「せっかく時間と労力をかけて書いた記事なのに、なぜか検索順位が上がらない」「どこをどう直せばいいのか分からない…」そんなお悩みを抱えていませんか?
検索順位を改善するには、検索ユーザーの求めている情報に合わせたリライトが欠かせません。そのため、やみくもなリライト作業は、根本的な順位の改善にはなりません。
重要なのは、記事がなぜ評価されていないのかを正しく把握し、最適なリライトをすることです。この記事では、SEOツール「パスカル」を使って的確なコンテンツの評価を行い、検索順位を上げる効果的なリライトをする方法をご紹介します。
SEOリライトで抑えるべきポイント
SEOリライトで成果を出すための重要なポイントは、「部分的な修正ではなく、総合的な改善を行う」ということ、そして、「キーワードごとに上位サイトを分析して改善を行う」ことです。
具体的に説明をしていきます。
総合的な改善を行うこと
多くの方が陥りがちなのは、タイトルタグを変更しただけ、メタディスクリプション(検索結果の説明文)を修正しただけで満足してしまうことです。しかし、このような表面的な修正では、根本的な順位の改善にはつながりません。
なぜなら、検索エンジンは、コンテンツの質や表示速度などの技術的要素、ユーザビリティなど、様々な項目でサイトを総合的に評価しているからです。
効果的なリライトを行うためには、これらの要素を分析し、優先順位をつけて改善していく戦略的な取り組みが必要です。
キーワードごとに上位サイトを分析した上でリライトすること
さらに、重要なのは「キーワードごとに上位サイトを分析する」ということです。
残念ながら「どんなキーワードにも同じ対策が通用する」ことはありません。キーワードごとにユーザーが知りたいこと、解決したい課題も違うためリライトするべき内容も異なります。
つまり、リライトするためには、狙っているキーワードごとに上位サイトを分析して、分析結果のもと、最適な改善策を行う必要があります。
パスカルを使ったコンテンツ評価の仕方
ここからは、パスカルの「リライト機能」にある「ページの診断」を使って、コンテンツの評価をしてみましょう。キーワードとURLを入力するだけで、そのキーワードで上位表示している30位までのページを瞬時に分析できます。
検索ユーザーが求めている情報をキーワードベースでリサーチし、コンテンツに含めるべき重要な項目が、SEOシグナルとしてリストアップされます。

上位表示するために重要な5つの評価軸
上位表示するために重要なのは、検索順位を決定するための主要な5つの評価軸です。パスカルの画面では、以下のように示されます。

【5つの評価軸の詳細】
・コンテンツ
本文・テキストの点数で検索順位への影響が強い重要な項目
・タグ
タイトルタグや見出しタグのほか、構造的な部分に関しての項目
・インデックス
サイト内のページ数(Googleにインデックスされているページ数)
・ドメイン
ドメインの強さ(運営年数や被リンクなどを元に算出)
・被リンク
外部サイトからどれだけ被リンクされているかという指標
SEOは、これらのうちどれか1つだけを対策すれば良いというものではなく、各要素の総合点によって検索結果の上位表示が決まります。
SEOシグナル分析
パスカルは、Googleのアルゴリズムを分析し、SEOシグナルの中でも特に順位への影響がある50項目に絞って統計分析を行っています。
その結果、上位表示しているサイトの傾向に対して、分析対象のサイト(入力したURLのサイト)が今どこに位置しているのかを視覚的に表示します。

【SEOシグナル分析の見方】
・カラフルな丸
分析対象サイトの現在の数値
・丸の大きさ
順位への影響度(大きいほど重要)
・青色の背景
上位サイトの傾向を分析した最適値の領域
青色の背景に入っているシグナルは、問題ありません。青色の背景に入っていないシグナルは、青色の背景に入るように改善しましょう。最適値に入っていても「さらに強化」と表示されているシグナルに関しては強化が必要です。

丸をクリックするとポップアップが表示されます。ポップアップには、最適値や対象URLの数値、順位影響度などが表示されています。

【重要なSEOシグナルの例】
情報の網羅性
指定キーワードで上位表示している1-10位が共通して使用しているキーワードを分析したものです。
上位サイトの80%以上が使用しているキーワード、50〜79%が使用しているキーワードを含むことで、検索エンジンから「このキーワードに関して網羅的な情報を提供している」と評価されやすくなります。
文字数
上位表示サイトの平均文字数から算出された最適な文字数の範囲です。
ただし、単純に文字数を増やすだけではなく、検索ユーザーが求めている情報に合わせた、価値のある情報を追加することが重要です。
パスカルを使ったSEOリライト方法
リライト機能の画面右下をクリックすると、別タブが開き、ページの改善箇所だけをまとめて確認できます。

