Googleが定める『良質なサイトを作るためのアドバイス』

lgf01a201409110100Googleは、2012年のパンダアップデート後に「良質なサイトを作るためのアドバイス」というコンテンツをウェブマスター向け公式ブログでアップしています。

おそらく、パンダアップデート後に世界中のウェブマスターからパンダ対応の質問が一斉にGoogleに来たため、そのヒントとなるコンテンツを公開したのではないかと思いますが、この記事内で「良質なサイトを作るためのアドバイス」について箇条書きで書かれています。
※以下、抜粋

  • あなたはこの記事に書かれている情報を信頼するか?
  • この記事は専門家またはトピックについて熟知している人物が書いたものか?それとも素人によるものか?
  • サイト内に同一または類似のトピックについて、キーワードがわずかに異なるだけの類似の記事や完全に重複する記事が存在しないか?
  • あなたはこのサイトにクレジット カード情報を安心して提供できるか?
  • この記事にスペルミス、文法ミス、事実に関する誤りはないか?
  • このサイトで取り扱われているトピックは、ユーザーの興味に基いて選択されたものか?それとも検索エンジンのランキング上位表示を目的として選択されたものか?
  • この記事は独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などを提供しているか?
  • 同じ検索結果で表示される他のページと比較して、はっきりした価値を持っているか?
  • コンテンツはきちんと品質管理されているか?
  • この記事は物事の両面をとらえているか?
  • このサイトは、そのトピックに関して第一人者(オーソリティ)として認識されているか?
  • コンテンツが外注などにより量産されていいないか?
  • 多くのサイトにコンテンツが分散されていないか?
  • 記事はしっかりと編集されているか? それとも急いで雑に作成されたものではないか?
  • 健康についての検索に関し、あなたはこのサイトの情報を信頼できるか?
  • サイトの名前を聞いたときに、信頼できるソースだと認識できるか?
  • 記事が取り上げているトピックについて、しっかりと全体像がわかる説明がなされているか?
  • 記事が、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか?
  • ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?
  • 記事のメインコンテンツを邪魔するほど、過剰な量の広告がないか?
  • 記事が雑誌、百科事典、書籍で読めるようなクオリティか?
  • 記事が短い、内容が薄い、または役立つ具体的な内容がない、といったものではないか?
  • ページの細部まで十分な配慮と注意が払われているか?
  • このサイトのページを見たユーザーが不満を言うか?

 

書いていることは分かるのですが、どうも煩雑しているのと、内容が重複している感がありますので、グループに分けてみました。

グループA:サイトの信頼性
グループB:コンテンツの専門性、オリジナル性
グループC:コンテンツの書き方、テクニック
グループD:ページのレイアウトや文法
グループE:コピーコンテンツ

なんとなく整理ができた感があります。
ここでは、上記グループAの『サイトの信頼性』について分析してみました。

 

Googleの「信頼性の高いサイト」を分析してみた

前述のGoogle「良質なサイトを作るためのアドバイス」」のなかで、”サイトの信頼性”に関するものを抜き出してみました。※以下、箇条書き

  1. あなたはこの記事に書かれている情報を信頼するか?
  2. あなたはこのサイトにクレジットカード情報を安心して提供できるか?
  3. コンテンツはきちんと品質管理されているか?
  4. 健康についての検索に関し、あなたはこのサイトの情報を信頼できるか?
  5. このサイトは、そのトピックに関して第一人者(オーソリティ)として 認識されているか?
  6. サイトの名前を聞いたときに、信頼できるソースだと認識できるか?
  7. ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるような ページか?

 

サイトの信頼性を高めるには、2つの方法があります。 ひとつは、サイト内部のセキュリティーを高めること、もうひとつは、サイト外部からの信頼を得ることです。

信頼性をサイトの内外にアピールするひとつの手段として、SSL(Secure Sockets Layer)があります。
2014年8月、Googleは、SSL化されたWebサイトをSEOの評価として優遇することを発表しました。
SSLでサイト情報やユーザー行動などを暗号化することは、サイト内部のセキュリティーを高めることになります。 また、サイト内に会社の電話番号、住所などを掲載することやプライバシーポリシーページを作成することなどもサイト内部の信頼性を上げることにつながります。
このようなサイト内部のセキュリティーを高めることは、上記Googleリストの1〜3番目の解決になります。

では、サイト外部からの信頼性を高めるにはどうしたらいいのでしょうか?

サイト外部からの信頼性を得るためには、まず、サイトのコンテンツを外部にアピールする必要があります。
群を抜いて良質な、誰も書いていない尖った切り口のコンテンツであれば、自分が何もしなくても口コミで多くの人がブックマークやSNSなどで拡散してくれるかもしれません。しかし、そんな良質のコンテンツを継続的に生み出すことは難しいのが現実です。
そこで、作ったコンテンツを外部にアピールする工夫を考える必要があります。

SNSボタンを設置する

まず、簡単にできることとして、ページの下部にSNSボタンを設置します。

SNSボタンを設置することで、ユーザーの拡散率が上がり、上記Googleリストの7番目の手助けにもなります。
また、ユーザーに「このコンテンツの内容は信頼できる」と思わせるためには、ユーザーに対して何かしらの”シグナル”が必要になります。
つまり、ソーシャルボタンを設置して、いいね!の数が見えるようにすることで、コンテンツの信頼性が確認でき、上記Googleリストの4番目の解決になります。ただし、そのためには、いいね!の数がある程度ないとダメですが、これは、後半でお話しします。

さらに、自社のFacebookやtwitterアカウントでも発信することを忘れないでください。良いコンテンツを作成したら、積極的に自分からアピールしてください。

「カタマリ」理論で、まずは小さな業界の第1人者になる

Googleのスパム対策チームのリーダーで、検索品質チームとともに検索エンジン最適化問題の対策にあたっているマット・カッツ(Mat Cutts)という人物がいます。
彼は、Googleの検索アルゴリズムに関しての講演の場で度々「カタマリ」理論について話をしています。

「カタマリ」理論とは、サイトを運営する際に”広く浅い”情報を発信するのではなく、”小さく深い”情報を継続的に発信することで、ある特定の業界の第1人者になるように務めるという理論です。

「カタマリ」理論は、ナムコがPlayStation2向けに発売した塊魂(カタマリダマシイ)というゲームから来ています。
塊魂(カタマリダマシイ)は、コントローラーを使って塊(カタマリ)を動かしモノを巻き込み大きくしていくゲームです。
最初は小さいモノしか巻き込めませんが、最終的には人・車・ビル・飛行機・自然現象まで巻き込めるようになり、最後に塊を夜空に浮かべ、星空を再生させるというストーリーです。

つまり、最初から大きなトピック(ビルや飛行機など)から始めても、自分が小さなうちは巻き込めないので、まずは、小さなトピック(石や草など)から始めて、そのトピックの第1人者になることが重要とマット・カッツは言っています。
これを継続していけば、そのうち徐々に大きなカタマリとなり、最終的に大きなトピック、つまり、ビッグキーワードでも上位表示されるようになるということです。
この「カタマリ」理論が意味するのが、上記Googleリストの5〜7番目です。

まとめ

上記の検証から、サイトの信頼性を上げるためには、次のことを意識してサイト運営を行えば良いといえます。

  • SSLなど、セキュアな環境でサイトを運営する
  • コンテンツページには、SNSボタンを設置する
  • 自社のFacebookやtwitterアカウントでも積極的に発信する
  • “小さく深い”情報を継続的に発信して、トピックの第1人者になる

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