【SEOキーワード選定のやり方】誰でもできる手順を6ステップで解説

Google広告キーワードプランナーimage【SEOキーワード選定のやり方】誰でもできる手順を6ステップで解説

SEO(Search Engine Optimization/検索エンジン最適化)を実施する上で、コラム記事やブログ記事のキーワード選びは最も重要な土台となります。

この記事では、キーワード選定の手順について、事前の準備から具体的な作業工程の一つひとつまで、2026年最新のSEOトレンドを踏まえて丸ごと紹介します。

手順通りに実践すれば、初心者の方でも迷わずキーワード一覧(コンテンツマップ)が出来上がるよう、具体例を交えて分かりやすく解説しました。

選定作業でそのまま使える便利なチェックリストも用意しています。キーワードの選び方を詳しく知りたい方や、作業工程で行き詰まっている方は、ぜひ最後まで読んで実践してみてください。

\ キーワード選定の参考に /

なお、キーワード選定についてさらに体系的に学びたい方は、以下の総合ガイドもあわせてご覧ください。
【2026年最新】キーワード選定総合ガイド SEO対策の基本を徹底解説

目次

キーワード選定ってそもそも何だろう

キーワード選定とは、Webサイトに訪れてほしいユーザーが「どんな言葉で検索しているか」を調べ、上位表示を狙うキーワードを決める作業です。

SEO対策の本質は、インターネット上の膨大なWebサイトの中から、検索エンジンに「ユーザーにとって最も有益なページだ」と評価されることにあります。

そのため、制作者側が「書きたいこと」を無計画に詰め込んでも上位表示は狙えません。ユーザーの知りたいこと(検索意図)に応えるコンテンツを発信することが必須条件です。

「どのキーワード(検索クエリ)で上位を狙うのか」「誰に届けたいのか」を明確にし、最短ルートで成果を出すための第一歩がキーワード選定です。ここで選んだ言葉を軸に、記事のタイトルや見出し、本文を構成していきます。

「検索エンジン=Google対策」で良い理由

日本の検索エンジン市場において、Googleのシェアはパソコン・スマホともに圧倒的で、Yahoo!と合わせると全体の90%以上を占めています。

さらに、Yahoo!はGoogleの検索アルゴリズム(順位を決める仕組み)を採用して検索結果を表示しているため、実質的な仕組みは同じです。

つまり、Googleを意識したSEO対策を行うことが、そのまま日本国内のほぼすべての検索ユーザーへの対策に繋がります。

「SEO対策」と「リスティング広告」のキーワード選定の違い

キーワード選定が必要になるマーケティング施策には、主に「SEO対策」と「リスティング広告(検索連動型広告)」の2つがあります。それぞれの特徴を以下の表にまとめました。

比較項目 SEO対策(オーガニック検索) リスティング広告(検索広告)
掲載位置 広告枠の下(自然検索枠) 検索結果の最上部・最下部(「スポンサー」表記)
費用 クリックされても費用は無料 1クリックごとに広告費が発生
選定基準 ユーザーの悩み解決、網羅性、専門性 購買意欲の高さ、クリック単価(CPC)、投資対効果
成果の持続性 一度上位に入れば中長期的に集客が続く 広告予算を止めると即座に非表示になる

この記事では、中長期的な会社の資産となる「SEO対策としてのキーワード選定」に絞って、そのノウハウを詳しく解説していきます。

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【2026年最新】SEOとは?SEO対策の基本と施策方法、AI時代の最新対策をわかりやすく解説|GMO TECH株式会社

キーワード選定はコンテンツマーケティングの基本

コンテンツマーケティングとは、ユーザーが求めるお役立ち情報をWeb記事(コラム・ブログ)として発信し、自社を知らない「潜在顧客」にアプローチする集客手法です。

売り込み色の強い一般的な広告とは異なり、ユーザーの悩みを解決する有益な情報を発信することで、自社のファン(見込み顧客)を増やしていく役割を持ちます。

例えば、以下のような取り組みがコンテンツマーケティングに該当します。

コンテンツマーケティングの具体例
  • 焼酎メーカー:「料理に合わせた美味しい飲み方」や「シーン別のおすすめ焼酎」を中立的に紹介するブログを運営し、お酒好きのファンを増やす。
  • 人材派遣会社:人事担当者向けに「採用面接の評価ポイント」や「離職率を下げる社内制度」を解説するコラムを運営し、企業の信頼を獲得する。