別タブで開いたページの改善箇所の画面は、左にページ画面とHTMLソース、右に改善箇所とアドバイスを表示します。「サイト内リンク」の分析もできるので、ユーザーにとって関連するページの動線が良くなり、サイト全体の回遊率を高められます。

HTMLでのレポート出力ができるので、チーム内の作業分担や、外注先への作業指示書としても活用できます。このレポートを活用することで、作業が属人的にならず、チームや外注先全員が同じクオリティでリライトに取り組むことができます。

上位サイトの80%以上、50〜79%が使用しているキーワードの中から、不足しているキーワードを使ってリライトを行いましょう。指定キーワードに関連する情報を十分に含んだ記事を作成することで、上位表示されやすくなります。

NGなSEOリライト方法
効果的なリライトを行うために、やってはいけないNGなリライト方法も知っておきましょう
【NG例1】ちょっとだけ修正して満足
タイトルや見出しを少し修正しただけで、リライト完了!と思い込んでしまうケースです。SEOの成果は、コンテンツの質、技術的要素、ユーザビリティなど、多くのシグナルによる総合評価で決まります。
表面的な修正だけでは、ユーザー体験(UX)や、情報の網羅性といったコンテンツの核に手が加えられていないため、Googleからの評価は変わらず、大きな順位改善は期待できません。
【NG例2】上位サイトを分析せずにリライト
上位サイトの分析をせずにリライトを進めることは、検索ユーザーの求めている情報から外れた改善になりやすく、無駄な作業に終わってしまいます。
上位サイトには、Googleから評価されている要素のヒントが詰まっているため、リライト前には、勘や経験という主観を入れることなく、上位サイトの網羅性、コンテンツの構成、記事の文字数などを客観的に分析することが重要です。
せっかく必要なキーワードが含まれている文章をリライトしてしまい、上位表示しているキーワードが抜けることで、かえって順位を落とすということも考えられます。削除してはいけないNGワードも確認する必要があります。
【NG例3】噂や憶測に基づくリライト
「文字数は3000文字以上が良い」「キーワード出現率は一般的に、このくらい」など、根拠のない古いSEO対策の情報を信じてリライトを進めている人もいるでしょう。
Googleのアルゴリズムは常に進化しており、文字数やキーワード出現率といった単純な数値ではなく、「ユーザーが本当に知りたいことを深く理解して、きちんと解決できているか」を重視しています。
正しいリライトを行うためには、実際の上位サイトのデータを分析し、そこから得られる主観の入っていないデータに基づいて改善を進めることが大切です。
SEOリライトの目的と効果
SEOリライトは、単純に順位を上げるだけではなく、長期的にサイトの価値を高めるための大切な作業です。目的は大きく3つあります。
1.検索順位の改善(流入を増やす)
リライトを適切に行うと、狙ったキーワードでの検索順位が上がりやすくなります。順位が上がることで、検索結果での露出(ユーザーに見てもらう機会)が増加し、その結果サイトへの流入も増え、集客力が高まるでしょう。
2.クリック率アップ(ユーザーに選ばれる)
タイトルや、メタディスクリプション(検索結果の説明文)を最適化することで、クリック率(CTR)の向上が見込めます。SEOClarity社の調査では、検索順位1位のCTRは約14%であるのに対して、2位では約7.5%に低下し、順位が下がるほど流入は激減すると報告されています。このため、順位改善とCTR向上は密接に関係していると言えるでしょう。
ユーザーは検索結果の画面で、どの記事を読むかを選んでいます。内容を的確に伝え、興味を惹きつけるタイトルにすることで、競合の記事よりも自社サイトが選ばれやすくなります。
3.UX(読者満足度)アップ
記事の質を高めてリライトすることは、UX(読者満足度)を高めることにつながります。知りたい情報にスムーズにたどり着けると離脱率が減り、ページの滞在時間が延びます。
これはGoogleが重視する「ユーザーを第一に考えたコンテンツ」の証拠であり、サイトの長期的な信頼性と評価向上にもつながります。
【参考】Google検索セントラル
SEOリライト対象記事はどんなものか
効果的なリライトを行うためには、適切な対象記事を選定することが重要です。主な対象となるのは以下のようなページです。
・表示回数は多いが検索順位が低い(11位以下)キーワードのページ
・表示回数があるがクリック数が少ないページ
これらのページは、ユーザーの関心は集めているものの、何らかの要因で期待通りの成果が出ていない状態です。適切なリライトを行うことで、大幅な流入増加が期待できます。

