客様”にはほど遠い人ばかりがウェブサイトを訪問している状態は避けたいものです。
「アクセス数だけを稼げばいい」という考えは捨て、そのキーワードで検索してきた訪問者が、記事を読んだ結果、商品を購入しそうか、問い合わせしそうかを考えてキーワードを抽出する際に重視する選びましょう。
(3)検索意図が色々ありそうなキーワードはどうしたらいい?
検索キーワードの裏には複数の意図があります。ですから、ユーザーがなぜその言葉を調べたのか、実際にそのキーワードで検索してみて、企業が想定している意図と世間的な検索意図が一致するかの確認は必須です。
業務に関連あるキーワードも、調べてみると、想定とは違う意味で検索されていることを見つける場合があります。そのキーワードは選ばない方が良いのでしょうか?

例えば、ビジネスで「BtoB」といえば、対企業の商品サービスを展開することと認識されますが、これは、人気の韓流アイドルグループの名前でもあります。実際、「BtoB」の検索結果の1位と2位は、アイドルグループを扱ったウェブサイトでした。
こういったキーワードを選んでも構わないのですが、検索ボリュームの解釈には注意点があります。
「BtoB」は月間検索ボリュームが10,000〜100,000とかなりの数のあるビッグワードですが、この中にはビジネス目的ではない検索も相当数、混ざっています。
ターゲットとする人が検索している数は、見た目ほど多くはないということに注意し、「BtoB」単体で狙おうとせず「BtoB ビジネス」「BtoB マーケティング」など韓流アイドルを除外できる複合ワードを考えましょう。
そういったビッグワードと比較して順位を高めやすい複合ワードも狙っていった方が、結果として効率的な対策となることもよくあります。
(4)競合と似たキーワードばかりで差別化ができない
競合のwebサイトの状況・SEO対策の方針を調べ、コンテンツの差別化をはかりたいところですが、セオリー通りにきちんと作業をしたら似通ったキーワードばかりが残ってしまう、というお悩みにぶちあたった人もいるかもしれません。
関連キーワードは、どこの企業もツールを用いて一括で取得していることが多いので、キーワードがある程度、似てきてしまうことは仕方ないんです。割り切って、長い戦いになる覚悟を持って挑みましょう。
それに、直接アクセス数や売り上げ・問い合わせにつながる見込みは低くとも、ウェブサイトにとっては必要なコンテンツもあります。
Googleは情報を網羅的に掲載していることも評価基準の一つにしていますから、ドメインパワーを上げるためにも、基礎的なキーワードの記事はどこかの時点で必ず書くことになると考えてください。
「競合と似通ったキーワードはダメ」と頭から決めつけず、ビジネスに直結する重要なキーワードは、粛々とコンテンツを制作しましょう。
キーワード選定でオリジナリティを高め、成果を出すコツ
とはいえ、オリジナリティが全くないのも困りものです。そんな時は、思い切って、ツールの出してくれるデータから少し離れたところでキーワードを考えてみるのも方法です。
キーワードの「先取り」は試す価値あり?
試す価値があるとしたら「まだ世の中に、十分には浸透していない言葉を先取りで選ぶ」です。
業界や分野にもよりますが、海外で流行したトレンドが、数ヶ月・数年後に日本でもブームになることがありますよね。そういった「これから来そうなキーワード」や、「日本でも注目を集める海外の有名人の最新の発言を紹介する」「SNSでハッシュタグで検索」などは実験的に取り入れてみても良いかもしれません。
例えば、今ではすっかりお馴染みになった豪華なスタイルのキャンプ「グランピング」は、元をただせば海外から輸入されたものです。


以下はGoogleトレンドのデータですが、アメリカでの「Glamping」の検索需要の立ち上がりは2011年です。
一方、日本で「グランピング」が検索され始めたのはご覧の通り、2015年です。
もし2011年の時点で、アメリカで始まったグランピングのブームに目をつけ、コンテンツを制作していれば、競合に頭ひとつ抜きん出た結果を出せたかもしれません。
また、「今すぐにはデータが出ないけれど将来的に、確実に検索需要が見込めるキーワード」も注目する価値があります。法律や制度改正の場合、改正の数年前からアナウンスされることも珍しくありません。
改正が行われる時期を目掛けて検索需要が徐々に増えていき、施行後も、浸透するまでの数年間はしばらくは検索需要が高い状態が続きます。