記事を読んだ人がすぐに購入や問い合わせをしなくても、「役に立つサイトだな」という好印象が記憶に残ります。将来、必要性が生じたときに自社サービスを最優先に選んでもらう状態を狙います。

長期的な集客効果や、キーワード選定のさらに細かいポイントを知りたい方は、こちらの外部記事も参考になります。
参考:SEOのキーワード選定6つのステップ!手順や注意点を解説|デジマケ

キーワードと「メタキーワード」の違いは?

キーワード選定を調べていると「メタキーワード(meta keywords)」という設定項目を目にすることがあります。これは、HTMLコード内に記述する検索エンジン向けのタグです。

結論から言うと、現在はメタキーワードを意識する必要は一切ありません。Googleは「検索順位の決定にはメタキーワードを完全に使用していない」と公式に明言しています。

検索エンジンの性能が低かった大昔は機能していましたが、現在はAIやアルゴリズムが進化し、本文の文脈や専門性を高度に読み取れるようになっています。小手先のタグ設定ではなく、「本当に質の高いコンテンツ」を書くことに集中しましょう。

\ キーワード選定の参考に /

キーワード選定がSEOの成否を分ける理由

キーワード選定をせずに記事を書き始めると、伝えたい軸がブレてしまい、読者の心に響かないだけでなく、いくら記事を書いてもアクセスが増えないという結果に陥ります。

例えば、家具の販売店が「おしゃれな家具」と「かわいい家具」のどちらの言葉をテーマにするか迷ったとします。それぞれの検索回数(月間検索ボリューム)を調査してみましょう。

キーワード候補 月間検索ボリューム(例)
家具 おしゃれ 14,800 回
家具 かわいい 4,400 回

このように、似た意味の言葉でも検索回数には大きな差があります。需要の差を知らずに「かわいい家具」ばかりを狙うと、獲得できるはずだったアクセスの機会を逃すことになります。事前のデータ調査が不可欠である理由はここにあります。

キーワード選定作業の「前」に必要な4つの準備

社内・チーム内での情報共有

いきなりツールの数値を眺めても、自社に最適なキーワードは見つかりません。作業をスムーズに進めるために、自社ビジネスの現状と目標の整理を最初に行いましょう。

(1)商品・サービスのセールスポイントを確認

売り出したいサービスの強み、競合他社よりも優れている要素をすべて書き出します。顧客アンケートや営業現場でのリアルな声を参考にすると、独りよがりではない「本当の強み」が見えてきます。

(2)ウェブサイトの現状をチェック

現在のWebサイトの健康状態を把握するため、GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクス(GA4)のデータを必ず確認します。現状、どんなキーワードで流入があり、どのページがよく読まれているかを検証しましょう。

※数年前のGA4への完全移行に伴い、計測タグの設定ミスによってデータが正しく取れていないケースが稀にあります。SEOを本格始動するこのタイミングで、数値の計測状況に異常がないか社内や制作会社へ確認しておくと安心です。

(3)競合のウェブサイトを調査

市場のライバル企業だけでなく、「SEO上の競合(狙いたいキーワードで既に上位にいるサイト)」を洗い出すことが重要です。

例えば、個人経営の美容室が「ヘアケア 自宅」というキーワードを狙おうとした際、検索上位が大手の家電メーカーや大手コスメ量販店の強力なコラムで埋め尽くされている場合があります。

同じキーワードで正面衝突しても勝つのは難しいため、競合がまだ網羅していないニッチなキーワードへ戦略的にずらす判断が必要になります。

(4)目的・目標を設定し、費用・期間を確認

「特定の商品を売りたい」「問い合わせを増やしたい」など、SEO対策を行う明確なゴールをチーム内で共有します。あわせて、予算や割ける社内リソース(工数)も確認しておきましょう。

