コンテンツマーケティング支援会社8選! ランキングよりマッチング度を重視して選ぼう
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コンテンツマーケティングの実施を検討している企業のなかには、専門の会社に外注したいと考えているところもあるのではないでしょうか。その際、ランキングなどを参考にしている方も多いかもしれませんが、ランキング上位や人気という理由だけでコンテンツマーケティングの会社を選ぶのはミスマッチにつながる可能性があります。
今回は、コンテンツマーケティングの支援会社を紹介するとともに、選ぶ際のポイントも解説。また、記事の最後では、自社だけでも始めやすいアーンドメディアを使ったコンテンツマーケティングについてもまとめていますので、参考にしてください。
コンテンツマーケティングについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もご参照ください。
コンテンツマーケティングを支援・サポートしてくれる会社8選
コンテンツマーケティングを成功させている企業のなかには、専門の会社に外注しているところも少なくありません。では、具体的にどのような会社がコンテンツマーケティングの支援やサポートをしているのでしょうか。今回は、8社をピックアップしてご紹介します。
【ご紹介する会社の一覧】
- IT分野でのコンテンツ制作に強い|株式会社SEデザイン
- ユーザーに役立つコンテンツを制作|株式会社F.LIGHT
- ファンマーケティングで企業を支援|株式会社ファン・マーケティング
- ブランドを軸に置いた課題解決|ブランディングテクノロジー株式会社
- BtoB向けのマーケティング支援が充実|テクロ株式会社
- 企業ごとに支援をカスタマイズ|株式会社MOLTS
- SEOを意識したコンテンツ制作が得意|株式会社ウェブライダー
- イラストや図版を使ったわかりやすいデザイン|株式会社エコンテ
詳細を確認していきましょう。
IT分野でのコンテンツ制作に強い|株式会社SEデザイン
株式会社SEデザインは、IT業界を中心に、コンテンツマーケティング支援を行っている会社です。外資系大手ITメーカーやベンダーのマーケティングを35年以上にわたって支援してきた実績があります。
IT業界に対する深い知見と、長きにわたって蓄積されたマーケティングノウハウを活かし、上流のコンテンツ戦略設計やコンサルティング・KGI/KPIの目標策定から、Web集客・リード獲得・リードナーチャリングまでサポートします。
また、同社は、出版社を母体に持っているため、コンテンツ制作にも強く、ホワイトペーパーや導入事例、各種記事コンテンツのクオリティの高さが好評です。
上流工程から幅広く柔軟にサポートが可能なため、コンテンツマーケティングに関する悩みや課題であれば、安心して相談が可能です。
公式サイト:https://www.sedesign.co.jp/
ユーザーに役立つコンテンツを制作|株式会社F.LIGHT
株式会社F.LIGHT(エフライト)は、インターネットコンサルティングやインターネット広告事業などを行う企業で、コンテンツマーケティングサービスを主要サービスとして提供しています。2013年10月にサービスを開始して以来、美容や健康、教育など、さまざまな業界のコンテンツマーケティングを実施。ハウツー系のコンテンツを始め、20,000以上ものコンテンツ制作に携わってきた実績があります。
同社では、ユーザーが情報収集を行う際に活用する、検索キーワードを意識したコンテンツを制作しているのが特徴。ユーザーに役立つユーザー視点のコンテンツ制作に努めています。念入りなペルソナ設定や、滞在時間・流入経路に関する対応などが強みです。
公式サイト:http://f-light.co.jp/
ファンマーケティングで企業を支援|株式会社ファン・マーケティング
東京・渋谷にある株式会社ファン・マーケティングは、社名にもなっている“ファンマーケティング”を支援する企業です。ファンマーケティングは、商品などのファンに注目したマーケティング方法で、ファンのエネルギーを中長期的な売上につなげます。
同社では、集客・育成・CV(コンバージョン)・ファン化といった各段階におけるさまざまなアプローチを用意。Webサイト・オウンドメディアのほか、マンガコンテンツ、動画コンテンツなど、多彩なコンテンツ制作に対応しています。