SEOリライト記事の選定時の注意点
検索順位の改善を目指すはずのリライトが、誤った記事の選定やリライトの仕方をすることによって、既存の流入までも失ってしまうリスクがあります。
特に、以下に示す「順位の高い記事の取り扱い」と「カニバリゼーション」の2点については、リライトを始める前に必ず確認しておきましょう。
順位の高い記事を安易にリライトしない
すでに高い順位がついているコンテンツは、安易にリライトしてしまうと、かえって順位が下がってしまうリスクがあります。リライトを行う前に、まずその記事がどのようなキーワードで流入があるのかを知っておくことが重要です。
パスカルの「リライト機能」で出力したレポートでは、削除NGキーワードも確認することができるので、ページ改善箇所を見て、本文中から削除してはいけないキーワードを確認しておきましょう。

カニバリゼーションに注意し、SEO評価の分散を防ぐ
同じキーワードに対して複数のページが存在することで、Googleからの評価が分散してしまう現象をカニバリゼーション(キーワードの重複)と呼びます。カニバリゼーションが発生していると、本来上位表示させたい記事の順位が伸びず、サイト全体の流入機会を逃してしまう原因にもなります。
リライト対象の記事を選ぶ時は、まずこのカニバリゼーションが発生していないかを確認しましょう。

SEOリライトに役立つツール3選
パスカル以外にも、リライトの準備と効果測定で活用できる有用なツールを3つご紹介します。これらはすべて無料ツールで、リライトの計画段階で「どの記事を」「どの方向で」改善すべきかを探るのに役立ちます。
1.Googleアナリティクス
リライトするべきページのUX(読者満足度)や課題の特定に役立ちます。
リライトでの活用方法
ページごとの滞在時間や離脱率を確認することで、「記事の導入でユーザーが離脱していないか」「記事のコンテンツは最後まで読まれているか」といった、UX(読者満足度)の課題を見つけられます。特に離脱率が高いページは、コンテンツの質や構成を見直す、優先順位の高いリライト対象記事となります。
2.Googleサーチコンソール
リライト対象記事の特定と、ユーザーのニーズを把握するために活用します。
リライトでの活用方法
検索クエリを確認することで、記事が意図していないキーワードで流入してしまっていないか、あるいは狙っているキーワードの平均掲載順位に対してクリック数が下がっていないか(CTRの低下)を分析できます。
Googleサーチコンソールを使ったリライト記事の選定方法については、以下の記事を参考にしてください。
【参考】リライトの優先順位を決める方法を解説|SEOツール パスカル
3. Googleキーワードプランナー
リライトで狙うべきキーワードの市場規模と新しいキーワードの発見に役立ちます。
リライトでの活用方法
記事をリライトする前に、狙っているキーワードの月間検索ボリュームや競合性を調べることで、リライトの労力と効果のバランスを判断できます。また、関連キーワードやサジェストキーワードを調べることで、既存記事の網羅性を高めるための新たな見出し(トピック)のヒントを得ることができます。
【参考】Google キーワードプランナーで最適なキーワード選択
SEOリライト後の効果測定の方法
リライトは、検索順位を改善して成果につなげるために行う作業です。成果につながったかどうかを把握するためにも、必ず効果測定を行いましょう。
施策の効果を正確に知るには、検索順位を定点観測することが大切です。しかし、たくさんの記事の検索順位を毎日手作業でチェックするのは、現実的ではありません。
ここでも役立つのが、パスカルです。パスカルの機能にある「ランキング機能」を活用することで、日々のランキングチェックの作業が効率的に行えます。
パスカルの「ランキング機能」は、登録したキーワードのGoogle検索順位を毎日自動で取得し、順位取得したい場所(地点)や種別(PC、モバイル)を指定することもできます。
「ランキング機能」は、日々の効果測定を無理なく続けることができ、リライトの成果を数字で確認することで次の戦略を立てるための大きな強みとなります。

まとめ|パスカルでコンテンツ評価を行い、戦略的なリライトを実現しよう
この記事では、SEOリライトで抑えるべきポイントから、パスカルを使った具体的なコンテンツ評価・ページのリライト方法、そしてリライト後の効果測定の方法までを解説しました。
検索エンジンは常に進化しており、最新の情報と検索ユーザーに役立つ内容が評価されやすい傾向にあります。Google検索セントラルでも、E-A-T(専門性・権威性・信頼性)に加えてExperience(経験)を含むE-E-A-Tが重視されていると解説されています。
書いたまま放置しているコンテンツは、情報が古くなり検索エンジンからの評価が下がって順位も落ちてしまいます。既存ページの順位を改善するためには、まず現在のコンテンツがどのような状態にあるのかを正確に評価することが重要です。
とはいえ、コンテンツの評価ができなければ、どこをどうリライトして良いかわかりません。そんな時こそ、パスカルの「リライト機能」をお試しください。
現在、4日間だけ使える無料体験を提供しています。ぜひこの機会に、あなたのサイトでもコンテンツの評価と、最適なリライトをはじめてみましょう!