記事の執筆や全体の構成設計を外部へ委託する場合は継続的な外注コストが発生しますし、社内で内製する場合もスタッフの業務量を調整しなければクオリティの高い記事は継続して生まれません。

また、SEO対策は効果が出るまでに最低でも数ヶ月〜1年の期間を要します。「3ヶ月ごとに中間成果を確認する」といったスケジュール(KPI)をあらかじめ設定して取り組みましょう。

関連記事:
SEO対策で効果が出るまでにかかる時間はどれくらい?最短期間で効果を出す方法を徹底解説!

キーワード選定には時間がかかって当たり前!

SEOの専門家であっても、キーワードの選定作業には多くの時間を費やします。数値を一括で出すのはツールで自動化できますが、自社のビジネスに合うかを1つずつ目視で精査する作業は、人力で地道に行うほかないからです。

ここで手を抜いてピントのずれたキーワードを選んでしまうと、その後にどれほど時間をかけて記事を書いても誰にも読まれないページになってしまいます。

「初期のキーワード選定を丁寧に行うこと」こそが、最終的に最も楽に、最短でSEOの成果を出すための成功法則です。

実践!キーワード選定の手順 6ステップ

キーワード選定 6ステップの全体像

準備が整ったら、いよいよ具体的な選定作業を以下の6つのステップに沿って進めていきましょう。

1.ターゲット(ペルソナ)の悩みを具体化する
2.軸となる「メインキーワード」を洗い出す
3.ツール等を使って「関連ワード」を抽出する
4.「検索ボリューム」を調査してシートにまとめる
5.各キーワードの「競合性」を確認する
6.自社に最適なキーワードへ「絞り込み」を行う

では、ここから解説していきましょう。

1. ターゲット像を明確に設定し、理解を深める

まずは顧客となるペルソナの属性や興味、抱えている悩みを具体化します。この作業は担当者1人で行わず、部署を超えた複数人でディスカッションするのがおすすめです。視点が増えることで、隠れたニーズを見つけやすくなります。

特に「Q&Aサイト(Yahoo!知恵袋など)」や「SNS」で自社サービスに関連するネガティブな言葉(例:「〇〇 デメリット」「〇〇 失敗事例」など)をリサーチすると、ユーザーが本当に困っているリアルなお悩みキーワードのヒントが集まります。

2. メインのキーワードの洗い出し

次に、サイトの大きなテーマとなる、検索数の多そうな「広めのキーワード」をいくつか洗い出します。

例えば、不動産業界であれば以下のような言葉がメインキーワードの候補になります。

  • 「分譲マンション 新築」
  • 「住宅ローン控除」
  • 「中古マンション 横浜」

この段階では数を絞り込まず、まずは広めに・多めに候補をリストアップしておくことが鉄則です。出し終えたら「ローン関連」「エリア関連」のように、ざっくりとカテゴリーで分類しておきましょう。

3. 関連ワードを出していく

決まったメインキーワードを軸にして、ユーザーが一緒に検索しそうな「掛け合わせワード」を抽出します。例えば「住宅ローン控除」が軸なら、以下のような言葉が関連ワードです。

掛け合わせ関連ワードの例

「住宅ローン控除 条件」「住宅ローン控除 シミュレーション」「住宅ローン控除 ふるさと納税」「住宅ローン控除 所得制限」など

まずは無料のツール(Googleキーワードプランナー、ラッコキーワードなど)を使って一括でリストを出力し、ダウンロードしたデータをエクセルやGoogleスプレッドシートに統合します。

ツールによる機械的な抽出だけに頼ると競合サイトと全く同じラインナップになってしまうため、顧客の視点に立って人力でオリジナルの掛け合わせキーワードを追加する作業も並行して行いましょう。

4. 検索ボリュームを調査する

集まったキーワードが「月に何回検索されているか(月間検索ボリューム)」を調査します。この数値を見ることで、そのキーワードにどれだけの市場需要があるかがひと目で分かります。