オウンドメディアを使ったコンテンツマーケティング支援では、企業の集客やロイヤルカスタマー育成を支援。専門家と共にコンテンツ制作を行います。企業からの一方的な発信とは違った、オリジナリティのあるコンテンツ制作をサポートしてくれるでしょう。
公式サイト:https://f-marketing.jp/
ブランドを軸に置いた課題解決|ブランディングテクノロジー株式会社
ブランディングテクノロジー株式会社は、中堅・中小企業のデジタルマーケティングサポートを実施している企業。コンテンツマーケティングによる支援は、15年以上も前から実施しています。ブランドファーストという、ブランドを主軸に置いた課題解決を行っているのが特徴です。
記事コンテンツ制作やコンテンツSEO、メルマガ企画・制作など、さまざまな施策で企業の集客をサポートしています。例えば、記事コンテンツ制作では、目的に応じた記事の制作を企画から担当。28,000件を超える記事制作の実績や、細やかなキーワード設計により、企業の集客やブランドイメージアップを支援しています。
公式サイト:https://www.branding-t.co.jp/
BtoB向けのマーケティング支援が充実|テクロ株式会社
テクロ株式会社は、WebマーケティングやWebメディア運用を提供している企業。BtoB専門の伴走型Webマーケティングを始め、BtoB企業向けのマーケティング支援が充実しているのが特徴です。
伴走型Webマーケティングでは、コンテンツマーケティングやオウンドメディアを通じて新規の見込み客の獲得を支援。設計・コンテンツ制作・SEO対策をまとめて依頼できます。過去には、オウンドメディアの運用を支援し、ページビュー数を1.5万PVから132万PVにアップさせた実績もあります。
このほかにも、メルマガ配信とインサイドセールス代行を行うリード育成強化サービスや、専門家が企業に合った戦略を提案するマーケティングコンサルなども提供しています。
公式サイト:https://techro.co.jp/
企業ごとに支援をカスタマイズ|株式会社MOLTS
株式会社MOLTS(モルツ)では、多岐にわたる業界や業種のマーケティング支援を実施。「事業成長に必要な成果の提供」を重視したサポートを行っています。同社では、これまで500を超えるプロジェクトを支援。施策の一つとして、コンテンツマーケティングやオウンドメディアによるサポートも行っており、経験豊富なデジタルマーケティングのプロが課題解決へと導いてくれます。
また、パッケージを用意するのではなく、企業の課題に合わせて支援をカスタマイズしているのも特徴です。コンテンツマーケティングでは、戦略設計、データ基盤の構築、コンテンツの制作などのほか、状況次第でKGIやKPIの設計、競合分析なども提供しています。
公式サイト:https://moltsinc.co.jp/
SEOを意識したコンテンツ制作が得意|株式会社ウェブライダー
京都市内に本社を構える株式会社ウェブライダーは、コンサルティングのほか、オウンドメディア制作・記事制作・ランディングページ制作などの企画や制作代行サービスなどを提供している企業です。代表取締役の松尾氏は、Webマーケティングを学べる人気の書籍「沈黙のWebマーケティング」の著者としても知られています。
長年SEO業界の第一線におり、SEOを意識したコンテンツ制作に自信があるのが特徴です。実際に、さまざまなヒットコンテンツを抱えているほか、美容関連会社や健康食品会社など、多岐にわたる業界の支援も成功させています。記事制作だけでなく、動画や楽曲などの制作も実施しています。
公式サイト:https://web-rider.jp/
イラストや図版を使ったわかりやすいデザイン|株式会社エコンテ
株式会社エコンテは、東京・渋谷にあるコンテンツマーケティングの会社で、デジタル分野に限らず、さまざまなコンテンツの設計や運用を行っています。戦略から制作、構築、改善、運用と一通りのサポートを依頼することが可能です。
コンテンツマーケティングにおける支援は多岐にわたり、コラム記事やSEOコンテンツといったテキストコンテンツのほか、ホワイトペーパーなどの資料、各種Webページなどに対応しています。強みは、顧客が見たときに瞬時に理解してもらいやすいデザイン。文章だけでなく、イラストや図版を使って表現をしています。
公式サイト:https://econte.co.jp/
▼コンテンツマーケティングの支援会社については、あわせて以下の記事もご参考ください
コンテンツマーケティング支援会社に依頼する前にチェック!