例えば、「民法改正」というキーワードを見てみましょう。民法は、制定されて以来120年ぶりとなる改正が2020年4月に行われました。検索需要の推移は以下のように、2020年3月をピークにして、その後も高めで推移しています。
こういった「先取り」キーワードを取り込むことで、競合との差別化もはかれますし、想定外の流入増にもつながる可能性があります。ただしデータに基づいた選び方ではないので、検索ボリュームや流入数が予測しづらいのがデメリットです。
先取りキーワードばかりではなく、検索ボリュームが確実にある他のキーワードもバランスよくコンテンツマップに取り入れることが重要です。
キーワード選定は外注する手段もある
キーワード選定は、コツをふまえた上でも壁に当たってしまうときがあります。相談し、社内リソースで対応できそうにないのなら、選定作業や全体設計の部分をSEOコンサルに外注するのも一つの方法です。
コンサルティングに依頼するなら取組の目的を確実に伝えよう
依頼する際は、何を目指してのキーワード選定か、目的を明確に伝えましょう。
一口に「SEO対策」と言っても、「search engine optimization(検索エンジン最適化)」というざっくりした表現からわかる通り、その指し示す範囲はwebマーケティングの中でも広大です。
集客のその先には、特定の商品を売りたい、企業の知名度を上げたい、ブランディングをしたいなど、さまざまな狙いがあるはずです。
アクセス数を集めただけで、その「先」につながらなかった、という事態を避けるため、設定した目的は確実に、外注先に共有しましょう。
SEOコンサルのサポート範囲を確認しよう
【SEOキーワード選定のやり方】誰でもできる手順を6ステップで解説 でご説明したように、キーワードの選定には、いくつもの工程が必要です。
特に、事前準備の段階では、企業理解を深める・業界分析をするといった、キーワード選定やSEO対策に直接的には関わりのない作業も入ってきます。外注する場合も、これらの工程を省略しては、適切なキーワードを見つける難易度は高くなります。
外注先とは複数回のミーティングを行い、取り組みの目的はもちろんのこと、企業の状況、キーワード選定の方針や目標値の設定、効果測定の方法などについて綿密にコミュニケーションを取りながら順に進めていきましょう。ここに時間を割いてもらうことは基本中の基本、快く応じてくれない会社にお任せするのは正直、心配です。
いくらSEOの専門家とはいえ、あなたの会社の業務内容に関しての知識がない状態で、最適なキーワードを選ぶのは難しいでしょう。
ただ「キーワードリスト」だけ一覧をぺらりと1枚渡されて終わり、ではその後のコンテンツ制作もすぐに行き詰まってしまいますし、結果もついてきません。外注した場合、どの範囲までサポートしてくれるのかしっかり確認しておきましょう。
メリット・デメリットを比較して、依頼するかの判断を

プロの手を借りられれば、きっと成果が出ることでしょう。ただし、サポート内容が手厚くなればその分の費用がかさみますし、何より、外注している限り社内にノウハウが蓄積されません。
SEO対策を続けるほど、コストもかかり続けることになります。そのため、繰り返しになりますが、キーワード選定を含むSEO対策は「丸投げ」できません。
そして、繰り返しになりますが、キーワード選定を含むSEO対策は、「丸投げ」できません。自社の状況や希望を細かく伝え、ペルソナを設定し、目標をすり合わせて、フィードバックをして次の戦略を立てる、という主な工程は結局のところ、外注しても必要です。
実際に手を動かす部分をお願いできるとはいえ、依然として時間とコスト、労力がかかり続けるのなら、自社でできるようになった方が、長い目で見ればメリットが大きいかもしれません。
外注するかの判断は総合的に行い、外部に委託するにしても、いずれは自身で行えるように自分の頭で考え、ノウハウ習得を目指すことをおすすめします。
紹介したコツを活かしてキーワード選定をやってみよう
キーワード選定は時間と手間のかかる作業ですから、慣れないうちはかなりの負担です。今回はかなり細かい部分にもフォーカスしたので、「難しすぎる」と感じた人ももしかしたらいるかもしれません。
でも、「習うより慣れろ」で、キーワード群のリストを作り上げ、それに沿って記事を構成・執筆し、効果測定して現状を把握し、戦略的に修正するというPDCAを一度でも経験してみれば、「こういうことだったんだ」と一気に理解が進みますよ。
コツさえ理解できれば、経験の浅い初心者の方でも簡単に対応ができます。勇気を出してぜひ、チャレンジしてみてください。
どんなクエリでサイトに訪問があったのか、また、コンテンツに触れたユーザーがどのような行動をとったのかを確認できるのは、Web広告ならではの面白さですし、そこから、新商品やサービスの開発に繋がる可能性だってあるでしょう。ユーザーのニーズをダイレクトに表現しているクエリは「宝の山」とも言えるでしょう。
そんなデータを取れるのも、SEO対策をすることの魅力の一つです。解説したノウハウを、キーワード選定場面に活かしてくださいね。

少人数でも成果を出すためのSEO戦略設計3つのポイント
キーワード選定も大事なポイントのひとつですが、
SEOは最初の戦略設計が非常に重要です!
記事の監修者
藤井 慎二郎 / 株式会社オロパス 代表取締役
SEOコンサルタントとしてBtoB、BtoC問わず、1,000社以上のWebサイトをコンサルテイングを行ってきた実績を持つ。経営軸の高い視座で戦略的にSEOを進めることが得意。 2014年に現在の株式会社オロパスを設立。それまでのSEO知見を活かしてSEOツール「パスカル」を開発。
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