数値の取得にはGoogleキーワードプランナーや、各種の有料SEOツールを使用します。ツールで一括出力した場合は自動的にデータが含まれていることが多いため、人力で足したキーワードの数値のみを個別に調べてシートに追記していきましょう。

5. 競合性をチェックする

検索上位を狙う難易度は、ライバル他社がどれだけそのキーワードに対策しているかによって大きく変わります。キーワードプランナーに表示される「競合性(低・中・高)」の指標を確認しましょう。

また、実際にGoogleで検索した際、検索結果の最上部に「スポンサー広告」が3つも4つも表示されるキーワードは、多くの企業が費用を投じている競争率の激しいキーワードであり、SEOでの上位表示難易度も非常に高いと判断できます。

6. キーワードの絞り込みと選定

最後に、集まった膨大なリストから、実際に記事を書くべきキーワードを絞り込んで優先順位をつけます。絞り込みの際は、以下のようなキーワードを避けるのが基本方針です。

除外すべきキーワードの基準
  • 検索ボリュームが少なすぎる(月間0〜10回など):上位表示できてもアクセスが期待できません。(※ただし、購入意欲が極めて高い3語以上の「ロングテールキーワード」は例外として残します)
  • 競合性が高すぎるビッグワード:ドメインパワーの強い大手公式サイトが上位を独占しているため、初期段階で狙うのは避けます。
  • 自社の売上(コンバージョン)に繋がらないキーワード

特に「売上に繋がるか」という視点は重要です。例えば、不動産販売をメインとする企業が、地域での知名度向上のために毎年、地域イベントを支援しているとします。

だからといって「横浜 フリーマーケット」という検索ボリュームのあるキーワードを狙って記事を書き、検索1位を獲得できたとしても、そのユーザーの意図はフリマの開催情報を知りたいだけであり、不動産を買いたいわけではありません。アクセスは増えても、最終的な問い合わせには全く繋がらないため、今回の目的からは除外すべきです。

このように、データと検索意図の双方から精査し、最終的に残ったキーワードのリストをチームで共有しましょう。このシートに実際の記事タイトルや進捗状況の管理欄を付け加えれば、そのまま「コンテンツマップ」として機能します。

\ キーワード選定の参考に /

2026年最新:キーワード選定に役立つおすすめツール一覧

キーワードの抽出やボリューム調査を効率化するために、Webマーケターが実際に使っている信頼性の高いツールをまとめました。自社の予算や用途に合わせて選択してください。

ツール名 料金体系 主な用途・おすすめポイント
Googleサーチコンソール 完全無料 自社サイトへ実際に流入している「生きたキーワード」の分析
Google広告キーワードプランナー 基本無料 月間検索ボリュームの調査、競合性の確認(王道の必須ツール)
ラッコキーワード 無料版 / 有料プランあり サジェストキーワードの網羅的な一括出力、見やすい日本語UI
パスカル(Pascal) 有料(体験版あり) キーワード抽出、検索意図のAI分析、競合サイトの徹底調査を自動化
Ahrefs(エイチレフス) 有料 世界最大級のデータ量を誇り、競合サイトの獲得キーワードを丸裸にする

各ツールの具体的な使い方やさらに詳しい比較を知りたい方は、以下の個別解説記事も参考にしてみてください。

関連記事:【2026年最新】SEO対策・キーワード選定のおすすめツール10選を徹底紹介

まとめ:正しい手順を踏めば、誰でも効果的なキーワード選定はできる

キーワード選定の全貌を見て、その地道な作業量に少し驚かれたかもしれません。確かに気軽にできる簡単な作業ではありませんが、今回紹介した6つのステップ通りに進めれば、誰でも必ず成果の出るキーワードマップを完成させられます。

キーワード選びで最も大切なのは、高度なITスキルではなく、「自社の商品への深い理解」と「ユーザーの気持ちにどこまで寄り添って想像できるか」というマーケティングの本質です。顧客に一番近い距離にいる皆さんだからこそ、自社に本当にフィットした最適なキーワードを見つけ出すことができます。

資料ダウンロード:【SEOキーワード選定手順】チェックリストPDF

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