コンテンツマーケティングを成功させるためには、支援会社選びは重要なポイントです。どのような支援会社を採用するか、以下では、支援会社に依頼するメリット・デメリットのほか、支援会社の選び方など、依頼前にチェックしたい事柄を解説します。
コンテンツマーケティング支援会社を利用するメリット・デメリット
大きなメリットの一つが、プロのスキルや経験を活かしたコンテンツマーケティングができる点。コンテンツマーケティングは、自社のみでも始められますが、成功するためには、専門的な知識やスキルが欠かせません。プロに依頼することで、品質の高いコンテンツ制作や運用を行えます。一方でデメリットとなるのが、コストの問題です。費用負担は避けられないため、予算に見合った成果を得られる支援会社を選ぶようにしましょう。
コンテンツマーケティング支援会社の選び方
すでにお気づきの方も多いと思いますが、支援会社ごとに強みや得意分野が異なります。そのため、ランキング上位だからといって、必ずしも自社の事業や目的にマッチしているとは限りません。コンテンツマーケティングにおける方針を明確にした上で比較・検討すると良いでしょう。
ホームページに具体的な導入事例や実績を掲載している会社も多いので、自社のコンテンツマーケティングをイメージしながらチェックしてみてはいかがでしょうか。
また、SEOコンテンツを利用したコンテンツマーケティングを実施する場合、ライティングなども対応できるライターがいるのか、SEOコンテンツマーケの実績やノウハウがあるのかなども確認しておきましょう。
コンテンツマーケティング支援会社を利用する時の成功ポイント
コンテンツマーケティングを成功させるためには、目的や目標を明確にし、支援会社と共有することが大切です。目的や目標があやふやなまま、進めることがないようにしましょう。また、外注する場合もコンテンツマーケティングに関する知識は身に付けたいところ。基本的な知識があることで、支援会社とスムーズな連携が図れるでしょう。
また、コンテンツマーケティングを進める上で、本当に支援会社に依頼するべきか、自社で作成・運用・管理ができないかなども改めて検討するのもひとつでしょう。
あわせて知っておきたい! 自社でもできるアーンドメディア(SNS・口コミ)でのコンテンツマーケティング
ここまで、コンテンツマーケティングの支援会社にまつわる内容をご紹介しましたが、なかには、自社だけで取り組む方法を模索している方もいるのではないでしょうか。ここからは、自社だけでも始めやすく、効果が期待できるコンテンツマーケティングとして、アーンドメディアを使った手法をご紹介します。
アーンドメディアを使ったコンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングには、オウンドメディア運営を始め、さまざまな方法がありますが、消費者自身がネットで情報を検索し、比較・検討を行う現代で注目したいのが「アーンドメディア」です。アーンドメディアとは、第三者が情報発信を行うメディアのこと。SNSや個人ブログ、口コミサイトなどがこれに当たります。
SNSや個人ブログ、口コミなどで消費者が商品やサービスの魅力を発信・拡散する場合だけでなく、自社が依頼しない形で報道やニュースサイトで紹介された場合もアーンドメディアに該当します。以下では、SNSタイプと口コミタイプのアーンドメディアについて簡単に紹介。メディア選択の参考にしてください。
SNSタイプのアーンドメディア
SNSによってできることや利用者層などが異なるため、コンテンツマーケティングに用いる際は、各SNSの特徴を知ることが大切です。代表的なSNSの特徴は次の通りです。
・LINE:ユーザーのアクティブ率が高く、幅広い年齢層にアプローチしやすい
・YouTube:月に20億人以上が利用、視覚情報だけでなく聴覚からもアプローチできる
・Twitter:10代~30代が中心、リツイート機能があり拡散力に優れている
・Instagram:女性の利用者が多い、視覚に訴える情報発信が得意
・Facebook:30代・40代の利用率が高い、実名制のためオフィシャルな発信が多い
・TikTok:10代の利用率が高く、若年層への訴求に向いている
口コミタイプのアーンドメディア
一言で口コミタイプのアーンドメディアと言っても、「価格.com」や「@cosme(アットコスメ)」、「Google マップ」など多種多様なサイトがあります。それぞれ取り扱うジャンルも規模も異なるため、一概にどれが良いということは言えません。自社の商品やサービスに合ったものを見極めることが、口コミタイプのアーンドメディアを活用する上で大切です。
アーンドメディア以外にも、広告を利用したペイドメディアというものもありますので自社にあったコンテンツマーケティング手法を見つけるようにしましょう。
自社に最適なコンテンツマーケティング支援会社を選択
今回は、コンテンツマーケティングの支援会社として大手を含めてた7社を紹介しましたが、このほかにもさまざまな会社がコンテンツマーケティングの支援を行っています。
ランキング上位から闇雲に選ぶよりも、自社に本当に適した支援会社か調査し、見極めることが大切です。本記事を参考に、コンテンツマーケティングの支援会社選びを進めてみてはいかがでしょうか。
コンテンツマーケティングは、きっとあなたのビジネスを成功に近づけてくれるでしょう。